Seimei & Taimei : Bass / Beats - [2017-12-22]
[Profile]
若手アーティストのトラックを世界へとリリースすることを目的としたダンス・ミュージック・レーベルTREKKIE TRAXを主宰する、Seimeiとその弟Taimei aka Carpainterによるユニット。ジューク、トラップ、ダブステップ、ガラージなどのベース・ミュージックを起点に、ハウスやテクノなどの四つ打ちまでジャンルレスにプレイする。TREKKIE TRAXによるレーベルナイトのオーガナイズや、TOYOTA ROCK FESTIVAL, OUTLOOK FESTIVAL等のフェスへの出演などの活動は、渋谷2.5DやBlock fm、Groove誌、MTVなど数多くのメディアでも取り上げられており、2013年12月からは盟友andrew(Eiji Ando)と共にパーソナリティーを務める『Rewind!!!』が、日本最大のダンス・ミュージック専門インターネット・ラジオ局 Block fmにてスタート。弟Taimei aka CarpainterがUKガラージ~2ステップ~ハウスを【FUTURE】という感覚で解釈した楽曲は、国内外問わず高い評価を得ており、自身の主宰レーベルTREKKIE TRAXやMaltine RecordsからデジタルでEPをリリースしている。また2015年には自身のレーベルよりレコード・フォーマットでのEPや1stアルバムのCDをリリースするなど、制作活動を積極的に行っている。更に、tofubeatsや東京女子流、CAPCOMの『モンスターハンター』、『ストリートファイター』のコンピレーションアルバムにリミックスを提供するほか、人気マンガ家として知られる浅野いにおがキャラクター・デザインを務めた映像作品『WHITE FANTASY』では全編において楽曲を提供。その勢いは国内だけにとどまらず、北欧フィンランドの老舗レーベルTopbillinや、イギリスの名門レーベルL2S Recordingsなどからも音源をリリース、UKの国営ラジオ局BBC Radio 1やRinse.fm、Sub FMでも日夜その楽曲がプレイされている。2014年1月からは兄のSeimeiがサンフランシスコに移住、現地ローカルのみならずシアトルやロサンゼルスなどでもDJとしてプレイしており、これまでにDJ Paypal、DJ Earl、Addison Groove、DJ Slink、Machinedrumなどとも共演。ロンドンを拠点とするPC Musicによる初の北米ツアーでは、Sophie、A.G.Cook、QTなどのサポートを行うなど音楽活動を継続。現在の地元であるサンフランシスコでは、GiraffageやBlackbird Blackbird、Grimecraft、AViDDなどの盟友たちと共にオリジナル楽曲やリミックス制作を行い、Lucky Meレーベル主宰のラジオ・ショーなどでプレイされるなど、より音楽活動の幅を広げている。
1. Giraffage / Too Real (Counter) LP
今年一番聴いたアルバムだと思います。Giraffageことチャーリーが、我がホーム、サンフランシスコにて時間をかけて丁寧に作り上げたアルバム。優しくて切ない彼のサウンドが絶妙なバランスで収録されています。バイナルでリリースがあるかはわからないですが、CarpainterとMasayoshi Iimoriが参加しているリミキシーズも良いので絶対チェックしてください。(Seimei)
GIRAFFAGE - TOO REAL (LIMITED EDTION)
Japanese Breakfastも参加したエレクトロニック・ポップ激最高作!!
2. Addison Groove & Bim Sanga / Where Are The People EP (Bags Inc.) 12"
Addison Grooeve、11月の来日時はDJプレイも最高だったし、めちゃめちゃ一緒にいて楽しい人だった。Carpainterのニューリリースも沢山プレイしてくれたし忘れられない今年の来日イベントでした。そんな彼の新作バイナルです。(Seimei)
ADDISON GROOVE & BIM SANGA - WHERE ARE THE PEOPLE EP
"50 Weapons"以来!? 最強タッグ再度降臨!!
3. Omar Souleyman / To Syria, With Love (Mad Decent) 2LP+CD
今年はサブレーベルで合同コンピをやったり彼らのイベントに出演したりと、なにかと縁があったMad Decentが放った2017年一番マッドなEP。今年の彼らのリリースは、現行EDMを越えていくという意思が垣間見れまくって良かった。来年も驚きのリリースが増えそうで、改めて良いレーベルだなと思いました。(Seimei)
OMAR SOULEYMAN - TO SYRIA, WITH LOVE
Bjork共演も話題となった鬼才Omar Souleymanの新作がDiplo主宰のMad Decentよりリリース!!
4. Sam O.B. / Positive Noise (LuckyMe) LP
Obey Cityさんの別名義がアルバムを出しました。LuckyMeからのリリースされて以降、クラブではなく普段の生活で個人的によく聴いていました。キャッチーな"Common Ground"が一番好きですが、全体的に適度にポップ且つブギーでずっと聴けました。ジャケも好きです。本当オススメ。(Seimei)
SAM O.B - POSITIVE NOISE
Obey Cityによるブリージン・シンセ・ファンク・ポップ・プロジェクト!!
