Makkotron (ひよこ) / 2014-08-01

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GRENIER MEETS ARCHIE PEALGO

GRENIER & ARCHIE PELAGO - GRENIER MEETS ARCHIE PEALGO

■超定番■NYベース・トリオArchie Pelagoがコラボ名義で放つオーガニック・ジャズ・ベース特大傑作!!

LP |  ¥3,350 |  MELODIC (UK)  |  2015-01-31 [再]  | 
あたふたしている間に、2014年もとっくに半分が過ぎてしまいました。私の人生は半分どころか、そろそろ終盤戦の形相。今後、大転落はあっても大逆転ホームランはありえない。せめてマシな終焉を迎えようと、婚活をすっ飛ばして終活を始めした。まずは大好きだった飲酒を止めることに。で、止めることには成功しましたが、アルコールが身体から抜けると、これまで以上にだらしない人間になってしまいました。特に時間が守れない。ちょい長い前置きになりましたが、これをチャートの提出日を大幅にオーバーしていることの言い訳に代えさせていただきます。さて、誰にも頼まれていないながら上半期ベストテン選びを始めました。真っ先の次くらいに思い浮かんだのが本作。ジャズ・ベースというものが何なのか、イマイチ分からなかったのですが、これは分かり易くて凄く良く出来ていると思います。どのカテゴリーの音楽か?と訊かれたら、「んー、少しECMっぽいし、ジャズなのかも」と答えられるサウンドでしょう。「ジャズが好き!」なんて堂々と言うと、なんだか程度が低い人みたいですが、正直、ジャズっぽいものも含め大好きです。なにせ最初に意識して聴き始めた音楽がジャズですから。そんな若者が、歳とった今では1番苦手なタイプなりました。本当に気色悪い。メガネなんかかけてたら最悪。そういう人達は男女問わずマグロ漁船にのって、大海原に旅をしていただきたいものです。
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HYPERION

SASAC - HYPERION

デビュー作がインディ方面からも好評だったSasacの2nd.アルバム!!

LP |  ¥2,100 |  OMEGA SUPREME (USA)  |  2014-09-19 [再]  | 
べろべろに酔っぱらって、いつもはこのチャートに取りかかっているのですが、素面だと全然すすまないことが分かりました。何を挙げればいいのかさえ分からない。酔っぱらうことがなくなると、もの忘れが減ったり、メガネを壊すこともなくなるというメリットもあるのですが、いかんせん居心地が悪くてボンヤリとしてしまう。とにかくこのチャートが私の数少ない外界との交流手段なので何とかやりきらなければ。本作を一言でいうなら、フュージョン。ニューヨーク時代に片思いしていた女の子の名前は、ヒージョン。彼女も今や2児の母親。随分遠くに来てしまいました。素面の時間が長いとついつい昔のことを思い出します。ですが、今は思い出す時間ではありません。早くチャートを提出しないと、近所のスーパーの冷凍食品タイムセールに間に合わないのです。私のお目当ては、冷凍お好み焼き。寝坊した朝とかに、さっと作れて便利なんですよねー。ああ、セール終了まであと1時間! なので、次にいきます。
3
EL SUR

JOAN BIBILONI - EL SUR

センス良すぎるスペイン産自主制作激レア・モダン・ブギー~バレアリック音源!!

LP |  ¥2,500 |  MUSIC FROM MEMORY (HOL)  |  2020-06-24 [再]  | 
やけくそ気味なチャートもたまにはいいでしょう。どうせ誰も読んでないし、なんなら読んでもらわなくて結構。と、クダを巻いている間にもセール終了時間は一刻と迫る。なので先を急ぎます。本作は、通称「漢字ジャケ」と呼ばれるレア・フュージョン盤で有名なアーティストの編集再発盤。アナログとしては本盤にのみ収録の曲もあったはず。上記2枚と抱き合わせ商法が出来るくらいに相性がピッタリな1枚なので挙げてみました。それ抜きにしても、個人的には今年のベスト再発盤候補。
4
DESTROYED

RYAN HEMSWORTH / WAVE RACER - DESTROYED

カナダ~オーストラリアの新世代ビートメイカーによるリミックス・スプリット!!

7" |  ¥1,100 |  LAST GANG / FUTURE CLASSIC (CAN)  |  2014-07-16 [再]  | 
めかぶもスーパーで忘れずに買うこと、、、チャートを買い物メモとして活用してみました。本作も上記レコード達の流れに沿うような、ふんわりメロウ・シンセ・ビーツ。ジャケットの落書きはこのみではありませんが、内容はメチャクチャ間下このみ。特にB面のシンセフレーズは、1発で強くアタマに残ります。今や絶滅種となったスクウィーとかが好きな人にもピッタリなのでは?
5
XSCAPE

MICHAEL JACKSON - XSCAPE

20世紀最大のポップ・スターMJの遺作第2弾となる未発表音源集がUS正規盤LPで登場!

LP |  ¥2,400 |  EPIC (USA)  |  2014-11-26 [再]  | 
ロックの王様(King Of Rock)と称されるアーティストと言えば、エルビスに、ランDMCに、マイケル・ジャクソン。マイケルにロックを感じるか問題はさておき、彼の遺作第2弾(という表記はおかしくないか?)を。このアルバムは誰がどう言おうがジャスティン・ティンバレイク君との疑似デュエット曲、"Love Never Felt So Good Remix"に尽きる! DJで使う前に聴き過ぎて飽きてしまったくらいに、どうしようもなく良い曲! 特に曲の頭と中盤過ぎに出てくるジャスティン君の"Dance, let me see your move"のささやきがタマらない! ハァハァとの息づかいにも、男ながらにドキドキしてしまいます。ジャスティン君と一緒ならマグロ漁船も耐えられるかも。迫りくるセール終了に焦り過ぎて、もう何を書いているのか分かりません。ついでに書けば、ジャスティン君が2006年にリリースしたシングル、"My Love"のインストはメチャクチャ良い! 数あるティンバーランドの仕事の中でも屈指の出来。今でもよくプレイしております。と、政治的メッセージは込めましたが、まとまりがないままに、今月のチャートはこの辺で。冷凍お好み焼きが残っていますよーに。

Makkotron (ひよこ)

Profile

神戸のバー『Gospel』勤務、大阪の『Meets』誌にての編集を経て、渡米。ニューヨーク市立大学映画科を中退後、ブルックリンにて中古レコードショップ『Weekend Records』を設立。DJ Shadow等のフェイヴァリット・レコードショップとしても知られる(http://www.redbullmusicacademy.com/magazine/new-york-stories-hua-hsu)。DJとしての活動は、ウィリアムズバーグの『Galapagos』、イーストヴィレッジの『Black Star』、『イージー・バー』でのレギュラー ・パーティや、FMラジオ局『WFMU』での番組出演など。その後、諸事情により、やむなく帰国。某レコード店のバイヤー、音楽&映画ライター、DJなどで活動していたが、現在は『Weekend Records Tokyo』を何を思ったのか始めてしまって地獄のような模索の日々(http://weekendrecordstokyo.tumblr.com/)。JET SET TOKYOから徒歩1分。是非!

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