アーティスト・DJが選ぶ2018年ベストディスク! - [2018-12-20]

皆さまお楽しみの年末企画「アーティスト/DJが選ぶ年間ベストディスク!」。今年も皆さまの期待に応えるべく総勢 46名・組のアーティスト、DJの皆様に選出をお願いいたしました。

但し、勝手ながらの縛りは例年通り、

・今年リリース
・フィジカルリリース
・市販されたもの(プロモオンリーはNG)

ということで選んでいただいています。

それでは、どうぞ皆さま御堪能ください。

text by KCMT(JET SET CEO)

 

 

 

 

 

 

■Aspara (Lomanchi / MAL) : Bass / Beats
石川県出身大阪府在住のDJ。関西をはじめ、日本各地で精力的に活動中。Licaxxx、Madeggと共に不定期で開催されるハウスパーティー『MAL』を主催。2018年5月、京都 外-soto-にて開催されたワンマンに併せて「とにかく速くて強そうな感じ」をテーマにしたテクノMixCD『蘭丸』を発表。音楽が好き。

 

 

 

 

■Bim One Productions (1TA & e-mura) : Reggae
東京をベースに活動するレゲエのリズムの進化を促すエレクトロニック・レゲエ・リズム・プロダクションがBim One Productions。メンバーに、東京オリジナル・ラガマフィン・グループRub-A-Dub Marketのサウンドの要であったe-muraと、DJ兼プロデューサーである1TAが在籍。「世界基準のサウンドシステム・ミュージック」をコンセプトにドスの効いたサウンドプロダクションを提供、国内のみならず海外のアーティスト/レーベルとのコラボレーション、Remixなど様々な形で作品を生産。2014年結成からこれまでに、自身も関わるRiddim Changoを中心に、UKのScotch Bonne RecordsやNice UP!、Pure Nicenessなどからリリースを重ねる。2016年にはこれまでのリリース楽曲をまとめた作品集アルバム「Crucial Works」を発表。また、ヨーロッパを中心とした海外ツアーも多くこなし、最新のサウンドシステムを導入した「Bim One Session」や海外アーティストを交えたサウンドシステム・パーティ「BS0」も不定期で開催するなど精力的に活動している。

 

 

■Bioman (Neco眠る、千紗子と純太) : Japanese Pop
奈良県出身、大阪在住。音楽家、DJ、デザイナー、イラストレーター。音楽関係を中心にデザイン及びアートワークを多数手掛け、2015年、イラストレーターの沖真秀との二人展「赤ちあん」を開催。2017年、伊波英里、南田真吾とともに三人展「ビッグ3」に参加。DJではアート・プログラムからクラブ・イベントまで幅広い分野に出演。インスト・バンド、neco眠るに所属、シンセサイザーを担当。2014年、2ndアルバム『Boy』にてメイン・コンポーザーを務め、2017年、安部勇磨(Never Young Beach)、スチャダラパー+ロボ宙を迎えた両A面シングル『Sayonara Summer / ひねくれたいの』両曲の作曲を手がける。2018年には、テンテンコ with neco眠る「Animal's Pre-Human」を作詞作曲。Casioトルコ温泉のMTGとのユニット、千紗子と純太では作詞作曲を担当。2017年に初EP『夢の海』、2018年9月に1stアルバム『千紗子と純太と君』を発売。

 

 

 

