なかの綾 / はせはじむ : 白熱教室。 - 第二回 [2014-12-30]

はせ)さあ、二回目にしてすでにネタに詰まったというか、、、   綾)えぇ!詰まったんですか(笑)! 
最初連載のお話いただいたときにネタ続くかと懸念する私にこんなの朝飯前だよ、と豪語してたじゃないですか。   はせ)いや、色々あるんですが、ちょっとベタかなって。   綾)ベタ、とは?   はせ)例えば、モータウン・ビートやSavannah Band系の曲を特 もっと読む...

山崎まどか : アイ・キャン・シー・ザ・ミュージック - Vol.12 [2014-10-07]

ようやく秋めいてきましたが、皆さんお元気でしょうか。 私は悪い秋刀魚に当たって、九月を棒に振りました。食欲の秋だというのに…食べる力を取り戻すべく、現在活躍中のバンドで最もおいしそうな名前を持つ、The History of Apple Pie の発売になったばかりのニュー・アルバムからのシングル・カット"Jamais Vu"のMVから話を始めましょう。   Jamais もっと読む...

なかの綾 / はせはじむ : 白熱教室。 - 第一回 [2014-09-30]

はせ)さあ、綾さん始まりました!「白熱教室。」。
 どっかで聞いたことあるタイトルですね。   綾)はせケル・サンデル先生ですね。
 写真がなかなかいい味出してます(笑)。   はせ) お互い不本意ですね(笑)。
 合成の雑さが、我々本来の美しさを損なっておるように思いますが、、、
 それはそうとして、このコラムは「日本の曲」に焦点を当てて、毎回お題にそって抗議?厚誼?講義?を もっと読む...

ECD : 失われたWANT LIST - YUKI OKAZAKI『ドゥー・ユー・リメンバー・ミー』 [2014-09-09]

 岡崎友紀が加藤和彦プロデュースの元、YUKI名義で80年にリリースしたアルバム(ワーナー・パイオニア / K-12003W)。11月にリリースされたこのアルバムではジャケットに岡崎友紀との漢字表記はないもののYUKI OKAZAKIとその名が明かされているが、6月に先行リリースされたシングル盤「ドゥー・ユー・リメンバー・ミー」にはYUKIとの表記しかない。最初は岡崎友紀であることを明かさず覆面シ もっと読む...

山崎まどか : アイ・キャン・シー・ザ・ミュージック - Vol.11 [2014-07-02]

YouTubeの新有料サービスからインディ・レーベルがはねられたことで、今後はYouTubeでインディ・バンドのミュージック・ビデオは見られなくなるかもしれません。まだどういった形でミュージック・ビデオがはねられるか、はっきりしたことは分からないのですが…今後はVimeoに期待をするしかないのでしょうか? とりあえず、行方を見守ることにしましょう。 さて、相変わらずインディ・バンドの もっと読む...

ECD : 失われたWANT LIST - ブラウン・ライス『旅の終わりに』 [2014-06-10]

 ヒマがあればディスクガイド的な本をパラパラめくっている。そうしているうちに「これは」と思ったレコードのジャケットが記憶に刻みこまれる。レコ屋でレコードを漁る中で「お、このジャケ、どっかで見たな」とそのレコードをエサ箱に戻す手が止まるが、その時点ではもちろんそのジャケをどこで見たのか、どんな評価をされていたのかも思い出せるわけではない。試聴ができる店なら念のため試聴するが、できなければ自分のおぼろ もっと読む...

山崎まどか : アイ・キャン・シー・ザ・ミュージック - Vol.10 [2014-04-07]

春は卒業と入学のシーズン。いろんな分野から人が出たり、入ったりします。ミュージック・ビデオの世界も同じです。 写真で活躍している人がミュージック・ビデオの監督をしたり、ミュージック・ビデオの監督を足がかりにして映画の世界に羽ばたいたりします。 近年のミュージック・ビデオから転身組の監督の出世頭といえば、やはりスパイク・ジョーンズとミシェル・ゴンドリーということになるでしょうか。二人は映画監督になっ もっと読む...

