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Dr.Looper / 2019-04-04
1

GWEN MCCRAE - 90% OF ME IS YOU (FUNKY SOUL BROTHER EDIT)
サンプリング・ソース最高峰、'74年マイアミ・ソウル・クラシックをエディット!!
当時弱冠20歳だったGwen McCraeにとって、1963年は劇的な年となりました。夫のGeorgeと出会ってわずか一週間で電撃結婚すると、その年にはT.K.Recordsと契約、夫とともにGeorge & Gwen McCrae名義でヒットを連発していったのでした。そんな既婚の歌姫ですが、ソロ・アーティストとしてもT.K.傘下のCatと契約。1974年にソロ・デビューを飾るのですが、このヒット・アルバムにはヒップホップ界で有名なサンプリング曲が2曲収録されています。まず1曲目は、Big Daddy Kaneの"Brother Brother"(1991年)や、Blahzay Blahzayの"Danger"(1996年)でも使われた、彼女の「ウーン」という気だるい声も印象的な"Rockin' Chair"です。Hugo Montenegroの"Dizzy"のイントロのカモメの声のようなシンセ音あたりと同じ時期、1990年代半ばに突如として流行ったサンプリング・ネタだったと記憶しています。長くなりましたが、2曲目が本盤"90% of Me Is You"で、こちらはLost Boyz feat. Pete Rockの"The Yearn"(1995年)や、Da Bush Babeesの"Remember We(SaLaAM ReMi Version)"(1994年)、Commonの"Stolen Moments, Pt. 1"(1997年)などでも使われた、とぼけたギターで始まるスロー・テンポ・ファンクで、両曲とも湿度の高いマイアミの空気までも溝に刻まれているかような、ムンムンとした熱気が感じられる曲です。ちなみにどちらもオリジナルの7インチ盤が存在していますが、夫George McCraeが前年に放ったヒット曲"Rock Your Baby"のアンサーソングとして、ソウル・チャート第1位獲得の大ヒットとなった"Rockin' Chair"の方はよく見かけるものの、こちらの"90% of Me Is You"の方はほとんど見掛けない印象です。特に、状態の良い盤となるとまず見ません。さすがはFunky Soul Brother(KocoちゃんとSouthpaw Chopさん)の彗眼と言えるでしょう。世界的にも待望の再発だと思います。
2

SISTERS LOVE - WITH LOVE
2008年にCDのみでリリースされた未発表アルバムが遂にLPで!
最近喜ばしいことに、「CD発売から数年後に初めてLPが発売」なんてパターンが増えてきた気がしますが、本盤もその典型的な一例かもしれません。今回はCD発売から実に8年後に初LP化となりました。念願のアナログ化に大喜びしています。ちなみにこのCDですが、世界中でもアメリカと日本からしか発売されていません。これだけ良質のフィメール・グループ・ソウルにもかかわらず、それを評価する国が世界中でアメリカと日本しか無い(・・・UKは?)というのが実に意外ですが、それもそれで良い話。このCDが発売された当時のことをたまたまよく覚えていて、まだ地下にあった頃の某レコード店のソウル館でこのCDを手にしていたら、大先輩である細田さん(JAMさん)も偶然店内にいらして、会計前に自分が買うつもりのCDやLPをチェックして頂いたことがあります。大学サークル内では自分が買った盤を先輩にお見せするというのが後輩の礼儀で、先輩は先輩で他人の買うものを見てみたいし、後輩も「修行の成果がどこまで出ているか」をアピールしたいものなのです。自分が手にしている購入予定の品の数々を一通りチェックした細田さんが、「お!Sisters Loveじゃん」と嬉しそうな反応だったので、「彼女たちって当時有名だったんですか?」と訊いてみると、「いや、全然」とすかさず手を横に振る細田さん。嬉しそうに「どマイナーだよ」と付け加えた彼の、目尻に皺を溜めたそのときの笑顔がいまだに忘れらません。・・・なんて思い出話はさておき、Sisters Loveといえばなんといっても"Give Me Your Love"が有名ですが、こちらは"Give Me Your Love"以外にもたくさんの佳曲がある、ということを説明抜きでお分かり頂ける素晴らしいアルバムだと思っています。欲を言えば、"Give Me Your Love"をA面ラストではなくB面頭に収録してくれてたらもっと音圧があったかも・・・なんて思ったりもしましたが、ともかく是非購入されることをおススメします。なんせ彼女たちのLP作品はこちらが最初で最後でしょうからね。
3

VAUGHAN MASON / BAD BASCOMB - BOUNCE, ROCK, SKATE, ROLL / BLACK GRASS
ブレイク・クラシックのファンクをリエディットするBreaks & Beats第10弾!!
