route REPORT ARCHIVES

black black / 2006-07

LAのハイプなバンド、とは言っても、ここ京都では夏休みを利用して日本旅行に来たただの子供達、そのついでにライヴもやります、ってな感じにしか見えないblackblack一行。米国音楽がスタートしたMATHOMレーベルからの第一弾リリースを飾る新感覚バンド!な訳ですが、USインディーなノリからはちょっとかけ離れた対バン陣と共にお送りしてみました。まあしかし、結局の所、お姫様や骸骨ルックに扮装し熱演するディーヴァ&ローラ姉妹の可愛さに、会場全員否が応にも納得させらてしまったというか…、ある意味ズル過ぎる3人組みでした。何はともあれ、彼らが作り出す、日常の学校生活とちょっとしたゴシック趣味の狭間から生み出すDIYな世界を十分楽しんで貰えたと思います。夕方イベントということもあり、また、京都の新たな名所となるであろう、まだ出来たばかりのライヴ・ハウス"UrBANGUILD"のインティメイトな空気感も手伝って、これまでとはまた違った感覚の"route"となった今回。爆音で踊り明かすようなパーティーもいいけど、ホントはこういうライヴ・イベントもやって行きたいのですよ。また忘れた頃にやるだろう次回"route"も、是非宜しくお願いします。

FAT JON / 2005-12

例年よりも少し遅めの寒波が東京を襲った去る12月15日木曜日、渋谷NUTSにて"route#17 FAT JON JAPAN TOUR"が開催されました。NUTSさんのレギュラー・パーティー"ANYTHING-STYLE-"とのコラボという形で特別に開催された今回の"route"、極寒の平日深夜にも関わらず、早めの時間から沢山のお客さん(と、レーベルやプレス等の関係者の皆さん)にお集まり頂き、グッド・ミュージックとアルコールの助けもあってか本当に暖かいパーティーとなりました。はるばるドイツはベルリンから来日したFAT JON氏はセット脇にてファイナル・スクラッチを起動させつつ、まるでジェット・コースターのような先の読めないプレイでオーディエンスの注目を一身に集めてましたが、その脇を固めるレジデンツのDJ JINやTOKNOW、志水貴史、そしてその日だけの特別出演となった

BENJAMIN DAIAMOND / 2005-10

さる10月28日、29日、東京は代官山UNIT、神戸TROOP CAFEにて、route#16"BENJAMIN DIAMOND"が開催されました。フランスではメジャー・アーティストながら、日本では一般的には殆ど無名に近いアーティストの初来日ライヴにも関わらず、どの会場にも多数の方々にお越しいただき、大成功となりました。当JET SETの企画としては、初のバンド形式のライヴ・ツアーということで、慣れない部分も非常に多く、出演者の方々、会場スタッフの方々にご協力いただいて、なんとか形になった今回のroute。それでも、メジャーのレコード会社や大手ディストリビューターが決してサポートしようとしない、本当に良質でオルターナティヴなポップ・ミュージックを少しでも多くの人にお届けできたとすれば、これ以上の喜びはありません。ここでは、当日のイヴェントの模様を少しだけですがお伝えしてみます。

HAKAN LIDBO / 2005-01

はるばる北欧スウェーデンからHAKAN LIDBOさんをお迎えして行われたroute#15。今回は、HAKANさんの別名義DATA80のポップでディスコで、エレクトロなライブを中心に、国内の豪華アーティストをフィーチャーしての贅沢なスペシャル・パーティーとなりました。クリック・テクノからデトロイト・テクノ、前衛的なエレクトロニカやアブストラクト、エレクトロ・ハウスにブラジリアン・ハウスまで、そのリリースは多岐に渡り、ハイ・ペースでのリリースを続ける、スウェーデンのテクノ/ハウス・プロデューサーHAKAN LIDBOさん。TOWA TEI監修のコンピレーション・アルバム"MOTIVATION SONGS FOR MAKE UP"をはじめ、大人気コンピ"SOUND OF GARDEN"最新シリーズにも収録されるなど、国内のDJ/アーティストからも高い評価を得ている、その幅広い音楽センスでのライヴとDJプレイは必見でしたが、東京、京都とも本当に盛り上がりました。