■Bushmind : Japanese Hip Hop
その手とコクピットに並ぶ機材を駆使して空気を歪め、新たな音楽と高次元/高純度の空間を作り出すトラックメイカー/DJ。2007年1stアルバム『Brignt In Town』(tearbridge production / avex ) 、2011年2ndアルバム『Good Days Comin’』(P-VINE)、2015年3rdアルバム『Sweet Talking』 (AWDR/LR2)をリリース。2017年には全トラックをプロデュースしたROCKASENのアルバム『Two Sides of』をフリーで配信する。仲間と共にその遊びの感じ場所と時間を巧みに配置し数々の曲に落としこみ、作品と遊びを拡散して行っている。曲からアートワークに至るまですべてをHOME&FAMILY MADEで繋ぐ。遊ぶTOWNでの出来事をPACKINGした多彩な色に輝くその盤は、穏やかに多くのドラマを産み出す。街のスポットで取り引きされる無数のMIX CD群は様々な憶測を喚起し、ストーリーは続いて行く。すべてのワックとヒッピーにレクイエムを送ろう。ミーンストリートが交差するBRIGHTな四角から。BUSHMIND IS COMING TO TOWN。

 

 

■Calm (Music Conception) : House
幼少から「NHK-FM」から流れる、コマーシャリズムに左右されない選曲を聴いて育つ。ジャンルや流行に影響されない曲作りやDJの選曲はこの時期に形成された。雑食性ダンスロックバンド活動を経て、シーケンサーによる自由に目覚めソロ活動を始める。1997年『Calm EP』でデビュー。以後コンスタントにシングル、アルバムをリリース。現在はクラブやフェスのダンスミュージックの現場と同じように、サンセットチルアウトの普及に力を入れて活動中。

 

 

 

 

■CE$ (she luv it) : Hip Hop / R&B
ハードコア/パンク・カルチャーに囲まれながら10代前半に音楽活動を始め、レコード店勤務を始めた2005年よりDJ活動を開始。ダブステップ/グライム/レゲエ/ダブから大きな影響を受けつつ、ヒップホップ/テクノ/ハウスetc...をその場にフィットさせて、70~140bpmを自由にフィックス。気まぐれにネット上へアップロードされるミックス音源、様々なスタイルや名義でリリースされるミックスCDのリリース、数々のイベントへの参加を経て、出会った仲間と大切なモノを交換し合い、日々を更新中。she luv itのベース担当。

 

 

 

 

■Daisuke Kondo : House
1988年、岡山市生まれ。同郷のkeita sano、shizkaらと共に地元での活動を開始。Black Musicの影響下、サンプルベースに独自の解釈で破壊、再構築した作品を制作している。Released music on "Altzmusica"、"Mad Love"、"Bosconi"、"Vibraphone"、"Jazz Cabage"、"Cognitiva"。

 

 

 

 

 

■DJ Kiyo (Royalty Production) : Hip Hop / R&B
Native Tongue周辺の90年代初頭のヒップホップ・カルチャーに強い衝撃を受け、92年よりDJのキャリアをスタート。流れの早く細分化の進むシーンの中でも当時から変わらぬアンダーグラウンドなスタンスをキープしながらも常に新しいものと古いものとの共存をテーマに新たなスタイルを生み出そうと考える唯一無二の異端児的存在。キャリア20年を越える今でも変わらぬ好奇心とフレッシュな気持ちを持ち続ける無類の音楽マニア。メロウなものからアグレッシヴなものまでその時代と瞬間を切り取るコンセプチュアルな内容で製作されたミックステープ、ミックスCDは1992年から現在まで120タイトルを超え、商業ベースのDJとは一線を画すミックスマスター的存在として様々な音楽層に影響を与えてきている。オフィシャルではL.A.のレーベルUp Above Records、Plug Research、人気のビートメーカーKnxwledgeのミックス、日本国内ではBlack Smoker、Lazy Woman Musicからなどなど。現場においては90'Sから継承されるドラムビート・ミュージックとしてのヒップホップの精神を軸にクラシックから現在進行形チューンまで一筋縄では行かない独自のグルーヴをデリバリーし続けている。

 

 

