![]() 兄、MICHAEL JACKSONの"KING OF POPS"な名盤『THRILLER』の25周年盤が出回った矢先、妹のJANET JACKSON改め、JANETの最新作『DISCIPLINE』の登場である。古巣、VIRGINを離れたことに加え、盟友JAM & LEWISとのコンビを解消して──一説には、前作『20 Y.O.』が商業的に成功を収められなかったことが原因と言われる──、新天地ISLAND DEF JAMからの通算11枚目のフル・アルバムだが、制作陣には先行シングルの"FEEDBACK"を手掛けたRODNEY JERKINSをはじめ、最近の公私共のパートナーであるJERMAINE DUPRI、STARGATE、NE-YO、JOHNTA AUSTINなど、旬なメンツが名を連ね、これまでとは明らかに毛色が異なる。──女性に歳の話は本来野暮だが──今年で42歳(!)になる彼女だが、変わることのないウイスパー・ヴォイスはもちろん、プロダクション面でも現行のトレンドに本格的に歩みを寄せた本作で、彼女が見せる若々しさはもはや恐いぐらいだ。歴史的名作"CONTROL"から20周年と銘打たれた、ある意味では「ヒットしなければならない」プレッシャーが付きまとった前作以上に、「今、聴くべき」作品となった本作は、全ブラック・ミュージック、いや全音楽ファンが手に取るべき一枚ではなかろうか。 TEXT: TAKASHI KUROKAWA(JET SET KYOTO)
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