ECD : 失われたWANT LIST - ザ・タイガース『ヒューマン・ルネッサンス』 [2014-03-21]

 ついこの間のこと、 "DJの最中に「GSかけてくれたらずっと踊ってあげるのに」って言われてぶんなぐってやろうかと思った。"  というツイートを見かけた。このぶんなぐられそうになった客にとってGSは踊れる和モノの代名詞なのだろう。ぶんなぐるかわりにこのDJ氏は『ヒューマン・ルネッサンス』でもかけてやればよかったのに、と思う。GSの王者ザ・タイガースのアルバムだから文句も言えまい。そして踊れるものな もっと読む...

山崎まどか : アイ・キャン・シー・ザ・ミュージック - Vol.9 [2014-01-06]

明けましておめでとうございます。 今年もいい音楽と、そしてミュージック・ビデオと出合えますように。 といっても、この原稿を書いているのはまだ2013年の末で、私はダウンロードしたビヨンセの新譜に付いてきたMVを全部見られていません。全部で一時間以上あるんだもの…。 ネット上では各音楽マガジンの「ベスト・ミュージック・ビデオ2013」が出そろったところです。私がこの連載で取り上げたもの もっと読む...

ECD : 失われたWANT LIST - 八代亜紀『MU-JO / 愛しすぎる女 / 残心 / 赤い街』 [2013-12-06]

 八代亜紀である。演歌である。  演歌といえば少し前に読んだ『創られた「日本の心」神話「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史』(輪島裕介著)という本が面白かった。≪現在の意味での「演歌」が昭和四十年代にようやく成立した≫というのがこの本での著者の主張である。中でも≪『平凡パンチ』と「演歌」≫という頃で紹介される≪当時の若者文化における「エンカ」の位置付け≫の推察は興味深いものだった。しかしその当時十歳前後 もっと読む...

山崎まどか : アイ・キャン・シー・ザ・ミュージック - Vol.8 [2013-10-08]

 読書の秋。インディ・ロックの秋。色々と興味深い新譜が出ていますが、ブルックリンの三人娘、Au Revoir Simoneの復帰アルバム『Move in Spectrums』はもうお買い求めになったでしょうか? 私が日本版のライナーを書いているという事実は置いておいても、心から推せるアルバムです。彼女たちの音楽で夢見心地に秋をお過ごし下さい。  MVに関していうと、三人の佇まいがクールだった「So もっと読む...

ECD : 失われたWANT LIST - 堺 正章『サウンド・ナウ!』 [2013-09-23]

 藤圭子の訃報を伝えるテレビ報道で、「新宿の女」「圭子の夢は夜ひらく」が大ヒットした1970年にはそれらのシングルだけでなく、収録したアルバムも当時としては異例の売り上げを記録したということを知って意外に思った。  1970年当時の歌謡界はまだまだシングル中心で、アルバムはシングル・ヒットの余波で熱心なファンが手に取ってくれればよいという程度のものでしかなかった。そもそも、シングルは出ていてもアル もっと読む...

山崎まどか : アイ・キャン・シー・ザ・ミュージック - Vol.7 [2013-07-08]

「女子とニューヨーク」という本を出してしまうほどニューヨークの街が好きな私ですが、この街を舞台にしたMVの傑作は枚挙に暇がありません。パブリック・エネミーの「Fight The Power」、ビースティー・ボーイズの「An Open Letter to NYC」……もちろん忘れてはいけないマイケルの「Bad」。     今年もまた、そうした名作 もっと読む...