5. ゆるふわギャング / Mars Ice House (Mary Joy) 2LP
"Fuckin' Car"(prod. by JayTrill & Malikai Hits)は大箱小箱を構わずよくDJでかけました。アメリカの現行ラップ曲みたいにモッシュが起こったりして良かったです。来年も日本語でこういうクラブで歌って踊れる曲がリリースされると嬉しいですね。(Seimei)
ゆるふわギャング - MARS ICE HOUSE
日本語ラップ・シーンに衝撃を与えた傑作1st.アルバムが2LP化!!
6. Carpainter / Returning (Trekkie Trax) CD
先日新しくリリースした私、Carpainterによるフル・アルバムCDです。ここ2年程おこなってきたライヴ・セットの楽曲を中心にまとめたものになります。ベース・ミュージックやテクノに加え、今のクラブ・ミュージックにおいて一つのトレンドとして定着されてきたヒップホップやトラップといったスタイルを意識して、ハーフビートやその周辺のビート感を一つの大きなテーマとして自分なりに取り入れています。(Taimei)
CARPAINTER - RETURNING
Trekkie Traxよりニュー・アルバムが到着!!
7. Chip Tanaka / Django (sporadic vacuum) CD
田中宏和さんによるChip Tanaka名義の待望の1stアルバムです。Chip Tanaka特有の抜けのいいチップサウンドをふんだんに散りばめつつ、ダブ、ベース・ミュージック、また最近のフューチャーベースに至るまで、あらゆる骨太なクラブミュージックを感じることができる作品です。2014年のレッドブルによる田中さんのインタビューで、今回収録されている6曲目"Drifting"を初めて聴いて衝撃を受けたのを覚えています。(Taimei)
CHIP TANAKA - DJANGO
ゲーム音楽界のレジェンド、Chip Tanakaによる自身初のオリジナル・フル・アルバム!!
8. Cid Rim / Material (LuckyMe) LP
LuckyMeの秘密兵器ことCid Rimによるデビューアルバムです。初期のEPの時からかなりお気に入りのアーティストだったので、これも待望の一枚でした。最高でした。正直どの曲もそれぞれ良さがあって一曲づつ詳細に述べていきたいところですが、全曲通して言えるのは彼のジャズへの愛が強く伝わってきたということです。初めてでとりあえず試しに聴いてみたいという方は、是非3曲目の"Zunder"をまず聴いていただきたい。
CID RIM - MATERIAL
"LuckyMe"のシークレット・ウェポンCid Rim超待望のデビュー・アルバム!!
9. Mall Grab / Pool Party EP (Hot Haus Recs) 12"
Unknown To The Unknownはほとんどアタリと言っていいほど多くの良曲がリリースされていますが、その中でも今年一番印象に残った一枚です。"B_F_O_D_A_A_S_"は元ネタが強く押し出されていることもあり、 みんなヘビープレイしていたので、今年はかなりの頻度で聴いた気がしますね。先日のMall Grab来日公演ではイベントが被ってしまい行けなかったのですが、Boiler Roomでのプレイがかなり良さげなので今度は是非現場でみたいですね。
MALL GRAB - POOL PARTY EP
15年デビュー以降、その実力で揺ぎ無い信頼を獲得する気鋭Mall Grab!!
10. Luke Vibert / Luke Vibert Presents UK Garave Vol.1 (Hypercolour) 2LP
今年の中頃にLuke Vibertが提唱したUKガレイヴ(UK Garave)。その名の通り、UKガラージ+レイヴな楽曲です。惜しみないレイヴバッキングにブレイクビーツの割とレイヴな要素が強めな気がしましたが、細かくチョップするような跳ねたビート構成やパラダイス感のある質感だったりが、しっかりとUKガラージの要素として盛り込まれているのがわかります。これから毎夏、野外でかけていきたい一枚。
LUKE VIBERT - LUKE VIBERT PRESENTS UK GARAVE VOL.1
UK Garage~Rave色を全面に押し出した人気ベテラン・アクトの最新アルバム!!
[イベント情報]
12/22(金)ageHa’s 15th ANNIVERSARY “THE BEST PARTY #05” feat. ASOBINITE!!! Supported by ABSENTE @ 新木場ageHa(TREKKIE TRAX CREW)
12/29(金)TBA
12/30(土)ALPS @ 新宿MARZ(TREKKIE TRAX CREW)
[関連サイト]
http://www.trekkie-trax.com/
[関連商品]
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Seimei & Taimeiでお馴染みTaimei Kawaiによるミックス作品が登場!!
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Trekkie Trax、Maltineからもリリースする注目の若手トラックメイカー!!初のアナログ盤が登場です。
CARPAINTER - OUT OF RESISTANCE
セクシーでフューチャリスティックな激烈ポップ・クラブ・ミュージック!!
IN THE BLUE SHIRT - SENSATION OF BLUENESS
インターネットを中心に絶対的な神としての地位を確立したIn Thre Blue Shirtこと有村さんのデビュー・ミニ・アルバム!