SEKITOVA / 2019-05-15

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EMOGREEN THOUGHTS EP

TOO SMOOTH CHRIST - EMOGREEN THOUGHTS EP

【300枚限定プレス!】シカゴ~デトロイトなハウス&コズミック・エレクトニカ!!

12" |  ¥1,850 |  FUEGO INTERNATIONAL (FRA)  |  2019-05-11  | 
らしさと共に勢いが詰まってるダンサブルなA面も良いんですが、B面のバレアリックなノンビートもの(とか言いながら後半ちょろっとだけビートが入ってくるんですが、そこがまた重力の獲得で良い)の2曲がなお良いです。体裁を崩し切らず優先的に保ちつつも、その中で寄り道していく、みたいな。寄り道のある人生は最高!
2
SAVING DRUM

THOMAS LEER - SAVING DRUM

【300枚限定プレス】Bullionリミックスを搭載し、復刻!!

LP |  ¥1,850 |  EMOTIONAL RESCUE (UK)  |  2019-05-04  | 
オリジナルをソリッド化した、Bullionによるリミックスがかなり調子良いですね。とくに(B2)は丁寧なサイケデリアで、この一曲だけでもこの作品を手に入れるのに十分な理由になると思います。こうパッケージされると、Blurがかかったようにも思えるオリジナルの浮遊感もまたひとしお。Emotional Rescueによる素晴らしい仕事です。
3
LIGHT

PEPE - LIGHT

Lauerリミックス! ハウス~エレクトロ、ブレイクビーツ・ジャーニー!

12" |  ¥1,700 |  LOOSE FIT (UK)  |  2019-04-28  | 
同じ目論見から、宙に行くかローにいくかで分岐点があったような2曲+リミックスのEP。ハウス・モードのLoneやGold Pandaにも通ずる、「引き算されてるけど、かといって鋭利になるほどは引かれてない、余裕のある華やかさ」を感じる絶妙な塩梅でラヴ。スッとニュートラルな立ち位置に戻す機能を持ったLauerによるリミックスは、ウェポンとしても使い勝手が良いかもしれないですね。
4
BLACK CATS

LAWRENCE - BLACK CATS

日本が誇るワールドクラス・レーベル"Mule Musiq"創立15周年記念シリーズ第5弾!

12" |  ¥1,800 |  MULE MUSIQ (GER)  |  2019-04-26  | 
ずっと追っているMule Musiqの15周年企画、本当にどれもハズレがないですね。今回はLawrenceの登場。このへん界隈のどこにも寄り切らないからこそ、どこにでも行けそうな良さ。それを最も体現し続ける素晴らしいアーティスト。そこでありがちな、斜に構えるシニカルさが無いというところが一番のポイントですね。同日に入荷されている同企画のLosoulの『A Different Wave』も、低温調理で美しくダウナーな日常にておすすめです。
5
PROLETARIAT LP

LES POINTS - PROLETARIAT LP

インダストリアルな様相を強めたハードウエア・エレクトロ・サウンド、怪作!

12" |  ¥1,550 |  LES POINTS (GER)  |  2019-04-28  | 
いやほんとに、怪作との形容がふさわしいインダストリアル・ワークです。エレクトロやポスト・パンクとも呼応しながらも、しっかり目にまとまった強度の高さが光ります。こういった作品群ですが、大枠でEBMと呼んでも良いんでしょうが、なんかもうちょっとこうハッキリと言い表せる呼び方がそろそろ欲しいですね。
6
DREAMS OF NILA EP

ERELL RANSON - DREAMS OF NILA EP

ドリーミーな極上フローティング・ハウス。A2はDuplexのリミックス!!

12" |  ¥1,750 |  BARBA (CRO)  |  2019-05-12  | 
カニジャケだ!(A1)のフローティング感に対して(A2)のランディング感、DJとしても臨機応変に使い分けられそうでナイスです。(B2)のマテリアルをほんのわずかに燻している、シカゴ~デトロイトの薫りがまたグッときますね。
7
NONZERO SONICS (REMIXES)

STL - NONZERO SONICS (REMIXES)

Sebastian Mullaertによるリミックスを収録!!

12" |  ¥1,500 |  DARK MATTERS (UK)  |  2019-05-07  | 
Wa Wu Weのバージョン(A面)が素晴らしいロング・ジャーニー!五里霧中、暗中模索のダビーさの中でもスッと導いてくれるシンセの煌びやかさ、キック&ハイハットの漸進性、そして歩を示してくれていたビートが後半の章で霞となって、なおもゆっくりと道が浮かび上がってくるような景色の移ろいとその表現力の豊かさ。(自分の)好みに突き刺さるベースの絶妙な恐ろしさも最高です。嵐のようだったオリジナルと照らしたときに、「No More Words」という言葉のニュアンスがガラッと変わる、その対比の具合もとても面白くて愛しい。もしくは「祈り」とも言えそうな尊い16分間。今回のチャートの中でも、一番はこれで決まりでしょう!
8
TECHGNOSIS EP

HERMETICS - TECHGNOSIS EP

テクノの老舗名門レーベル"R&S"。無国籍な空気感/濃厚な電子音が包み込む絶品テクノ◎

12" |  ¥1,550 |  R&S (UK)  |  2019-05-05  | 
最近のR&Sは好きなリリースが多くて嬉しい!超名門なので今更言うことでもないですが、押さえるとこは適度に押さえつつも、やっぱり一筋縄ではいかない個性や捻くれた才能を送り出すのが本当に上手なレーベルですよね。ハイファイすぎても、アンダーグラウンドなフォーマットのマナーに寄せすぎても、どのみち陳腐になってしまうようなところでの、紙一重のランディングに成功しているハイクオリティ・トラックです。
9
やさしい哺乳類

マヒトゥ・ザ・ピーポー - やさしい哺乳類

『不完全なけもの』からわずか2ヶ月のスパンでリリースとなる新作4th.アルバム!!

