Makkotron (ひよこ) / 2012-07-06

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CAN'T HELP IT LP

ECHO PARK - CAN'T HELP IT LP

■永遠の名盤■B-Boyお馴染みネタも満載の胸キュン・ディスコ歴史的傑作が限定リプレスです!!

LP |  ¥1,300 |  DISFIGURED DUBZ (UK)  |  2013-11-11 [再]  | 
またもや来た。金がまるでない現実が。私の経済状態は、電車の中での便意のようなもので、「あぁ、もうダメだ…」と思いながらギリギリで何とか過ごして、スーッとした直後にまた猛烈な便意(金欠)が容赦なく襲ってくる。その繰り返し。今がまさに、そのギリギリのフェイズ。どっかツケの利くレコード屋はないかな?と精神が蝕まれて甘い甘い考えが頭をグルグル、ジャーマン・ニューウェイヴ。日本はジャーマン・ニューウェイヴが現地を含む海外よりも安いですよね。でも私には買えないの…。という訳で安いレコードを。LPでこの価格はブロックバスターでしょう! いくらジャケットがディスコブーム期に日本のスタジオミュージシャン達がグループをデッチ上げてリリースしたレコードのようでも。内容がまた、PPUやBoogie Timesあたりが好きな人には堪らないようなグッドフィーリンなエレクトロ・ディスコ、モダンソウル(っぽい)曲が隅から隅までで食いしん坊も大満足。何でJET SETさんはエレクトロのジャンルでしか展開していないのでしょうか?と思うくらいですよ(7月5日現在)。シンセ系のインディ・ロック好きにも、きっと支持されるでしょうし。安かろう美味かろう、そんな今は亡き某ラーメン店のような1枚。あと強調しておきたいのが、安かったから買った訳ではではない!ということ。つまらんレコードならタダでもいらんわい!安いを理由にハードルを下げてレコードを大量に買う人がいるけど、そんなことは貧乏人には出来んわい。私なら値段に関係なく本当に欲しいレコードだけを厳選しまくって、借金してでも買うよ!って一体、誰に向かって叫んでいるのだろう?
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THE RETROSPECTIVE ALL STARRS VOL.1

V.A. - THE RETROSPECTIVE ALL STARRS VOL.1

Rayko, 78 Edits, Art Bleek, Toomy Discoら強力布陣が参加!!

3LP |  ¥2,300 |  RETROSPECTIVE (UK)  |  2012-07-02 [再]  | 
と叫びながら、これも安いですねー! 販促コンピ(?)とはいえ3枚組でこの値段でしょ? 基本的にはディープハウスの佳曲を集めたものなんですが、Jimmy The Twinの" Caught Up"(B-2)など各枚に1~2曲入っているモダンソウル~AOR寄りの曲が特に素晴らしいのです。またどうでもいいことですが、ここ数年好きで、このチャート上でもモダンソウルやAOR系の音を挙げてますよね。それはナゼかを自己分析してみました。私の金欠期と重なっていることを考えると、小金を持っている人が好きそうな音楽に憧れていることに気づきました。メチャクチャ金を持っている人ではなく、小金を持っている人が好きそうな音。というか雰囲気。だから本当はそんな音が好きどころか、どうでもいいのかも知れません。雰囲気でしょ。なんとなくでしょ。そんな気持ちで音楽を聴いています。愛なんてありません!
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THE D.W.G. REMIX E.P.

T.D.S. MOB - THE D.W.G. REMIX E.P.

アルティメイトなネタ使いが堪りません! 超強力8トラック・リミキシーズ!

12" |  ¥2,400 |  DIGGERS WITH GRATITUDE (UK)  |  2012-07-02 [再]  | 
T.D.S.MOB…東京ディズニー・シー集団…かな?思いついたことをストレートに書いてみました。懐かしいグループですねー。当然、リアルタイムでは聴いていませんけど。10数年前に"Dope for the Folks"のシングルを大阪のディガー、S氏に無理を言って譲ってもらったという他人にはどうでもいい私的な想い出もあります。本盤は20年以上眠っていたという彼らのアカペラ音源を使った現行リミックス集。目玉はA-1"Bounce (D.J. Format's Ultimate Breaks Remix)"でしょうが、私は打ち込みビートに痺れるB-1"T.D.S. Scratch Reaction (Jorun Bombay's '86 Pop Art Remix)"の方が好きです。'86と名付けておきながら、ライナーでリミキサー本人が「1987年の感じで…」とコメントしているのも雑把で微笑ましい。それにしても、殺人者までをも輩出した打ち込みヒップホップの名門レーベル、Pop Artは今聴いても最高ですよね。80年代半ばのフィアデルフィアにてヒップホップをポップアートとして捉えていた感覚も凄いとしか言い様がない。
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AN LETAH

JANKA NABAY & THE BUBU GANG - AN LETAH

☆特大推薦☆トロピカル・ベースDJ必携の高速アフロ・グルーヴ=ブブ・ミュージック!!