■DJ Koco a.k.a. Shimokita (Time 2 Shine) : Hip Hop / R&B
豊富な知識から繰り出される幅広い選曲と、時折魅せるスリリングなテクニックで、オーディエンスを魅了する。これまでに7インチのみでのライブ・ミックスなど、数々のミックス作品を出し続けている、現在進行形のヒップホップDJ。ファンク、ソウル、ディスコ、ハウス、レゲエなど様々なジャンルの45'sを使い、ヒップホップ的な解釈で魅せる彼のプレイは、海外からも高い評価を受けている。現在は日本のみならず世界中でプレイする傍ら、DJ ScratchがNYブルックリンから配信するDJパフォーマンスのストリーミング・サイトにて、『ScratchVision Tokyo』と題して定期的に出演している。

 

 

 

 

■Dr.Looper : Soul
1979年よりレコードを買い始め、その魅力に取り憑かれたまま今に至る。1990年から1998年までRHYMESTERに参加。現在はROCK-Tee(ex.East End)とL-R STEREOとして活動中。

 

 

 

 

 

■galcid : Techno
Lenaによるソロユニット。“シンセ番長・齋藤久師”をプロデューサーに迎え、2013年に始動。
モジュラーシンセサイザーとTB-303、リズムマシンを使ったプレイはアシッドで、インダストリアルなテイストを織り交ぜた即興スタイル。デビューアルバムがカール・ハイド(Underworld)やクリス・カーター(Throbbing Gristle)を始めとする世界の名だたるアーティスト達から賞賛を得る。Boiler Room出演を皮切りに様々な国で演奏し、2018年7月には坂本龍一氏がgalcidの楽曲をSpotifyでピックアップし、8月末からモントリオールでのフェスを皮切りにスイス、ベルリン等のヨーロッパツアーを敢行し成功を収めた。

 

 

 

 

■Gonno : Techno
日本の次世代ハウス/テクノを代表する旗手として、アシッドかつメロディック、幅広くストーリー性溢れるプレイで各地で活躍。2011年にInternational Feel Recordingsからリリースされたシングル「Acdise #2」が、Laurent GarnierやJames Holden、Francois KevorkianやDJ Emma等にプレイされ、2011年のベストテクノレコードと言えるヒットを記録。2013年にはJeff Mills 『Where Light Ends』のリミックス提供を初め、NYのBeats In Space Recordsからの「The Noughties EP」、Altzとのスプリットシングル、Calm別名義K.F.のリミックス等を次々と発表、海外公演も数年に渡り行い、同年にはロンドンBoiler Roomに初出演も果たした。2015年には4年ぶりにInternational Feelより新作「Obscurant」を発表。従来のアシッド/メロディックな要素を残しながら、スローモーかつポストクラシカルなアプローチを意欲的に取り入れた本作も、収録曲”A LIfe With Cralinet”はVice Magazine UKの音楽チャンネル “Thump”の2015上半期において4位に取り上げられている。8月には自身10年振りの、ワールドワイドではデビュー作となるアルバム 『Remember The Life Is Beautiful』を発表、PitchforkやResident Advisorなど海外各メディアで賛辞を得る。

 

 

■KH a.k.a Katsunori Hiraiwa (HF International) : Japanese Pop
名古屋を拠点に活動するブレイクビーツ・ユニット「HF(アッシュエフ) International」のDJ兼ビートメイキング担当。大貫妙子「都会」のラヴァーズ・ロックカヴァー、Dennis Brown「Love Has Found Its Way」のレイドバック・ディスコカヴァー、Hall & Oatesのアーヴァンチューン「I Can’t Go For That(No Can Do)」のラヴァーズカヴァーなどを立て続けに自身のレーベルからリリース。HMV Record Shopよりリリースした7インチ「IF YOU WANT IT FEAT. TeN」は即完売!最近ではHiraparr Wilson氏の個展へのMIX提供など活動の幅を広げている。2018年の「レコードの日」には、Ackkyと組んでCHARI CHARIこと井上薫のバレアリック・ディープ・ハウスの大名曲「AURORA」のカヴァーをHMV Record Shopよりリリース。

 

 

 