CD |  ¥2,343 |  十三月の甲虫 (JPN)  |  2019-09-12 [再]  | 
最高です!!2曲目の鎮座Dopenessが客演参加している曲では、アコースティックでマットな質感の中で、カフェオレにやっぱもうちょっとだけミルクを足す(大事なことですよね・・・)みたいな、アコースティックな音とラップのコントラストの溶け合いがあるんですが、ラップ・パートのボリューム感が完璧すぎて、入ってくる瞬間がめちゃくちゃ最高です。色が変わるのに眩しくないというか。そういった仕掛けに有用性があるとかないとかそんなことより、そのこだわりが僕にとってはラヴ、という話でした。
10
TEENAGES

QASIM NAQVI - TEENAGES

ジャズ・ドラマーとしても活躍するパキスタンの電子音楽家による‎新作!

LP |  ¥2,550 |  ERASED TAPES (UK)  |  2019-12-27 [再]  | 
しっかり電子音楽だけど、モダン・クラシカルのエレクトロニック化の流れも参照しながら聴きたいですね。後半に向けて徐々に荘厳になっていくのですが、タイトル・トラックに至っては実に尺が18分も!Rival Consolesのような雰囲気も纏わせつつ、より音的な側面と打的な側面が一体となったサウンド解釈によって、ソリッドでありながら様々なカラーをもった作品になってます。

SEKITOVA

Profile

大阪、1995年元旦生まれのDJ/プロデューサー。生まれる前からJoey BeltramやDave Angelを胎教に、様々なエレクトロニック・ミュージックに触れ合ってきた、文字通りの第二世代。テクノ以外にも様々な音楽に影響を受け、「テクノはジャンルではなくそれと向き合う姿勢のこと」を胸に、時に細々としたジャンルの壁を越えていく事もいとわないストーリー重視のDJ。2013年、『BIG BEACH FESTIVAL 13』のメインステージへの出演を皮切りに、ageHaのモンスター・テクノ・パーティ『CLASH』へも度々招集され、2014年には自身の初オーガナイズ・パーティーと連動する形で、宇川直宏主宰のDOMMUNEにて3時間SEKITOVAオンリー番組もオンエアされ話題に。2016年、Clubberria Podcastに提供したミックス『CB 276』では、その世界観の一片を垣間みることができると好評を博す。その他『ULTRA JAPAN』の第14回、第16回、『WIRED CLASH、EDC 17』、Boiler Roomなどへ出演。地元大阪でもClub Jouleにて『TESLA』を主催し、Licaxxxとのツーマン・パーティも好評を集めた。トラック・メイキングの方では、2012年12月5日に初アルバム『premature moon and the shooting star』を自主レーベルよりリリースすると、砂原好徳やDJ SODEYAMAらを皮切りに数々のトップ・アーティストから支持される。iTunes Storeではエレクトロニック部門でトップ10入りを果たし、ミュージック・マガジンが選ぶ2013年ベスト・チャートのテクノ、ハウス、ブレイク・ビーツ部門で6位入選。これが制作面でのキャリアの船出となり、その後リリースした楽曲は軒並みチャート・インを記録する。2015年はセイコーウォッチ社のプライベート・ブランド、『GALANTE』の10周年記念キャンペーンで音楽をプロデュースすると、森高千里をフィーチャーしたオリジナル・トラック"Foetus Traum"を、寺田創一「百見顔」とのスプリットでリリース。2017年には京都Metroでの石野卓球とのツーマン・パーティーに併せて、Takkyu Ishino"Lunatique (SEKITOVA Remix)"をSoundCloudにて発表。その翌週にはANIMAL HACKの楽曲"Moment"のリミックスが発表されると、アルバム・チャート最高13位にランクインした。2018年は2年ぶりとなるオリジナル・シングル『Escape』と、BOOM BOOM SATELITESの中野雅之が手がけるシンガーXAIの楽曲であり、2017年に公開の映画『GODZILLA 怪獣惑星』のテーマ・ソングでもある"White Out"のリミックスを立て続けにリリース。エレキング編集長の野田努からは「日本クラブ文化の未来の明るい星」と評されるなど、すでにシーンにおいてかかせないパーツの1人となっている。

Web Site

Release Information

HYAMIKAO / FOETUS TRAUM

SOICHI TERADA / SEKITOVA FT. CHISATO MORITAKA - HYAMIKAO / FOETUS TRAUM

寺田創一、Sekitovaの2人が森高千里とコラボレートした大注目作品!

12" |  ¥2,420 |  WASABEAT (JPN)  |  2016-11-15 [再]  |