EP |  ¥1,450 |  TRUE PANTHER (USA)  |  2012-07-19 [再]  | 
店頭で33回転で試聴して購入。後で45回転のレコードだと知りました。45回転だと速い、速い。他人には理解できないでしょうが、小便が漏れそうで我慢している時に私の頭の中ではこんな感じの音楽が鳴り響いています。なので、45回転でも良いのは良いのですが、聴きたくはありません。33回転だといい感じのハイライフ風になって落ち着いて聴けます。ヴォーカルも野太くなり、ダークなムードがでて私好み。特にシンセがゆらめくA-1"En Mane Ah"が良いです。友人のKさんが撮った1分程のNYでのライブ映像を観ましたが、ライブでも高速でした。なので私はライブには行けそうにありません、尿意のせいで。ちなみに、もうすぐアルバムもドロップされるそうです。45回転LPだったら嬉しいな♪
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LOVE CELEBRATION

SLOW MOTION REPLAY PRESENTS DUNK SHOT BROTHERS - LOVE CELEBRATION

リリース後、即完売してしまった『Love Celebraton』が多くのリクエストに応えリプレス決定!

12" |  ¥1,681 |  SMR (JPN)  |  2016-06-08 [再]  | 
Onur Enginが和物リエデットをリリースし話題になりましたが、本国から真打ちが登場。内容が内容だけに詳しくは書きませんが、素晴らしい出来です!Slow Motion Replayさん達の勇気も特筆すべきですね。次回も楽しみ。日本のマフト・サイみたいになることを希望しております!!!
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LANGUAGE

ZULU WINTER - LANGUAGE

「2012年のVaccines」と高い評価を得るUKニュー・バンド。ファースト・アルバム出ました!!

LP |  ¥2,100 |  ARTS & CRAFTS (USA)  |  2012-06-24 [再]  | 
ずばり、アーティスト名で試聴いたしました。結果、私が期待していた音とは全く違っていました…が、これはこれで好きです!何の新鮮味もないネオアコ~インディ・ロック系サウンドなんですけど、何となく好きなんです。って何の説明にもなっていませんね。そもそも説明する気さえもありませんが。ネット上で話題になり、あっと言う間に注目を集め、あっと言う間過ぎて詳細不明のバンドながらも2月には来日公演まで果たしたそうです。昼間に屋外で聴きたいバンドですね。そんなバンドのことを総称して「学祭バンド」と勝手に呼んでおります。あながち間違いではないでしょう?今年の夏はヨーロッパ中のキャンパスでバンバン演奏をする予定のはず。バンバン!
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FIRE STAR

ILAIYARAAJA - FIRE STAR

インド版Africa Bambaata~Kraftwer的な超強烈ナンバー満載!!

2LP |  ¥2,950 |  BOMBAY CONNECTION (HOL)  |  2013-06-22 [再]  | 
2~3年前のCharanjit Singhによるガラムマサラ・アシッドの再発にも仰天しましたが、今度はシンセ・ディスコですか?!南インド映画のことをコリウッド映画と呼ぶそうですが、Ilaiyaraajaは、その辺の映画音楽の巨匠だそうです。巨匠なのはいいけど、ややこしいスペルを何とかして欲しいですよね。昨年、Finders Keepersから2回に渡ってリリースされた編集盤も最高でしたが、本盤はもっと凄い。1曲目のエレクトロ・チューンから理性を歪ますサウンド。かと思えば、B-1のようなインド音楽とは分からないような、悪くいえば西洋ナイズされた、メロウで素敵なAORチューンもあって、逆に他の曲のスパイスとなっていたりします。睡眠導入剤のようなサタジット・レイの映画とは違って、覚醒させられるような名編集盤。こうなりゃ、Youtubeで話題になった"Rock It"のインド・カヴァー(パクリ?)が再発される日も近いはず。もう何が再発されようとも驚かない!

Makkotron (ひよこ)

Profile

神戸のバー『Gospel』勤務、大阪の『Meets』誌にての編集を経て、渡米。ニューヨーク市立大学映画科を中退後、ブルックリンにて中古レコードショップ『Weekend Records』を設立。DJ Shadow等のフェイヴァリット・レコードショップとしても知られる(http://www.redbullmusicacademy.com/magazine/new-york-stories-hua-hsu)。DJとしての活動は、ウィリアムズバーグの『Galapagos』、イーストヴィレッジの『Black Star』、『イージー・バー』でのレギュラー ・パーティや、FMラジオ局『WFMU』での番組出演など。その後、諸事情により、やむなく帰国。某レコード店のバイヤー、音楽&映画ライター、DJなどで活動していたが、現在は『Weekend Records Tokyo』を何を思ったのか始めてしまって地獄のような模索の日々(http://weekendrecordstokyo.tumblr.com/)。JET SET TOKYOから徒歩1分。是非!

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