DAEDELUS / 2004-11

SP盤の時代から積み重なる音の記録と、MP3時代の現代的音楽ソフトウェアの両方に愛される天才DAEDELUSが、アメリカ西海岸から2度目の来日。遠くから聴けば古めかしい蓄音機が懐かしくもリッチな音を奏でているかのような、でも近付いてよく見てみたらPOWERBOOKでMax/MSPが走ってた!!みたいな彼のライヴは、古くて新しい感覚とは正にこの事だと言うべき、牧歌的で叙情的、かつプレイフルなサウンド・コラージュ・オン・ブレイクビーツ。期待を裏切らない楽しさでした。DAEDELUS、WEATHER、ADVENTURE TIME...彼の矢継ぎ早なリリース・ペースのテンポの良さが、40分のライヴの中にぎゅっと圧縮されて詰め込まれたような、次から次へとくるくると表情を変えていくサウンド。ちょっとバタついたようなビートと、決して抜けが良いとは言えない全体の音質も相まっての捉えどころの無さは、本人の意図あってかどうか奇妙な浮遊感を作り出し、サーフィス・ノイズも込みでのサンプリング対象への愛情、とも言うべきか、思いの詰まった音達が性急な展開の中で折り重なり合い、切なさにも似たノスタルジックな感情が加速する...。

SMITH N HACK / 2004-11

11/19、ERRORSMITH@CORE。2004年の個人的ベスト・ライヴはこれに決定でしたが、当日のお客さんの中にもそういった人、多いかも知れませんね。それは確実に、これまでに僕が見てきたラップトップを使用したパフォーマンスの中でも最高のものの一つでした。ERRORSMITH自身のテクニカルでサイエンティフィックな興味を前面に押し出した、そのあまりに特異なサウンドはしかし、BASIC CHANNEL/HARDWAXが形作ったベルリン・アンダーグラウンド・シーンの周辺環境あってのものであり、その流れの中でのERRORSMITH、SOUNDHACK、MMMらの結び付きが無ければ生み出されることの無いものだったと言えると思います。しかしながら、彼らこそがBASIC CHANNELから音楽的には直接影響を受ける事無く、時代の空気と合致した全く新たな潮流を生み出しているということ、それが今回の来日で改めて明らかになったことでしょう。

OPTIMO / 2004-10

2000年代における、最も信頼に足るレーベルの一つとなりつつある TIGERSUSHI から、MU に続く来日となった OPTIMO を迎えての route#12。来日プレイ初日となった京都 METRO では、OPTIMO の2人に加えて川辺ヒロシ氏をフィーチャーし、共に80年代に青春を過ごした生粋の音楽好きが、SECOND SUMMER OF LOVE を経由しつつ 2004年現在に至った結果としての「今」を感じさせるプレイに皆が沸いた一夜となった。OPTIMO&川辺氏の他にも、SPOTLIGHT の Mikirov による初期90Sなテイスト満載なプレイも、あんなに早い時間には惜しい内容だったし、ラスト OPTIMO の後ビビりながらも男気溢れるロッキン・ディスコ・プレイできっちり締めてくれた SECOND ROYAL 小山内君もなんだか体育会系な清清しさを残してくれたし、変態ディープ・ハウス・デュオ +1 「RP4000」の、WOODMAN / ALTZ / KABBAMIX 息の合った職人気質なクレイジー・プレイは OPTIMO も大絶賛!、と一晩通して楽しめる内容に、来て頂いた方全てに満足してもらえたのではないだろうか。

THOMAS & ERIC D / 2004-09

2004/9/9 木曜、平日の宗右衛門町の隅っこで、密かに熱く盛り上がっていた最高のパーティーピープル達。日本での一般的な認知は正にこれからと言えるであろう NY の2人組み、THOMAS & ERIC D(RUB N TUG)を CLUB ZING に迎えてお送りした、一夜限りのパーティーとなった今回の route#11 では、ハイプと捉えられ易いエレクトロクラッシュ、ひいてはアンダーグラウンドなクラブ・ミュージックの面白さの本質を、皆さんにがっちり伝えることが出来たと確信しました!!