■KM : Japanese Hip Hop
トラックメーカー。ヒップホップに根ざしたスタイルを保ちなからも、ジャンルという概念に縛られる事のない音楽性はリリースの度に話題となる。kiLLa、BAD HOP、IO、Weny Dacillo、ECD、SKY-HI等、メジャー・アーティストへの楽曲提供やリミックスワークに加え、AbemaTVのオーディション番組「ラップスタア誕生」のトラックを手掛ける等、活動の幅を広げている。2017年末に自身初となるインストゥルメンタル作品集「lost Ep」をリリース。2018年9月には待望のファースト・アルバム『Fortune Grand』をリリースした。

 

 

 

 

■Koji Takagi (Pictured Resort) : Japanese Pop
Pictured Resort : 大阪府出身のポップ・バンド。メンバーはKoji Takagi(vo,g)、Yushi Ibuki(key,syn)、Yuki Akashi(b,cho)、Yutaro Okawa(ds,cho)の4名で、2014年に結成。翌年に専門店限定のカセットテープ『Head West』が高く評価され“ネオアコ系の旗手”として話題に。その後、KONCOSやTeen Runningsらとも共演。2015年に初の全国流通盤となるデビューEP『Now And On』、翌年に1stフル・アルバム『All Vacation Long』を発表。2017年にEP『Southern Freeway』をリリース。また、同年5月には中国・上海にて開催のイベント『Up A Tree』に2日間出演、成功を収める。2018年7月にシングル『Stars Above』をリリース後、10月にはフィリピン・マニラ公演を敢行した。

 

 

 

■Maika Loubté : Japanese Pop
SSW/トラックメーカー/DJ。東京在住。日本人の母とフランス人の父の間に生まれ、幼少期から十代を日本・パリ・香港で過ごす。2016年夏、アルバム『Le Zip』(DIGITAL/CD+42P PHOTO BOOK)をリリース。2017年3月にリリースしたEP『SKYDIVER』がJ-WAVE「TOKIO HOT 100」に選出され、番組にも出演。2017年5月、バンコクの音楽フェス「SUPER SUMMER SOUND 2017」にUnderworldらと共に出演。2017年7月、Gap"1969 Records"とのコラボレーションでMVが制作された「Candy Haus」を配信と7インチLPでリリース。agnès b、Mercedes Benz、STUSSY WOMEN、Shu Uemuraなどのブランドとのコラボレーションのほか、台湾・中国・韓国・タイ・フランスでのライブパフォーマンスを成功させ、活動の幅を広げている。

 

 

 

■Mars89 : Bass / Beats
Mars89は現在東京を拠点に活動しているDJ/Composerである。 2016年にEP”East End Chaos”をリリース。 そして、それを足がかりに2017年に”Lucid Dream EP”をBristolを拠点とするレーベル”Bokeh Versions”からダブプレートとカセットテープというフォーマットでリリース。 ダブプレートはリリース後即完売。 2018年にはアジアツアーや大型フェスへの出演を経て、Bokeh Versionsから12インチ”End Of The Death”をリリース。高評価を獲得し、あらゆるラジオで繰り返しプレイされた。Tokyo Fashion Week 2017A/Wではキービジュアルとなった映像の音楽を、2018S/SではGrowing PainsのShowの楽曲を担当。 BristolのNoods Radioではレジデントをつとめている。

 

 

 

 

■Masanori Ikeda : House
1990年代初期よりロンドンでDJの活動を始める。伝説的クラブWAG等の様々な週末のレジデントDJを務める。帰国後は音楽制作の活動も開始。Masanori Ikeda、Mansfield等数々の名義で作品を発表。諸作品は国内外の様々なレーベルにライセンスされ、リミキサーとしても様々なアーティストのRemixを手がけている。そしてDJ、選曲家として様々なオフィシャルMix CDシリーズやコンピレーションアルバムを各社からリリース。その膨大な音楽知識とコレクションから、様々なオブスキュアー・ダンスミュージックをシームレスに紡いでいくDJスタイルで活躍している。2018年はcro-magnonのキーボーディスト金子巧とチルアウト・プロジェクト “Coastlines E.P.をリリース。

