大石始 / 2013-04-12
1
MAJOR LAZER - FREE THE UNIVERSE
☆特大推薦☆Wyclef JeanやBruno MarsにShaggy、Laidback Lukeらが参加の超強力2nd.アルバム!!
いやー、待ってました！前作以上にハイブリッド・ダンスホール道を突き進んだ２作目。すでに先行カットされていたトラックで期待に胸を膨らませていた方も多いはず。とりあえずマストでしょうね、これは。
2
OWINY SIGOMA BAND - POWER PUNCH
ナイロビの呪術グルーヴとロンドン産エレクトリック・サウンドの見事な融合!!
わ、知らん間にセカンドが出てた！ジャイルス・ピーターソン主宰のブラウンズウッドが送り出すアフロセントリックなダンス・アルバム。音数の少なさ、しっかりした低音も僕の好みです。
3
V.A. - LONDON IS THE PLACE FOR ME 6
Honest Jonsの名物コンピ・シリーズ第6弾。第5弾同様素晴らしすぎる内容です!!
こんなの出てたなんて知りませんでした！イギリスの名門オネスト・ジョンの名シリーズ最新作。カリブ～アフリカからイギリスへと渡ってきた移民たちが紡ぐ、懐かしい故郷のメロディー。悲しみと喜びが交差する歌の数々。第一弾から愛聴してきましたが、今回も当然買います！
4
SID VAGA - NA NA YE
チリアン・ミニマル好きにも大推薦のブラジリアン/ラテン・ハウス究極の1枚が誕生っ!!
ニューヨークのワンダーウィールも引き続きチェックすべき。土着的かつ無垢な辺境感が盛り込まれた、どこかハミロ・ムソットあたりとも通じる１曲。レーベル・オーナーのニコデマスはコレを作ってどんなセットを組むのかな？
5
NEW YORK SKA-JAZZ ENSEMBLE - STEP FORWARD
大人気スカ・ジャズ・バンドの'08年の大傑作が遂にアナログ化。メチャクチャ最高です!!
おお、これもアナログ化されてたのか！ジャズとスカの美味しいとこ取りバンドによる2008年作。ここ最近個人的縁からスカの魅力を再発見していたところなので、これはナイスタイミング。内容もいいです。
6
JOE HARRIOTT - INDO JAZZ SUITE
ジャマイカ・ジャズメンによるインド・ジャズ!!
ふとした瞬間にこの妖しい／怪しい響きが欲しくなる。ジャマイカ人サックス奏者がイギリスで制作したラーガ・ジャズ・アルバム……って、考えてみれば移民大国であるイギリスならではの一枚。今聞いてもフレッシュ！
7
JOE BATAAN - GYPSY WOMAN
Curtis Mayfield"Gypsy Woman"不良ブーガルー・カヴァー収録!!ラテン・ソウルの大傑作!!!
みんな大好きジョー・バターン。この人のアルバムなら『Subway Joe』でも『Riot!』でも『Afro-Filipino』でも（最近の作品ですら！）何でもいいんだけど、大好きな“Gypsy Woman”が入ってるということでコレを。この人のレコード、必ず一枚はDJバッグに入れていきます。
8
ROJO REGALO - FOUND LOVE
力強いクンビアのリズムとホットな浪速ソウルが混ざり合う激最高ミクスチャー・グルーヴ!!
大阪のクンビア・バンドが放つファースト・アルバム。マヌ・チャオやチェ・スダカなど欧州レベルミュージックとキューバ音楽も呑み込んだ、スーパー・オリジナルな大阪大衆歌謡。ライヴで鍛え抜かれた名曲ばかりがズラリ。これは買うべきです！
9
FULLMEMBER - AFTER DECEMBER
その後の世界を一つのコンセプト・ワード掲げた2年振りとなる新作!
僕も奇数月に「TOKYO SABROSO」というパーティーをやらせてもらってる東京・久米川のFOGGYというハコで撮影したジャケがイカす最新作。DJ JUCOの作るボーダレスなトラックはワールド系DJも反応するはず。リンク先のトレイラーで視聴可。
10
- - ダブステップ・ディスクガイド
遂にダブステップ本出ました。600枚超えのベース・ミュージック・ディスク掲載!!
話題の本。まだ全部読めてないけど、すごくおもしろいです。UKのベース・カルチャー／ダンス・ミュージックは突然変異的に見えるものでも縦と横に繋がるラインがちゃんとあって、ダブステップにもそうしたラインが存在することを分かりやすく教えてくれる一冊。Youtubeで検索かけながら読んでます。
大石始
Profile
大石始（TOKYO SABROSO／EL PARRANDERO）
酒と旅と祭りをこよなく愛するライター／エディター／DJ。DJ YAHMANと共に無国籍パーティー「EL PARRANDERO」を不定期開催するほか、西東京・久米川FOGGYの熱帯音楽祭「TOKYO SABROSO」や〈民謡～祭りグルーヴの再発見〉をテーマに掲げた「トーキョーワッショイ!!」などを主催。中南米／カリブからアフロ～ヨーロッパ、アジア各国の祭り音楽をミックスし、フロアを村祭り会場へと一変させる。ニコデマス、マフト・サイ、ディック・エル・デマシアードなど海外アーティストとの競演も多数。また、ライターとしての著作に「関東ラガマフィン」「GLOCAL BEATS」（共著）があるほか、トーク・イヴェントやラジオ番組にも出演。2012年にはコンピ『DISCOVER NEW JAPAN 民謡ニューウェーブ VOL.1』をプロデュース。
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