LONE CATALYSTS / 2004-07

今日は彼らの来日4日目、京都Metro。Lone Catalystsは日没後ホテルで待機。何と音出しやリハーサルは一切要らない(!)のでMetro入りはライヴ前で、とのこと。大丈夫なのか…?かたやTUCKERやJUNKFOOD+NATURAL STYLE、DJ達といった国内の出演者は開場2時間前にきっちり勢揃い。今回はライヴアクトはメインステージで、DJブースはフロアを挟んだ向かい側に…というセッティング。オープニングはJET SET KYOTOのスタッフにしてDMC UKファイナリストK-FLASH。彼ならではの渋~いファンクネスが漂うクラブプレイ。続くDJ YOSHITAKAからRyuta君(Fresh Works)にスイッチ、ジリジリと箱の温度を上げていきました。

CHATEAU FLIGHT / 2004-06

6/18(FRI) - 6/26(SAT)と一週間に渡り神戸、京都、富山、名古屋、東京、鹿児島で開催された route#09 presents CHATEAU FLIGHT JAPAN TOUR 2004。当社完全プロデュースの神戸、京都、東京では KAORU INOUE(CHARI CHARI)、KENJI HASEGAWA(GALLERY)、DJ YOKU(A HUNDRED BIRDS) など豪華日本勢も参戦。

INSTITUBES / 2004-06

route#08は、エレクトロもアンダーグラウンド・ヒップホップもクリック / ミニマル・ハウスも呑み込んで燃え盛るパリの勢いをお伝えしつつ、日本からのサポート・アクト陣営にはベテランから注目の若手までを投入した出血大サーヴィス高濃度企画でお届けしました!今後、熱いパリ・シーンの中核を担っていくことになるに違いない注目のレーベル INSTITUBES の TACTEEL と PARAONE コンビに、盟友でありベルリンの人気エレクトロ・レーベル BPITCH CONTROL からのリリースでもお馴染みの DJ FEADZ を加えたフレッシュ・フレンチ・トリオを迎えての京都→神戸→東京3都市ツアー。スケジュール的には非常にハードながらも、フランス組たっての希望であった温泉も組み込んで、色んな意味(!?)での異文化コミュニケーションも果たした3デイズ。

TAKATSUKI / 2004-04

route#07 は Takatsuki "Ready To Go" 12" EP のリリースパーティということで、毎回海外からゲストを招いている route にしては珍しく今回は生粋の国内 DJ / アーティスト達のみ、というタイムテーブル。…勿論知名度の面で言うならば、海外からのアーティスト達と比較するとどうしても劣ってしまうワケなんですが、そんな事以上に出演者達自身のクオリティの高さを重視している部分こそがこの route の良いところ(と、思う)!おかげさまで今回もお越し頂いた方々を裏切る事なく、参加者全員にホッコリとした感覚をお伝えできた京都・東京 2デイズでした!出演者・お客さん、みんな終始イイ顔!!

LITTLE BROTHER / 2004-03

今回の route#06 は、初来日となる LITTLE BROTHER&関西では滅多に見られない HIFANA という、2組の超豪華アーティストをブッキングした初の HIP HOP ヴァージョン!まずは3日間連続というタイトなスケジュールの中、あーだこーだワガママを連発しながらもキッチリとステージをキメてくれた、LITTLE BROTHER の 3+1人をフォーカス。

RUSH HOUR / 2004-02

オランダはアムステルダムの雄、RUSH HOUR をフィーチャーし、京都(@METRO)、大阪(@AZURE)と2夜に渡ってお送りした今回の ROUTE。RUSH HOUR の自由な音楽性そのままに、CHRISTIAAN(ALL OUT K) は HOUSE、NU-JAZZ 系のサウンドにクラシックスも織り交ぜファンキーに。ANTAL は HOUSE を中心にアフロ、ラテンまでクロスオーバーな選曲でグルーヴィーに。KID SUBLIME は持参のサンプラーを叩きつつ、HOUSE、HIPHOP、R&Bをノリノリでプレイ。フロアには常にソウルフルなヴァイブが満ちていました。さらに京都での JAPONICA のトライバルでフリーキーな LIVE、大阪での DJ PWU の浮遊感溢れるスピリチュアルな DJ、等々、サポートする地元陣も、個性溢れるプレイで楽しませてくれました。

