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FUNKY DL

2003-03-01

本国UKのみならず、特にここ日本において絶大な人気を誇るFUNKY DL。自身の運営レーベルWASHINGTON CLASSICSのみならず、こちらも同じ層に人気のレーベルであるHYDE OUT等にも数々の音源を刻み込むというその圧倒的な多作ぶり(それは才能とそこに付随するアイデアの枯渇が無いことを意味する)といい、耳辺りが良く安定したオードソックスなスタイルの中に、確実にBボーイ的なツボを忍ばせる心憎いライミングといい、そして何といっても彼が多大なる影響を受けたと思われる、ニュースクール的な円熟と洗練を内包するサウンドの肌触り―'70年代のソウルやファンク、ジャズファンクといったお約束ラインに留まらず、'50年代〜'60年代のスタンダードジャズ音源あたりまでを平気で素材として捉えてしまうような、ラグタイム感溢れるネタ使い―といい、これら全てが彼のこうした人気を支える大きな要因を構成しているのではなかろうか?

TEXT: MASAAKI MATSUURA(JET SET TOKYO)