CRZKNY (Goodweather / Hiroshima Shitlife) : Bass / Beats - [2017-12-22]
[Profile]
日本ジューク・フットワークシーンの代表的トラックメイカーの一人。2012年から現時点までのリリース総数は、160タイトル、650曲以上。ハイペースな楽曲制作、過剰低音且つアグレッシブなLIVE、そしてシカゴJUKEレジェンドTRAXMANからサニーデイ・サービスまでをリミックスしていくその振り幅でファンを魅了し続けている。2017年、三枚組超大作『MERIDIAN』をGOODWEATHERよりリリース。曽我部恵一、EYヨ、KILLER-BONG等々名だたるアーティスト達から絶賛と驚愕の声で迎えられる。その後DOMMUNE初登場五時間ぶち抜き特番では異例の5万5千ビューワーを獲得、宇川直宏から「新たなカルトヒーローの誕生(久々に本物のキチガイを見たとも)」を宣言される。
2012年より『Atomic Bomb Compilation』シリーズをGnyonpixと企画、多くの国内外アーティストが参加。今までにThe Japan Times、Red Bull Music Academy、Pitch Forkなどで特集、インタビュー等が掲載されている。
盟友D.J.Fulltonoとのプロジェクト『THEATER1』として、2015年から2016年まで12ヶ月連続で、160BPM、ジューク・フットワークを解体、再構築し、最先端のミニマルテクノ作品を作りあげデジタル配信した。また10月にはアルバム『fin』をフィジカルにてワールドワイドリリース。
現在ノイズエクスペリメンタルDJとしてYung Hamster名義でも活動中。
1. CRZKNY / Meridian (Goodweather) CD
ナニワトモアレこの一枚。手前味噌とか当然抜きで今年出た盤で一番ヤバいのは異論は認めない方向で『Meridian』で決まり。これを読んでいる読者諸兄は当然聴いているだろうしもしも聴いてない方は今すぐ聴きましょうね(^^)b(聴いてない音楽関係者の人とかのセンスは、普通に、マジで心配になってます)。
CRZKNY - MERIDIAN
炸裂の新境地、広島が生んだ孤高のJukeプロデューサーCRZKNY の3年ぶり3rdアルバム!!
※以下、順不同
2. King Krule / The Ooz (XL Recordings) 2LP
声が好きだから聴いてしまう。そして死ぬほど陰鬱な曲もなんだか声が面白いから意外とポップに聴けてしまう。Youtubeで動いてるの初めて観たが声まんまな顔しててグッと来た。CRZ的にとても良いロックって感じ。なんとなくクラーク内藤がすごく強くなったらこんな感じになる気も。
KING KRULE - THE OOZ
2017年リリースのセカンド・フル・アルバム!!
3. Marshal Applewhite / Go Home (Yo Sucka!) 12"
デトロイトのスラッジ・シーンの長(というかこいつがスラッジと言い出したんだと思う)がJuke Traxの子レーベルから出した強いハウス。世の中もっとこんな強いハウス溢れればいいのに。。。(あくまでもCRZ主観)この人当たり外れあるけどこれは最高。サチュレーションとディストーション信仰も感じれる。
MARSHALL APPLEWHITE - GO HOME
ゲットー・ハウス~レイヴ・ブレイクビーツをアシッドに塗したゴキゲンな1枚!!
4. Zomby / Gasp! (Big Dada) 12"
別にCRZが入れなくても誰か入れるだろくらいなZombyだけど、こいつそんなみんな褒めるほどいいか?あとThe Bugとかさ。個人的には名前だけでなんか許されてるリリース(特に大御所的なの)も多いなーとか思う、とかな個人的な思いはあるもののこれは普通にマジでかっこよかった。
ZOMBY - GASP!
"Big Dada"からの最新EPはアナログ機材で制作された泥沼鋼鉄ロウ・ハウス!!
5. Special Request / Stairfoot Lane Bunker (Houndstooth) 12"
スペリク仕事は相変わらずレイヴ的な空気掴むのがマジで絶妙に上手いからつい聴き込んでしまうけど、ふと「今はいったい何年なんだ」みたいな疑問がよぎったりするのもデフォルト感覚。まぁでもよく考えたら痒いとこ手が届く音質の良い過去のレイヴとかジャングルが買えるのはとても良い。
SPECIAL REQUEST - STAIRFOOT LANE BUNKER
Paul Woolfordによるテック・ベース系アプローチ・プロジェクト、Special Requestがエレクトロにアプローチ!!
