なぜ「ファッション」と「アート」というテーマで、私にコラム依頼が来たのか未だにナゾ。正直なところ、「ファッションのヒト」でもないし、アートにも特に詳しくもない。そんな私がこのコラムを書くにあたって、普段あまり使っていないと思われる脳を(ほんのちょっぴり)使い、たどたどしい文章で申し訳ないのだけど、その辺りをご考慮の上、さらりと読んで頂けたらな。と。申し遅れました、私m.y.k.という名前でdjをやらせて頂いたり、昨年には初となるMixCDをリリースしたり(JET SETさんでも完売御礼!)、福岡を拠点に活動したり、生きてる意味の90%は恋愛だ!と断言する女子でございます。どうぞヨロシクお願いします。
vol.01となる今回は、私がこれまで(結構長い)音楽人生の中で「ファッション的に」も勿論含めて、そのライフ・スタイルや独特の感性に影響されたガール達をご紹介。
まずは、80年代のティーン・エイジャーのお洒落バイブルだったと言える青春映画「プリティ・イン・ピンク」('86年) の主人公を演じたモリー・リングウォルド。

古着をリメイクしたチープシックでラブリーなスタイリングは、当時のファッション雑誌「Olive」にも取り上げられたりして、(プチ)オリーブ少女だった私は猛烈にモリーを崇拝しちゃうわけ。これといって美人でもないモリーが着こなすファッションは、まさにリアルで等身大な女の子そのもの。ちょっとだけ頑張れば、みんなモリーになれた!そばかすだらけの顔も、赤毛のクリクリ・ヘアーも、女の子がコンプレックスだと感じてる部分を前面に押し出しちゃえば、それが魅力となる事も!って、今書きながら私もなんだか元気出てきたよ 笑。ちなみに昨年、広島のレコ屋で映画のサントラを見つけた時は、10代の頃のピュアな私にタイム・スリップしてしまった...、事も付け加えておこう。で、そのサントラの中身も最高で、タイトル曲を歌うPsychedelic Fursをはじめ、New Order、OMD、Belouis Some、INXS、Echo & The Bunnymen、Suzanne Vegaなど、個人的にヨダレ物。
映画のシーンも時折出てくるPhychedelic Furs / Pretty In
Pinkのダサ・キュートPV。観ていたら、思わずジャケットを腕まくりしたくなるんだけども。
続きましては、言わずとしれたSonic Youthのキム・ゴードン。

基本的にベースが女子(他、Pixes / Breedersのキム・ディール、Smashing Pumpkinsのダーシー、Seagull Screaming Kiss Her Kiss Herのナオちゃん等)で私の中でオールオッケー。その中でももはや「神」がキム・ゴードン御姉様。彼女が初期のX-girlに携わっていたのは有名な話だけど、その頃キムに憧れ、私もX-girlのTシャツにタイトなミニスカート、足元はスニーカーというスタイルで、ライブやクラブに遊びに行ってたっけ。未だにキム御姉様は、生足でミニスカートを履いてるし、ワンピースでベースを引いている。そして、ジャケットのイラストも描いたり、アートブックを出したりとアート面でも評価が高い。さらに、旦那がサーストン・ムーアで、一人娘もいる。って・・・
か、か、か、か、かっこよすぎる!!!
冷静に書いていた筈なのに、やはりキム御姉様の事を思い浮かべ出すと、私の中に潜んでいる情熱=パッションが自然と湧き出て、何かしらエネルギーになるからスゴイ。こんな素晴らしい女性がいるってだけでもパワー出てくる!ホント、素直にね。
キム御姉様がヴォーカルを取っているSonic Youth / Sacred TricksterのPV。モード界へのアンチテーゼ、的な。
そして最後に紹介するのが、私が女(の子)として常に憧れの頂点であるシャルロット・ゲンズブール。

父がセルジュ・ゲンズブール、母がジェーン・バーキン。あぁ、それだけでもこの人がこの世に生まれてきてくれてよかった。父譲りの独特の雰囲気と、母譲りのアンニュイさ。ルックスもスタイルも生き方も作品も、すべてが私の中でパーフェクト。生まれ変われるとするならば、私、シャルロットになりたかった。例えば、何の変哲もないまっさらなシャツにデニム、コンバースのハイカット・スニーカーとか、タンクトップに細身のジーンズにヒールとか、シンプル極まりないファッションでも、シャルロットが着こなせば彼女の魅力によって最大限にファッショナブルになる。服に着られるんじゃなくて、着る人自身の魅力でさらに際立つ。そう、これこれ!私が目指しているもの!前述に書いたキム御姉様もこれを持っている。そうかぁ、なるほどね、何だか最近「ファッション」っていう単語だけを毛嫌いしていたんだけど、こうやって自分が憧れている女性を掘り下げてみると、自分らしい生き方とか自分らしい着こなしっていうのが自然と判ってくるもんなんだ。このコラムを書きながら、気づいてしまった!!!
Beckがプロデュースした新しいアルバムも良いけど、Airがプロデュースした「5:55」が大好き。シャルロットはモノクロがよく似合う。
なんだかvol.01から自己中心的な文章になってしまいましたが、毎回何かが生まれそうなこのコラムが非常に楽しみになってきました。文章といい、音楽やアートの作品といい、人と人との出逢いといい、やっぱり何かが生まれる瞬間って、実にエキサイティングな体験。こんな機会を与えて頂いたJET SETさんに多謝でございます。ほんとはもっと音楽の話題をしてもよかったんだろうけど、まぁその辺は私のブログをチェックしていただければ~と。さてさて、最後に最近気に入ってる音楽チャートなんかも載せつつ、次回はまた雰囲気を変えて書こうと思いますので、今後ともヨロシクお願いしますね☆