 

 

 

 

■Max Essa(Jansen Jardin, Is It Balearic?) : House
1993年、伝説的なWarp Recordsからプロデューサーとしてデビュー。これを皮切りに、90年代にはイギリスのPaper Recordings、D.i.Y Discs/Strictly 4 Groovers、イタリアのD-visionといった独創的なハウスミュージック・レーベルから次々にレコードをリリース。2006年にはロンドンに拠点を置くレーベル、Bear Funkと活動を開始。3枚のソロアルバムをリリース。2010年には、Is It Balearic? Recordingsからの2ndシングルを発表。この12inchに収録にされた20分にも及ぶ壮大なメイントラック"Panorama Suite"は高い評価を得て、作曲家・プロデューサーとしての名声を確立することとなった。翌年の11年には"Feel It In Your Body"をリリース。この作品はAndrew Weatherallによるサポートを受け、B面に収録された"Heartache"は、ニューヨークの伝説的なDJであるDavid Mancusoをはじめ、その他大勢のDJのプレイリストに掲載された。2008年に日本に移住してからは毎週末、様々なクラブでDJとしてプレイ。2013年には、アメリカ各地でのツアーを行い、翌年は7月から8月にかけてヨーロッパ・アメリカツアーを行う傍ら、スタジオワークでも様々なレーベルからリリース。2015年にアルバム『Vacations Never Taken』をビクターより発売。

 

 

■Midori Aoyama (Eureka!) : House
東京生まれのDJ、プロデューサー。12年に自身がフロントマンを務めるイベント「Eureka!」を始動。青山Loopでの定期開催を経て13年にはUKからReel People / The Layaboutsを招きelevenにて開催。その後も、module、Zero、AIRと様々な会場に場所を移しながら、過去にKyodai、Detroit Swindle、Atjazz、Lay-Far、Mad Mats、Session Victimなど気鋭のアーティストの来日を手がけ、東京のハウスミュージックシーンにおいて確かな評価を得る。過去にFuji RockやElectric Daisy Carnival (EDC)などの大型フェスティバルでの出演経験もあり、活躍は日本だけに留まらず、ロンドン、ストックホルム、ソウルそしてパリなどの都市やアムステルダムのClaire、スペインはマジョルカのGarito Cafeなどのハウスシーンの名門クラブでもプレイ。15年にはEureka!はレーベルとしても始動。スウェーデンの新興レーベルLocal Talkとコラボレーションし、自身が選曲、ミックスを務めた『Local Talk vs Eureka! - Our Quality House』を発表。その後も立て続けにEPリリースを手がけ、ファーストEP"Crackazat - Coffee Time"に続く2枚目はシカゴの重鎮Jamie 3:26とアムステルダムの俊英Masaloとのコラボ作"Red Light"。

 

 

■Monkey Timers : House
DJ Harvey~Idjut Boys等が先陣をきった所謂ニューハウス~ディスコ・ダブ以降のダンスミュージック・カルチャーが、成熟を経てネクスト・フェイズへと向かった00年代以降のアンダーグラウンド・シーンの体験を元にキャリアをスタートさせた新世代のブライテスト・ホープであり、Rub N TugやPrins Thomas、Todd Terjeなど海外勢のサポートも手掛けて来たDJタッグ、Moneky Timers。3rdミックスCD『Future Klubb』に先行収録されたオリジナル・トラック"Monk"は、Eric Duncan、Justin VandervolgenやForce Of Nature、DJ Nori等国内外のDJにプレイされて話題を呼び、The Backwoods a.k.a DJ Kentによるリミックスとのカップリングでアナログ12"シングルをリリース。Boiler Roomへの出演などでも知られるDJ活動と並行して、プロダクション・ユニットとしてもワールドワイドな注目を集めている。ファン待望となるファースト・アルバムも鋭意製作中。

