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BREAKCORE 特集

2003-09-02

BREAKBEATSのカッティングエッジ、もしくはエレクトロニカ世代のレイヴサウンド、最先端・最高速のDANCE MUSIC "BREAKCORE"って一体何者なのでしょう?音楽的にどこからがと定義するのが難しく、何なのかよくわからん。というのが正直なところですが、レゲエ・ヒップホップ・ブレークビーツ・ジャングル・ガバ・エレクトロ・IDM・エレクトロニカなどの交差点?な音的には雑多を極めているものです。SHIRO THE GOODMANやDJ RAPTUREといったDJたちは基本的にはJUNGLE,D'N'B+ガバ的なリズムを主体とし、そこにメジャーヒップホップのアカペラやダンスホールレゲエのアカペラもしくはリディムを絡めてしまったり、ターンテーブルはピッチを大きく可変可能なものを利用し、ありえないような曲同士をMIX・ブレンドしつづけ、時に原曲を想像不可能なほどに変化させて再生します。曲のどこでMIXされたのかわからないくらいスキルフルなMIXもあいまってクラブで聴いた時の高揚感はなんとも例え難い様子です。それはブレークビーツのレコードを45回転で再生し、アシッドハウスとMIXしてラガMCが煽っていたという初期UK JUNGLEのスタンスにも近いように思えます。十把一絡げにすると嫌がる人も多いだろうし、実際に別物になってくるのですが、D'n'Bが流行っていた頃のWARPというか(WARP CHILDRENという言葉で評される事もあったそうです)APHEX TWIN〜ドリルンベースという言葉あたりの音や、さらにATARI TEENAGE RIOTが一世を風靡していたDIGITAL HARDCORE、関西シーンではヴァーチャコアと呼ばれていたサイケアウツの音などがD'n'B〜BREAKCOREへの中継点として考えられるのではないでしょうか。ブレークコアはシーンと言えるほど大きくはないですが、日本・アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・オランダなどで少しずつそれらのサウンドに影響を受けたレコードがリリースされています。ただ先ほども述べたとおり、「音楽的にこう」というものでもないので、レコードを数枚買っただけでは「うーんガバ+ジャングル?」て感じで今一ピンと来ないであろうと思われます。結局は現在進行形のDANCE MUSICなのでCLUBに足を運び体感するのが一番理解しやすいでしょう。これもそう数が多いわけではありませんが、東京ではROMZ関連の出演するパーティは結構ありますし、大阪ではMIDI-SAIなど。JET SETでもリコメンド中のSHIRO THE GOODMAN MIX CD"踊り狂って飯が腐るのだ"は音的にかなりその真髄らしきものを捉えた内容です。やはりそこはDANCE MUSICなので家庭のCD PLAYERから聴いた場合その魅力の全てが伝わるというものでもありませんが、新しくもないようで新しいDANCEカルチャーの形成されつつある様子が伺えるでしょう。実際にNYのエレクトロニカ〜IDM系のお店ではかなりBREAKCOREが展開されており、なんとなくですが形となっているようです。今のところ興味があってもこの辺の造詣を深めるためにこれといった情報源がしっかりあるわけではなく、聴く人の音楽的な背景によってもどこを重要とするかが違ったりしていて、ある程度は自力で判断して楽しむしかないようです。レコードも紹介してますがあくまでこの店にあるもののなかから独断と偏見でという感じなので参考程度にお楽しみください。QUICK JAPAN誌でも強力に特集されているので興味があればチェックしてみてください。

TEXT: TAMURA [JET SET NY OFFICE]

まずコレ的なブレークコア

そしてコレ的なブレークコア

さらにコレ

まだ飽き足らなければ

実際手に入りづらいレーベルのものも多いんですよね…

とりあえずサイトの方で音聴けるトコ多いのでこの辺もチェックしてみてください。