6. Fabio Monesi / Riot EP (Creme Organization) 12"
Fabio Monesiってどれ買っても正解なんだけど、懐古趣味に強烈に働きかける(Motorbassのアルバムとか聴いてた頃思い出すみたいな)ヤバみ成分が全編に渡って繰り広げられてて、この手のサウンド聴いてたら脳内のクラブで満足してしまって、別に出かけなくてもいいやと満足されられてしまう。そういうハウスミュージック。
FABIO MONESI - RIOT EP
"Wilson"主宰、Fabio Monesiが"Creme"に登場!
7. Drvg Cvltvre / Nobody Cares Forever (New York Haunted) CD
Marshal Applewhiteと並んで悪いレイヴ(デス・レイヴ感)感じさせてくれる全く救いがない混ぜ物オーバードーズ系アシッド。こういうの流行ったらクラブとかバンバン薬物だらけになって摘発されて閉店してしまうから流行らないのか、と思う程度には激ハード。そしてやはり流行ってる気配すらない。そしてジャケ写が逮捕前の高野政所にも見えてくる。
DRVG CVLTVRE - NOBODY CARES FOREVER
カルト・アクトによる凶悪アシッド・レイヴ・アルバム!!
8. Kyle Hall / Eutrophia Sevan (Wild Oats) 7"
ちなみにウチのレーベルオーナーは買えなかったらしいが。そんなことはさておき、極上。この人こそ、CRZが選ばなくてもいいんじゃないかと思うほどにどこを切り取っても良質だけど、それだけ今年フィジカルで出てるので刺さるのとかなかった感じかと思ったら入れてもいいよね?と甘えてしまい選盤してしまった。
KYLE HALL - EUTROPHIA SEVAN
15年傑作アルバム『From Joy』以来となるニュー・リリース!!
9. EMG / Mother Funk (The Trilogy Tapes) 12"
初っ端から完全にぶっ潰れてて最高。所謂ロウ・ハウス的なのでも、これってただの音質悪いデモテープじゃん?ていうの多すぎてうんざりだけど、こういう音はマジで良い。そしてメイン曲以外がただの汚いノイズばかりなのも超好感持てる。やってる本人はどうなのか知らないけど、こういう金の無駄遣いは大事。
EMG - MOTHER FUNK
LiveJam Recordsの主催を務めるベルリンのプロデューサー、Emanuele Gianniniによるプロジェクト、EMG新作!!
10. V.A. / Twin Peaks Music From The Limited Event Series (Rhino) / 2LP
シーズン3観てた人は完全に毎曲ロードハウス思いだして楽しめるし、観てない人も純粋に良いコンピだから楽しめる。ただ、American WomanのDavid Lynchリミックスはもう一枚の方(通常サントラ盤)に入ってるから悩ましい。個人的にはEL-Pプロデュース曲でCharlyne Yiが這いつくばって絶叫するシーンの謎さを反芻する率多し。
V.A. - TWIN PEAKS: MUSIC FROM THE LIMITED EVENT SERIES
Chromatics、Sharon Van Etten等を収録したサントラ・アルバム!!
[イベント情報]
2017/12/23 (土) DJ BAR ANICCA 5 TH ANNIVERSARY FINAL!!! @BAR ANICCA(周南)
2018/1/5(金) Anybody Universe New Year Party 2018 STELLA vol.02 @clubSTOMP(大阪)
2018/1/19(金) SCUM PARK @UNIT(代官山)
2018/1/27(土) v.o.p vol.10 @2NICHOUME PARADISE(伊勢)
[関連サイト]
HP: https://www.crzkny.org/meridian
Schedule: https://www.crzkny.org/live-schedules
Twitter: https://twitter.com/CRZKNY_JP
Bandcamp: https://crzkny.bandcamp.com/
[関連商品]
CRZKNY - MERIDIAN
炸裂の新境地、広島が生んだ孤高のJukeプロデューサーCRZKNY の3年ぶり3rdアルバム!!
CRZKNY - RESIST
DJ Stingrayによるリミックスを収録した人気作品が再プレス!
THEATER 1 - FIN
フットワーク以降アンビエント未満、鑑賞する白銀のミニマル・テクノ!!