 

 

 

■Mousou Pager (Pay Me) : Japanese Hip Hop
このグループを形容するような言葉はそう見当たらないが、強いて言えば伝説のラップグループであるMicrophone Pagerから極度にインスパイアされた、現行シーンにおけるブーンバップの救世主、だろうか。メンバーにはミックスCD『64 Sources, and Assgin』や、DOTAMAとの共作『Directory』のリリースも記憶に新しいトラックメイカー/DJのKuma the Sureshot、DJユニットThreepee Boysのメ ンバーであり、『Legend of Japanese Hip Hop Flyer』編集人でPay Me代表、かつトラックメイカー兼ラッパーでインスパイア系POLOのアーカイバーことSir Y.O.K.O.PoLoGod.、「King Of Twitter」の愛称を持つラッパーShowgunnという、Microphone Pagerを愛して病まない、何事も革ジャンの高い襟で充分なバンド仲間3人によるラップ・グループ。2016年にマンハッタン・レコードより12イ ンチEp『Mousou Pager EP』、2017年11月に7インチ・シングル『360°~Three Scrappin’Stuff/キキタリネエカ』、2018年10月にカセットテープのみで『The Tape』をリリースしている。

 

 

 

■MURO (King Of Diggin' Production / Captain Vinyl) : Hip Hop / R&B
日本が世界に誇る「King Of Diggin'」ことMURO。'80年代後半からKrush Possee~Microphone Pagerの活動を経て、1999年にソロとしてメジャー・デビュー。MCはもとより、プロデューサー/DJとしても高い人気を誇り、「世界一のディガー」として活動の幅をワールドワイドに広げている。ここ最近では、James Brown関連のオフィシャル・ワークスや、SalsoulやGreensleeves、Islandあたりのレーベル音源を使用したミックスなど、数々のオフィシャル・ミックスをリリースする傍ら、DJ NORIとのパーティー連動型の7"シングル専門レーベルCaptain Vinylや、新規レーベルTokyo Recordsのプロデューサーとしても名を連ねている。そうした多岐に渡る活躍を通じて常にその動向に注目が集まる、世界的なDJ/アーティストである。

 

 

 

■Natsuki (Luby Sparks) : Japanese Pop
Luby Sparks : Natsuki(ba/vo) / Erika(vo) / Sunao(gt) / Tamio(gt) / Shin(dr)。現役大学生の5名によって、2016年3月結成。結成から3回目のライヴでThe Bilinda Butchers(US)、Manic Sheep(台湾)のダブル来日公演に出演。同月、1stカセットシングル"Pop. 1979"をリリースし即完売。2017年7月には、UK/Derbyshireでのフェス"Indietracks Festival 2017"に日本のバンドとして唯一出演。同年10月、YUCK(UK)とのスプリット・カセット"Yuck / Luby Sparks"をリリース。2018年1月24日、Max Bloom(Yuck/ex.Cajun Dance Party)と全編ロンドンで制作したデビューアルバム『Luby Sparks』を発売。2018年2月末で初代ヴォーカリストEmilyが脱退、新たにErikaが加入。2018年11月07日、4曲入りの新作"(I'm) Lost in Sadness"のリリースが決定。これまでにThe Vaccines(UK)、Yuck(UK)、The Pains of Being Pure at Heart(US)、TOPS(CA)、Hazel English(AUS)、Babaganouj(AUS)など、海外アーティストの来日公演のフロント・アクトも数多く務めている。

 

 

