Latin Hiphop / Freestyle〜TM network
昨今のイタロ・ディスコ再(初?)評価の先にある物の1つにLatin Hiphop / Freestyle物があると思うのですが、今回はその辺から出発して脱線したいと思います。
オールド・スクール / エレクトロ聴取研究の過程でLatin Rascals関係やJellybean等に流れるFreestyleへの道……というのももちろんあると思うのですが、今回はイタロ・ディスコ受容耳後、ある部分で隣接するFreestyleの下世話 / ポップ中のエグさに焦点を絞りミニ・コンポにディスクを挿入!
先ずはGlen Medeiros。混血ティーン・アイドル的存在から現在では王道シンガーに安定化しているみたいですが、初期作では音階のついたボイス・サンプルやファンキー・シンセ、ニュー・ジャック的ハネ等がエグいことになってますっバビュン!Freestyleミドル・スクールでは哀愁優男Noel路線ではなく、マッチョ・ロッカー・ライクなファンキー野郎Dino路線ですね?こっちのほうがケンカ強そう。そんなメンズ・ボーカルDino派にお勧め。
お次はもっとラテン寄りのグループ"Bandera"を聴いてみようズボッ。1stアルバムしか存在を確認してないのですが、インナーにある解説によるとMiami Sound Machineの弟分グループとの事。なるほどしかし音楽性はMiami Sound Machineよりも更に広がりがある。哀愁に走らない楽天的なキーボード・サウンドと伸びやかな島系メロはミーのエレクトロ・セット一服の清涼剤として機能中です。
ででで待って下さい!国内にもこうゆうFreestyle世界を取り入れていた超有名グループTM networkという存在があるんです!初期TM楽曲は小室サウンドTrf以降のハイパー・ユーロ?サイバー・トランスとは又違った小室クリエイティビティが炸裂していて超危険なんですよ!初期TMのトロピカル記号が散りばめられたシンセ・ポップの数々は今また再評価しなければいけない新しさに満ちています。
「永遠のパスポート」(アルバムChildhood's End収録)では氷がカランというイメージのシンセSEが超むずむずハート・カクテルなミッドテンポFreestyle、「Kiss You」(アルバムHuman System収録)ではJellybean直系とも思える固めのビートに全編サイバーなリリック展開が冴えるFreestyleエレクトロ。「Passenger」(アルバムGorilla収録)ではちょっとぎこちないシンコペイトにウツ(vo)とファンキー・シンセの掛け合いが愛くるしくも狂おしい隣接イタロ感…ただ残念なのはUTUが優男Noel路線なんですね??すなわち初期TM楽曲をマッチョ・ファンキーDino路線で歌ってもらえると(久保田利伸とか中西圭三でもいいんですけど)俺好みのパーペキJ-Freestyleが完成するんだけどなー。それにしてもDMX Krew新譜 / Kiss GoodbyeのFreestyle含有率がイタロ成分に負けず劣らず凄いですね。ね。ね。