ECD : 失われたWANT LIST - 藍 美代子『わたしの四季』 [2013-06-17]

 このコラムでも繰り返し述べてきたように自分にとって和モノを掘るということは歌謡曲で模倣される洋楽の流行を追いかけることだった。もっとも、あくまでもDJプレイで使えるかどうかが主眼だったから、どうせ踊れないだろとスルーしてきたジャンルもある。そのひとつがフォークだ。  もちろん、自分にとってだけの話でも三上寛のように大きな存在のフォーク歌手はいるし、ちょっと前には日本のフォークが喫茶ロックのよう もっと読む...

山崎まどか : アイ・キャン・シー・ザ・ミュージック - Vol.6 [2013-04-07]

 年の初め、今年の手帳の最後のページに、2013年の目標を十個書く、という自己啓発っぽいことをしてみました。早寝早起きとかレベルの低い目標ですが、それでも十個書き出せなかったので、ラストは「ミックスCDを十二本作る」にしてみました。他のことはともかく、この目標は達成出来そうです。そう思って一月からお気に入りのミックスを作り始めたのですが、最初のミックスはドラマ「Girls」で使われていた曲ばかりに もっと読む...

ECD : 失われたWANT LIST - スーパー・ジェシー『JESSE ON STAGE』 [2013-03-18]

  昔ながらの中古レコード店だと「歌謡曲・ニュー・ミュージック」の仕切りの近くに「タレント・お笑い」という仕切りが必ずある。あいうえお順にならんだ「歌謡曲・ニュー・ミュージック」の仕切りを全部見る時間や気力がない時でも「タレント・お笑い」の仕切りだけは見てみるというくせがついている。安藤昇や勝新のレコードを探していた頃の名残だ。「タレント・お笑い」つまり、音楽が本業ではない人が出したレ もっと読む...

山崎まどか : アイ・キャン・シー・ザ・ミュージック - Vol.5 [2013-01-08]

 あけましておめでとうございます。皆さんも年始年末、各音楽メディアが選出したベスト・ミュージック・ビデオをさらって楽しんだりしていたでしょうか。この連載で取り上げたものもチラホラ見かけましたが、私の2012年度のベスト・ミュージック・ビデオ監督賞はトム・シャープリングに献上したいと思います。   ニュージャージーのラジオ局WFMUのコメディ音楽番組のホストとして、またテレビドラマ「名探偵モンク」の もっと読む...

山崎まどか : アイ・キャン・シー・ザ・ミュージック - Vol.4 [2012-10-06]

ようやく涼しくなって、CD棚も模様替えのシーズンです。能天気なサマー・アンセムとはまた違う魅力を持つ音楽が聞きたくなってきますよね。そんな気分の時に、タイミングよくリリースされたのがデヴィッド・バーンとセント・ヴィンセントことアニー・クラークのコラボレーション・アルバム、『Love This Giant』。これが思った以上に素晴らしい出来映えでした。企画もの特有のチープさや、「ベテランが老骨にムチ もっと読む...

山崎まどか : アイ・キャン・シー・ザ・ミュージック - Vol.3 [2012-07-11]

   この原稿を書いているのは七月四日。アメリカは独立記念日。この日に照準を合わせたかのように発表されたラナ・デル・レイの「National Anthem」のMVを見て、A$AP RockyにJFKをやらせるのはヒップで賢いかもしれないけれど、アンタ自身はマリリンなのかジャッキーなのかはっきりしろと言いたくなった山崎です。「どちらの面も私にはある」っていうのが答なのでしょうけれ もっと読む...

山崎まどか : アイ・キャン・シー・ザ・ミュージック - Vol.2 [2012-04-03]

どうも。ラナ・デル・レイの顔を思い浮かべようとすると、どうしてもサタデー・ナイト・ライブのクリステン・ウィグによるラナ・デル・レイのモノマネに邪魔されて本人の顔に辿り着けない今日この頃の山崎です。   * * *    しかし、「Video Games」のMVで注目されて彗星のごとくデビューしたラナ・デル・レイが、「サタデー・ナイト・ライブ」の直立不動パフォーマンスでハイプだっ もっと読む...