MAURICE FULTON+MU / 2004-01

2004年一発目の route 第4弾!!今回は 2003年、長いキャリア中でも最もセンセーショナルなエレクトロニック・パンク・アルバムを、自身の奥さんでもある日本人 MU と共に送り出した奇才 MAURICE FULTON をその MU と共に迎え、その他の出演もかなりやり過ぎな豪華さでお送りした二夜!その圧倒的なパフォーマンスに皆釘付け!とにかく全身を使って踊りまくる MU!!!それはまるで何かの儀式のようでもあり、プリミティヴでありかつポップでクール。MAURICE FULTON の独特としか言えないリズム感と音響センスがポスト・パンクに出会った奇跡も、彼女無しでは成り立たなかったことを激しく確認。続く MAURICE FULTON の DJ は、10代前半から DJ として活躍していただけあってホント上手すぎ!二晩とも3時間以上に渡ってのハウス~クラシック寄りのセット。しかしなかなか MICHAEL JACKSON とか掛けないですよ!

JAMES MURPHY / 2003-12

暮れの忙しい中、東京、大阪、京都にて行われた今回の PARTY は、例えるなら ADVANCED HOUSE MUSIC PARTY とでも呼ぶべきなのでしょうか。HOUSE MUSIC を中心とした選曲ながら、ROCK, HIPHOP, TECHNO などなど新旧問わず入り乱れ、時代やジャンルを超えた強大な GROOVE がフロアを揺らし続けていました。NY の一部の DJ 達の間でも話題となっている FORCE OF NATURE の HIP HOUSE までもクールに変態にプレイし、ガンガンにフロアをロックしてしまう姿や、HOUSE OF LIQUID, WEEKENDER により日本の HOUSE シーンに大きな革新をもたらした天才 MOODMAN による明け方での涙が流れそうな感動的なセット、そして JAMES MURPHY による圧倒的な GROOVE 感に裏打ちされた超強力なプレイ!

SKEEWIFF / 2003-11

はるばるイギリスよりSKEEWIFFさんをお迎えして行われた"route"第二弾!なんとターンテーブリストを従えてのかなりヒップホップのりなDJスタイルにはびっくりしましたが、スウィンギン・ロンドン・スタイルのクールな選曲と完全パーティー仕様のハッピーなプレイで下北沢、大阪、京都と存分に楽しませていただきました。エリオット&ネイサンありがとう!下北沢WEDGE & BASEMENT BARでは小西康陽さん、朝焼けプロダクション・ワラさん、シンドバッド・鳥居本さん、オルガンバーから永井さん等、強力なDJの方々にも参加していただき、さらにはスペシャル・ゲストとしてロマンチカさんが登場。いつもSKEEWIFFの音源をバックにライブを繰り広げているというロマンチカ本人さん達からの熱いラヴコールで実現したという夢のような企画もあり、地元下北沢初となる"route"の記念すべき第一回目を飾るに素晴らしい一夜となりました。

DANIEL WANG / 2003-10

BALIHU LABELオーナーDANIEL WANGに加え、GALLERYからHASEGAWA KENJI、ボアダムスのEY∃、更にA HUNDRED BIRDSのDJ YOKUらをメインゲストに行われたROUTE第一回目。「今晩は一晩中DJブースの方を見ないでおどってください!DJ崇拝禁止!DJはスターじゃありません!フロアのあなた達がスターです」と日本語で叫び、ひたすらDEEPで変態な80'S DISCO+エレクトロなスタイルを貫くDANIELのDJプレイに呼応するかのように、各DJ達も自由で何でもありで怪しい80年代のHOUSE創世記のクラブ的なDJスタンスを現在進行形で行うような選曲で、自由なスタンスでクラブに空間を作り続けるHOUSE PARTYの真骨頂的な姿を見せてくれ、クラブの中は何が起こるかわからないワクワク感と未知の世界に遭遇し続けるような喜びに満ちていて、絶えず笑顔と歓声が聴こえていました!