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Electro/Headz
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Techno
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House
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Upper House/Pop Dance
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Big Beat/Mash Up
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Rock/Indie 00's
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Rock/Pops 60's~90's
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Jazz
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Soul/Funk
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さて…第一回「レコードの巻」が終わった段階で早くもネタ切れの気配を薄々感じていたワタクシでございますが、木を見て森を見ずといいますか、灯台元暗しといいますか、レコードよりももっともっと行列を作るべき少数派が存在しました。
女ラッパーでございます。日本人の女の歌う日本語のラップをする人たちです、外人は除き、日本のHIPHOP史において女ラッパーとは、現れては消え、消えては現れる蜃気楼的な存在で、なかなか腰を据えて活動し続ける人が少ない。
少なくとも、私にとって「あんたこそ元祖女ラッパーだよ姉さん!」と呼べる先輩が存在しないのが悲しい、非常に悲しい現実だ。
昔いた同志もとうに姿を消し、もはや自分に女ラッパー最長老疑惑が出る始末……。
何故だ??
まぁそもそも、男社会であることは否定できない。「女には無理」の「ムリ」をひっくり返して「ムリじゃない」という意味をこめて「リム」と名乗ったMCがいたくらいだ。
彼女は私が高校生の頃、とても話題になっており同じくラップをしていた私は「負けないぜチキショー!!」と思いつつも、同じ女性でラップをしている人が話題になり活躍していることを心強く思っていたのも確かで、いつか会いたい人リストに入っているのだが、今、どうしているんだろうか。
自分においては、ラップを始めてから今に至るまで女として不利を感じたことはまるで無かった。それどころか、同じことをやっても確実に女の方が目立つし、男同士のややこしいセンパイコウハイ関係やら力関係を横目に「男って大変ねー」とボヘボへしていられたのも、私が女だからだ。だからこそ、誰にでも言いたいことを言わせてもらってきたし、音楽とは無関係のところで勃発する人間関係のイザコザも、周りの男子諸君に比べれば格段に少なく、なかなか快適に音楽活動をさせてもらってきた。
まんず、皆さんにもっと感謝せねばなりませんね、ハイ。
さぁ、では何故に何故に女ラッパーは消えゆくのだろうか。
ひとつ考えられる原因として、女には結婚・妊娠などのライフ・イベントが多々ある。私はどちらも経験がないのでギャアギャアとラップし続けているが、恐らくそういった節目で音楽活動を断つ女性はラップに限らずたくさんいるだろう。
だが、思うのは…男でも同じことであろう、ということだ。
確かに、実際にお腹を大きくして、激痛の末、子供を生むのは女だ。
しかしながら、父親となった男には金を稼がなければいけないプレッシャーがあるであろうし、その時点で音楽で有り余るほどの金が儲けられていれば話は別だが、家族のために就職して昼間働き夜は家族と過ごすという家庭を築くために、音楽を断つ者もあるであろう。
むむむ…では、なぜ女ばかりが消えゆくのか。
あ、そうか、割合にしたら男女同じかもしれない。絶対数が少ないだけか??
そうだ、女ラッパーの出現には波がある。
私がラップを始めた96年頃は、高校生がパーティーをやる集団に、各1人くらいは女のラッパーがいたように思う。2000年に入ると激減。この頃自分もバンドやったり、混乱の末にわけの分からんシャウトしたりしてて、ラップとは縁遠いところで意味不明な音楽をやっていた。04年、自分がファーストアルバムを出した頃は降神などのいわゆる「ザ・Bボーイ」ではない文学的な優しさを持ったラッパーが出現してきて、その辺から女子率がまた上がってきた。
こう見ると、だいたい4年周期くらいで女ラッパーは増えるみたいだ。(ほんとかよ!)
となると、今年は2008……周期キターツ!!!
つい昨日も、ラップをしているCOPPUという女の子のイベントでライブをしてきたばかりだ。昨日はDELLELAという女子ユニットも出ていたし、女子が活躍してることが嫌でもわかるイベントだった。ちなみにDELLELAのDJのYOKO aka 汁は「黒道の妻たち」という女子オンリー・イベントを主催しており、骨太で個人的に最も気合を感じる女DJだ。
他にもコマチやANTY the 紅ノ壱の最近の活動は見てのとおり活発で、その周りに予備軍がウヨウヨいるのも見てとれる。地方にライブに行ったときも、「私もラップしてます」って女の子が見に来てくれることが増えてきた。私が10年ちょっと見渡してきた中で、今一番女ラッパー人口が多いんじゃないかと思う。喜ばしい事態だ。
さぁ、こっから何人が10年後にもラップしてるかってことだ。
被害妄想にとりつかれることなかれ、己を妨げるものなど何もない。
何だって言えばいい、女は感情のイキモノなのだ。
そう、奈良の布団叩きオバサンが前に騒音を出しすぎて逮捕されたが、女は感情を溜め込みすぎると悲しみの鬼になる。奈良の布団叩きオバサンも、ああなる前に是非ラップに出会って欲しかったものだ。(ちなみに彼女が大音量で隣人に向けてラジカセから発していた音楽はヒップホップ、もしくは激しめのR&Bだったのが大いに気になる)
ラップはそれぞれの生活に密着したブルースだ。小さな感情を隠す必要などない。
自分は、本当はどんなことを思っている生き物なのか、書いてみりゃ分かってくる。
危うくアンバランスで、常に絶滅の恐れがある女ラッパー達。
私が歌い続ける限り、絶滅はしない。
と、全員が思い続け、叫び続けることが我ら少数派の種を守ることに繋がる。
ま、そんな壮大な物言いはさておき、そのびっしり書いた手帳の中身をビャーッと叫んでしまいましょう。
吐き出さないと感情が重過ぎて歩けなくなっちゃうよ。
あなたにもワンマイク、アゲターイ。
ってことで、また次回!