英Breaks&Beatsレーベルから第10弾シングルが届きました。本家『Ultimae Breaks Beats(以下UBB)』と同じく、せめて25番まではリリースをして頂きたいところです。今回の選曲は、A面が『UBB』未収録曲でB面は収録曲、という組み合わせでした。"Bounce, Rock, Skate, Roll"(1979年)は『UBB』未収録とはいえ、これまでに150以上もの楽曲にサンプリングされている大ネタ中の大ネタであり、個人的には何といってもA.T.C.Q"Pubic Enemy (Saturday Night Virus Discomix)"(1989年)ネタ、という印象が強いです(イントロのあのヘタウマなキックのスクラッチを思い出すだけで、みぞおちあたりがゾクゾクします)。オリジナル盤7インチに比べると、本盤は頭の1小節のブレイクがカットされて曲頭からベースが入りのシーケンスになっているのですが、その代わりコーラスのバースが出てくるのを遅らせる形でエディットされており、全体の尺もオリジナル盤の3分30秒から4分22秒にまで伸ばされています。(実はこの曲、もしかしたらヒップホップ史上で最もサンプリングされたシンセ・ベースかも)と思いつつ、(あ、"More Bounce"があるか)なんて思ったりも。一方の本盤B面"Black Grass"(1973年)は、7th Wonder"Daisy Lady"などと一緒に『UBB』501番(通称:1番)に収録されていました。イントロのとぼけたバンジョーの音が印象的な曲ですが、肝心のドラム・ブレイクはあの"I Wouldn't Change a Thing"に似た感じのブレイクになっています。今回調べて初めて気づいたのですが、Tim Dogの"Fuck Compton"(ヒップホップ史上における最重要曲の一つ)にも、"Step to Me"(1991年)にも使われていたのでした。とはいえ、この2曲は担当のプロデューサーがそれぞれ異なるので、もしかしたらTim Dog自身が"Black Grass"を気に入っていた、ということなのかもしれません。なんて想像が膨らむのでした。
4

MARVIN GAYE - YOU'RE THE MAN
'72年の幻の未発表アルバムが新ミックス、レア曲、未発表インスト等と共に2枚組LPリリース!!
