第2回目は、言葉と色とコラージュを散りばめた アートブック(サウンドトラックCD付)です。
私たちは、「ノイズ本」と呼んでいます。
作品のタイトルは、「Walks Out From The Voice」。
日本語にすると、「声の中から歩き去る」。
私たちが耳を傾ける、誰かの声や言葉。
信じたり、信じなかったりするもの。
天使の声と悪魔の声。
祈る声。
嘘の声。
本当の声。
誰にも届ける必要のない声。
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何か小さくて、でも存在感があるおもしろい本が作りたいなと思っていて、音が鳴ればなおよし、という感じだったんですが、さすがに子どもの教育本みたいな音の仕掛けをDIYするのは無理でしたので、今回はCDを付けることにしました。
曲はもちろん新曲で、1曲収録なんですが、なんとその曲、10分40秒あります。この本をゆっくり眺めてもらう間に聴いてもらいたいです。
ギターと声だけで構成された曲で、ギターの重ね録りにとてもエキサイトしました。
この本に合う曲のイメージをアミちゃんと話し合い、そのイメージを頭の中に留めた状態でGarage Bandに向かい、とりあえずギターだけで音をのせて作り始めたのですが、“曲”を作るというよりも“音”を作るという気持ちだったので、実験的にどんどん進めていくとものすごく楽しくなってきて、止まりませんでした。その結果の10分40秒です。
今回いろいろ試してみて、ギターって、ドラムみたいな音も出すんだな~という発見をしました。
そして、本。
これは相変わらずとても時間かかってます。
まず、ベースとなるまっさらの本を準備。
そこに、イメージのおもむくまま、コラージュ。
言葉や絵や写真を使って、私たちの頭の中の一部分を少しずつ散りばめました。

スタジオでもコラージュ。

そして、彩色。
アミちゃんはもともと絵を描く人なので、いろんな種類の絵の具を持っていておもしろい。ゴールドのラメのやつとか、すごいきれい。絵の具の使いこなしっぷりはさすが。


本の中身が完成したら、表紙作り。
ここでもひたすらコラージュ&彩色。
意識したのは、ちゃんと中身を物語るような「表紙というオーラを出す」こと。

表紙をめくったところに、CDを入れるための不織布を貼付けます。

CD-Rの盤面に、スタンプを。

本の背表紙にもスタンプを。

そして完成品がこれです!


中身をチラッと。

今回も、自分たちが欲しいと思える作品にちゃんと仕上がって大満足。
ひとつひとつをじっくり作ったので、やはり量産はできず、かなりの数量限定です。
ナンバリング入れました。
もちろん、1冊ずつすべて異なる内容&表紙で、CDもこの本のためだけのものなので、他では出せません。
自分たちにとっても、すごくスペシャルなものになりました。
ぜひ実物を手に取って、全部のページを見てもらいたいです。作りたての新しい音楽を聴いてもらいたいです。そして、頭の中に浮かんでくる声に耳を傾けてもらえればと思います。
SHE TALKS SILENCE
[WALKS OUT FROM THE VOICE]