現在のダンスミュージックシーンにおいて重要な役割を果たしていると言える長谷川 賢司さんが遂に自身初となるミックスCD『colors of time』をリリース!!まさに、彼の朗らかな人柄がそのままパッケージされたようなこの CD は誰が聴いても和やかな気持ちになれる傑作と言えるでしょう。そんなファン待望の CD についてのお話を中心に、彼そのものとも言えるサンデーアフタヌーンパーティー "GALLERY"、そして彼自身の今後の展望などについてお話を伺ってみました。このインタビューを呼んでから『colors of time』を聴いてみてください。きっとより一層深く胸に伝わるものがあるはず…。

INTERVIEW+TEXT: BAN (JET SET KYOTO)

KENJI HASEGAWA /
COLORS OF TIME-IN MEMORIES OF OASIS-
KENJI HASEGAWA / COLORS OF TIME-IN MEMORIES OF OASIS-


6/25@EBISU GARDEN ROOM楽屋にてご飯中に直撃!!
●遂に自身初のミックス CD をリリースされますが、まずはこのミックス CD についてお話を聞かせて下さい。今回この CD をリリースするにあたっての経緯は?ライセンスの事などを考えるとなかなか難しいような気もしますがどのような感じだったのでしょうか??
他の DJ とかアーティストの作品でも同じだと思うんだけど、製作を担当してくれたレコード会社のディレクターからのラブコールがあって実現したんだよね。その彼がぼくに夏物のミックス CD を作らないかと話を持ってきてくれて…。それで、ぼくが "GALLERY" の仲間達とやっているビーチパーティー "OASIS" をモチーフにして作ろうとね。ライセンスに関しては予算の都合もあって、なるべくそのレコード会社が持っている音源を使うという制約があったんだけど、実はぼくは最近まで、そのレコード会社で 4年間ディレクターをしていたこともあって、どんな音源を所有しているか細かく知っていたので、いかにも『その音源を使いました』ってならないように注意しつつモチーフに沿って選曲してさ、結局半分くらい新規にライセンスをとってもらったんだよね。新規にライセンスした曲に関しては、オファーした楽曲のほとんどが NG なくライセンス出来て良かったっスね。

●僕がこの CD を聞く前に、最初に凄く目を引いたのがアートーワークの素晴らしさだったのですが、このアートワークに関してはどなたがどのような経緯で製作されたのでしょうか?
アートワークに関しては藤田 新策さんと言う大御所のイラストレーターの方で、江戸川乱歩とか、スティーヴン・キングとか、主にミステリー小説の表紙を手掛けている方です。かなりの音楽好きで、ぼくが昔働いていた『ミスター・ボンゴ』というレコードショップの常連だったんですよね。で、結構な歳の方なんですけど、当時からディープハウスとかドラムン・ベースとか12インチでガンガン買っちゃうような人で、ぼくのパーティーにもよく遊びに来てくれてたんです。で、いつか藤田さんに CD ジャケットを制作してもらいたいなぁと思ってて、今回のミックス CD で実現したんです。

●このアートワークを見ると、僕は『涼しげな夏のビーチ』を連想しますが、ずばりこの作品のコンセプト、イメージするものはどういったところなのでしょうか??
夏は暑いけど、海辺にいると風が気持ちいいよね!ビーチだったら、泳げるしね。

プレイ中の賢司さん。終始笑顔!!
みんな意外に思うかも知れないけど、ぼくは夏の海が大好きなんだよね。ぼく自身こどもの頃からいろんな体験や思い出があるし、いろんなドラマを感じるんだよ。で、コンセプトなんだけど、それについては CD を買ってくれた人には、ぼく自身が書いたライナーノートにズバリ書いてあるので、それを是非読んでほしいんだけど、ひとことで言っちゃうと『音楽を聴くことによって誘われる、時空のイメージ』なんだよね。音楽って心の中に、時間帯や空間、色彩とかの印象を与えるものでしょ。それをモチーフに沿って組み上げていったんだよね。で、そのモチーフが、最初にも言ったけど、ぼくらでやっているビーチパーティー "OASIS"。サブ・タイトルにある『〜in memories of OASIS〜』なんだよね。このアートワークは完璧だよ!ぼくにとって音楽は踊れるかどうかということよりも、どんなイメージを心の中に与えてくれるかということがすごく大事。それが充分すぎるほど表現されているしね。で、付け加えるなら、あくまでもイメージだから、現実に存在するかどうかはどうでもよくって、音に導かれるままに、聴く人が限りなくイメージを膨らましていってファンタジーの世界に浸ってほしいね。

●賢司さんらしいですね(笑)
この作品を聴くと賢司さんの音楽に対する情熱や愛情が本当にストレートに感じ取ることが出来ます。これだけ素晴らしい内容であれば、次回作も考えていらっしゃると思いますが、次回作についてはどのようにお考えでしょうか??
ありがとう。『colors of time』の次回作も是非やりたいね。そんな話も既にでてるんだけど、ぼく自身のなかで、まだ次のモチーフをどうするか、いろいろありすぎてまとまってないけどね。

●賢司さんと言えばサンデーアフタヌーンパーティー "GALLERY" を思い起こす人が多いと思いますが、"GALLERY" についてもお話を聞かせて下さい。今や誰もが一度は足を運びたいベストパーティーの一つとして、愛されていますが、ここまでになるのには大変な苦労もあったと思います。パーティーを運営していく上で賢司さんが最も大事にしていることはなんですか??また賢司さんにとって "GALLERY" とは??
もっとも大事にしてることはすごくシンプルだよ。『having nice time!!』これだけだね(笑)。『みんなで充実した素敵な時間を過ごそうよ。』ってね。でもそれを実現するには、確かに手放しじゃだめだよね。パーティーを主宰する側はやっぱり、もてなす立場だからさ。でも苦労かって言われると、それも少し違うなぁ(笑)一回のパーティーでも、続けていく場合でも、来てくれる仲間達とのコミュニケーションの中でどうして行こうかが決まってくるじゃない。それはものすごくエキサイティングだから、大変かもしれないけど、苦労って感じじゃないよ。それから、"GALLERY" はぼくにとって、家族みたいなもんだね。ファミリーだよ!

●僕もいつかそんなパーティーをみんなで創り上げられたらと思いますね。
これからの賢司さんの展望についてお聞かせ下さい。

最後まで本当に笑顔の絶えなかった賢司さん。この人柄が最大の魅力でしょう。
夢を語っていいなら、途方もないことになっちゃうし(笑)、ビジネス的なヴィジョンはあんまり言いたくないしね。まぁ、まずは自分が常にハッピーでいられるよう『DO THE RHGHT THING!!』ってとこかな。それが家族や仲間達、ひいては人類、地球、そして宇宙全体に拡がっていってほしいなぁ。あ、途方もないことを言っちゃったね(笑)

●そういうところがみんなを引き付けるんでしょうね。実際、僕もそうだし(笑)
今回は本当にありがとうございました。次はまた京都で会いたいですね。
うん、こちらこそありがとう。京都自体もすごく好きだし、4月にやったパーティー
"SOUL TRAX" は最高に楽しかったから、また是非行きたいよ!

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