もうずいぶん前に読んだので記憶が定かではないのだけれど、たしか『What's Going On』(1971年)から『Let's Get It On』(1973年)の時期のMarvin Gayeの人生は、実に陰鬱だったはずだと思いながら、本棚から『マーヴィン・ゲイ物語 引き裂かれたソウル』を引っ張り出して読み返したところ、やはり記憶の通りでした。私生活では17歳上のアンナ・ゴーディーとの夫婦仲が冷え切り、17歳下のジャニス(Marvin Gayeの2人目の妻)と出会う直前にあたる時期。好きな相手に対するやきもきが募り過ぎるがあまり、仕事にも後ろ向きでライヴ活動を極端に嫌い、薬物に対する依存症についても告白、"Flying High"という曲では自らの状況を「自己破滅」と形容した、文字通り自堕落な日々だったはずです。にもかかわらず、アルバム『What's Going on』や各シングルのセールスは好調で、当時義弟が社長を務めて、自身もアーティストとして所属していたMotownレーベルからは、まるで「鬼っ子」のような扱いを受け、好き勝手にレコーディングを行っていた、そんな時期の未発表曲集が本盤というわけです。同時期には、ライバルの1人だったIsaac Hayesの『Shaft』の成功を意識して、Marvin Gayeが制作に臨んだ映画『Trouble Man』のサウンド・トラック(楽譜の読めない彼にとって、Stevie Wonderからプレゼントされたムーグ・シンセが、このアルバムの録音において大きな武器となったそうです)や、銀幕デビューの成功で自らのポジションを1つ上げたDiana Rossをすかさず誘って(この逆フック・アップによって自身のステイタスも上げるという、自己プロデュース能力の高さに驚かされます)、デュエット・アルバムも作っていました。録音機材の進歩で音の分離は良く、楽器数の少なさも現在では「敢えて」に聴こえて、デモ音源っぽさを感じさせない曲が並びます(1990年代にこれを聴いたら物足りなく感じたでしょう)。つまり未発表曲集としてはかなり上質の類だと思います。そしてMichael Jacksonと同様に、私生活のスキャンダルやステージングの過激さばかりが表に出てしまって、なかなか語られることがありませんが、そもそもMarvin Gayeがどれだけ歌が上手いのか?という点を改めて知ることが出来るアルバムだとも言えるでしょう。特に、SaLaAM ReMiがミックスを担当した曲が並ぶSide-3が最高でした。収録曲の"Symphony"なんかは、まるでMarvin Gayeが現代に蘇ったかのような素晴らしい仕上がり。ちなみに前述の『マーヴィン・ゲイ物語』には一切記述の無かった、本盤関連の楽曲について、著者であるDavid Ritzのアップデート版解説がこのLPの見開き部分に掲載されており、正に「痒いところに手が届く」仕様になっています。
5
小坂忠さん(読みは「ちゅう」です。念のため)と言えば、もしかしたら大滝詠一さんに代わってはっぴいえんどに加入していたかもしれないぐらい偉大なシンガーで、1969年にロック・ミュージカル『HAIR』のオーディションに受かり、細野晴臣さん、松本隆さんとのグループ作りを一旦断念したものの、その後逮捕者が出てしまって、そのミュージカルの企画自体が空中分解した、という経緯がありました。なんてことを思い出して踏まえると、小坂さんは実に不運な方、というイメージも自分の中にはあるのですが、とにかく1971年のマッシュルーム・レーベルからソロ・デビューとなったアルバム表題曲、「ありがとう」は細野晴臣さん渾身の一曲でした。この名曲を小坂忠さんに提供してしまったため、『ありがとう』から1日遅れで発売されたはっぴいえんどのアルバム『風街ろまん』に収録できなかったことを、細野さんは他のメンバー達から責められたのだとか。小坂忠さんの4枚目のアルバムとなる本盤は、そんな長いお付き合いの細野晴臣さん、鈴木茂さん、そして小坂忠さんのバックを務めた元フォージョー・ハーフの林立夫さんと松任谷正隆さんを中心に結成された、キャラメル・ママ~ティン・パン・アレーのメンバーが全面参加して、コーラスにも山下達郎さん、吉田美奈子さん、大貫妙子さんという圧巻のメンバーが参加。『ありがとう』にも収録されていた「機関車」や、はっぴいえんどのリメイクとなる「ふうらい坊」、「氷雨月のスケッチ」や、小坂忠さん・細野晴臣さん・松本隆さんが在籍していたエイプリル・フール(バンド名)の曲、「タンジール」をリメイクしたと思われる「流星都市」などなど、意外にリメイク曲が多かったりもしますが、どれもこれも最高です。もちろん「ほうろう」も、細野さんの持ち曲だった「ボンボヤージ波止場」も最高。ちなみに3拍子曲「つるべ糸」は、矢野顕子(鈴木晶子)さんのキャリアにおける一番最初の他人への提供曲とのことです。個人的には、細野晴臣さんがプロデュースしたアーティストの中で、最も名曲が多いのは実は小坂忠さんだと思っています。名プロデューサーが弾く最高のベース・ラインを、ぜひアナログの音でお楽しみください。
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