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![]() 今までドコにいたの?っていうくらいに次から次へと出てくる日本人トラックメイカー達。勿論MITSU THE BEATSやNUJABES以降の話ではありますが、そんな雨後のたけのこ状態のシーンにおいても、一味も二味も異なるユニークなテイストのトラックを発表し続け、時にはMCやシンガー達と有機的なコラボレーションを披露してみせたり、DJとして名古屋をはじめ東海地方全域で精力的な活躍をされたり…という岐阜県大垣市在住の隠れたベテランがDJ MOTIVE氏! これまでも様々なWEBインタビュー等にも登場済みのMOTIVEさんですが、この度12"シングル「DJ MOTIVE VS MOKA ONLY」の評判も上々!ってことで、JET SETのHPにもご登場頂くことになりましたっ!今年の上半期には3RDアルバム『CURE』(仮題)の発売も決定、そこからの先行アナログ・カットとなる今回は、これまであまり無かった海外勢との絡みや、MOTIVEさんの多岐に渡る音楽的な背景を垣間見ることの出来るネタ感強めのインスト曲など、堅実なキャリアを積み重ねてきたこれまでよりも、更に興味深い内容となっています。 特に彼の制作のインスピレーション源といいますか、他のトラックメイカー達のトラックからはさほど感じられないテイストの元となっている音楽的、或いは文化的な背景を探ってみるべく、全くまとまりのない雑多な質問をぶつけてみました。では、どうぞ。 INTERVIEW + TEXT: MASAAKI MATSUURA(JET SET TOKYO)
制作中の新作アルバムについて諸々教えて下さい。タイトルとかはもう決まっているんですか?
DJ MOTIVE現段階では『CURE』というタイトルが付いてます。なかなか良い出来になってきていると思ってます。
前作、前々作との明確な違いというのはありますか?
今回はインスト曲が中心ですね。今までは歌モノでフロアを意識した曲作りが主だったんですが、今回は単純に聴いてて心地良い感じの曲が多いと思います。インスト中心とはいえ、もちろんMOKA ONLYやKERO ONE、KAKATOあたりのMC達も参加してます。
そのKAKATOさんや鎮座DOPENESSなど、以前から日本人のMCとのコラボを経験されてきていると思うのですが、今回海外のMCとのコラボレーションはいかがでした?
コーディネーターの方を通してのやり取りだったんで直接絡んだわけではないんですけど、あまり注文付けなくてもこちらのイメージ通りに仕上げてくるというか…そこはやっぱり流石です。
今回のアナログ盤にも収録のMOKA ONLYとのコラボ曲ですが、トラックありきでラップして貰ったのでしょうか?
トラックありきですね。このトラックはなんとなくMOKAかなー…と。
先程KERO ONEの名前も挙がりましたが、そちらの方の制作はいかがでした?
ええ、ようやく最近トラック・ダウンまで終わりまして。実はKERO ONEが正月に里帰り(韓国)してたらしく結構待たされました。かわいいヤツだな、と(笑)。曲自体は彼の個性も考えて、キャッチーなJAZZネタ使いです。機会があればアナログにもしたいです。
ではトラックの制作環境と制作行程を簡単に教えて下さい。
STEINBERG CUBASE 4、MPC2000XL、TECHNICS SL-1200MK-3などなど。レコードからサンプリングして、ネタを刻んで、ビート組んで、加工してシンセ入れて、逆に要らない音は引いて…の繰り返しですね。
MOTIVEさんの作風として、よく後半に大胆な転調を用意されていると思うのですが、その辺は意識的ですか?
自分で途中で飽きちゃうんですね(笑)。展開があった方が分かりやすくカッコイイし。
では、ご自身のトラック制作における肝の部分とは何ですか?
飽きないループをつくること、ですね。さっき言ったように展開の妙で聴かせることもありますが、やっぱりずっと続けて聴けるような気持ち良いループを組むのが基本ですね。
MOTIVEさんのトラックからはメロウ・ジャズやフュージョン、或いはソウルやR&Bといった音楽の質感と、J.DILLA以降のややエクスペリメンタルなヒップホップ感覚との両方を感じますが、そのあたりのバランス等は意識的なものですか?
そうなんですかー、それは嬉しいです。聴いてきた音楽がそのまま反映されているだけで、特に意識はしていないんですが。
元々、ヒップホップのみならずロック等様々な音楽からの影響も大きかったと伺ったのですが、その辺を詳しく教えて下さい。
昔からUKの音楽が好きで。掘り下げていくとどうしても色々聴きたくなりますよね。CRASHやPRIMAL(SCREAM)がダブ使ってたからダブ聴いたり、2トーン・スカの影響でロック・ステディ聴いたり…あと映画も好きなんで、TOM WAITSやJOHN LURIEなんかは完全に(JIM)JARMUSCHからの影響ですね。
それはとても興味深いです。ではオールタイム・ベスト5曲教えて下さい。
DAN HICKS『DRIFTIN'』、CHET BAKER『LET'S GET LOST』、PRIMAL SCREAM『COME TOGETHER』、山下達郎『MUSIC BOOK』、COMMON『THE LIGHT』…沢山あり過ぎてホントは選べません。
逆に、最近特に気になっている音楽というのはありますか?
新しい音楽という訳ではないんですが、昔のスカとかジプシー・バンドの曲とかをよく聴いてます。英語圏じゃないとこの。
そういう音楽に対するユニークな接し方がMOTIVEさんのカラーになっている訳ですね。では、世代的なシンパシーを感じるアーティストにはどんな人達がいますか?国内外を問わず教えて頂きたいのですが。
具体的には思い浮かびませんが、良い音楽に向き合っている人は世代も国もジャンルも飛び越えて同志だと思ってます。
今後コラボをしてみたい人や注目しているアーティスト等はいますか?
そうですね、機会があれば誰とでも!
制作などの音楽活動以外にどんな事をしてみたいですか?
普通に旅行がしたいです(笑)。
旅行ですか(笑)。行き先は?
沖縄とかNYとか…。
アルバムが完パケしたら、是非ゆっくりして来て下さい(笑)。最後に、このインタビューを読んでくださっているJET SETオンライン・ショップのお客さん達に一言メッセージをお願いします!
大好きなJET SETさんからリリースできました。よろしくお願いします!
今日はどうも有難うございました!色んな意味で!
■ DJ MOTIVE
■ MOKA ONLY
■ DJ MOTIVE » PROFILE98年頃より名古屋を拠点にDJを始める。JAZZ、SOUL、HIPHOP、HOUSE、TECHNOなどジャンルに捕われないクロスオーバーなスタイルでこれまで数々のアーティストと競演。自身のレーベルから発表したMIXTAPE「MO'JAZZY」シリーズで話題となり、2005年にはremixでDJ KIYO参加の1stHIPHOPアルバム『influences』、2006年11月には2ndアルバム『MIDNIGHT FELLOWSHIP』、MIXCD『GIMME SWEETS』、12インチアナログ「DJ MOTIVE EP.」、「DJ MOTIVE × KAKATO EP.」リリース。2008年夏にはKERO ONE、MOKA ONLYなどとコラボの3rdアルバムリリース予定。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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