■Ryuhei The Man (Extra! Extra! / Honey Drippin' / Sound And Friend) : Soul
ブラック・ミュージックを軸にジャンルや年代を超えた幅広い選曲と安定したプレイに定評があり、オリジナリティーに溢れたグル―ヴを生み出すDjとして支持を得ている。現在は都内での主宰イベント「Extra! Extra!」、「Honey Drippin'」、「Sound And Friend」を中心に全国各地でプレイ。また、ミックスCDのリリース、現行ファンク・バンドのプロデュース、書籍/ライナー・ノーツの執筆活動など、多方面で活躍している。国内音楽フェスの最高峰、Fuji Rock FestivalにDJとして2度の出演。2018年にはdisk union内に自身主宰のレーベルAT HOME SOUNDを設立。第一弾として大型新人女性シンガーNayutah「Girl (MURO Edit) / 見知らぬ街(Ryuhei The Man Edit)」7インチをリリース。

 

 

 

■Seimei & Taimei : Bass / Beats
若手アーティストのトラックを世界へとリリースすることを目的としたダンス・ミュージック・レーベルTREKKIE TRAXを主宰する、Seimeiとその弟Taimei aka Carpainterによるユニット。ジューク、トラップ、ダブステップ、ガラージなどのベース・ミュージックを起点に、ハウスやテクノなどの四つ打ちまでジャンルレスにプレイする。TREKKIE TRAXによるレーベルナイトのオーガナイズや、TOYOTA ROCK FESTIVAL, OUTLOOK FESTIVAL等のフェスへの出演などの活動は、渋谷2.5DやBlock fm、Groove誌、MTVなど数多くのメディアでも取り上げられており、2013年12月からは盟友andrew(Eiji Ando)と共にパーソナリティーを務める『Rewind!!!』が、日本最大のダンス・ミュージック専門インターネット・ラジオ局 Block fmにてスタート。弟Taimei aka CarpainterがUKガラージ~2ステップ~ハウスを【FUTURE】という感覚で解釈した楽曲は、国内外問わず高い評価を得ており、自身の主宰レーベルTREKKIE TRAXやMaltine RecordsからデジタルでEPをリリースしている。また2015年には自身のレーベルよりレコード・フォーマットでのEPや1stアルバムのCDをリリースするなど、制作活動を積極的に行っている。

 

 

■SEKITOVA : Techno
大阪、1995年元旦生まれのDJ/プロデューサー。生まれる前からJoey BeltramやDave Angelを胎教に、様々なエレクトロニック・ミュージックに触れ合ってきた、文字通りの第二世代。テクノ以外にも様々な音楽に影響を受け、「テクノはジャンルではなくそれと向き合う姿勢のこと」を胸に、時に細々としたジャンルの壁を越えていく事もいとわないストーリー重視のDJ。2013年、「BIG BEACH FESTIVAL 13」のメインステージへの出演を皮切りに、ageHaのモンスター・テクノ・パーティ「CLASH」へも度々招集され、2014年には自身の初オーガナイズ・パーティーと連動する形で、宇川直宏主宰の「Dommune」にて3時間SEKITOVAオンリー番組もオンエアされ話題に。2016年、「Clubberria Podcast」に提供したミックス『CB 276』では、その世界観の一片を垣間みることができると好評を博す。その他「ULTRA JAPAN」の第14回、第16回、「WIRED CLASH」、「EDC '17」、「Boiler Room」などへ出演。地元大阪でもClub Jouleにて『TESLA』を主催し、Licaxxxとのツーマン・パーティも好評を集めた。

 

 

■SEX山口 : Japanese Hip Hop
SEX山口 / セク山 / SEX Yamaguchi。神奈川県川崎市出身。DJなど。各地でいろいろやっております。

 

 

 

 

 

 

■Shunske G & The Peas : Japanese Pop
LAで腕を磨いたシンガーShunske G率いる和製ソウルバンド、Shunske G & The Peas。2017年にアルバム『PEAS OF MIND』をSPACE SHOWER MUSICよりリリース。また、2018年1月にはJET SETから同アルバムの"Groove Me"が7inchで、10月には『Peas Of Mind』がLP+7inchでリリースされた。

 

 

 

 

 

■Southpaw Chop (Southpaw Chop Music Production) : Hip Hop / R&B
時代に流されることなく、あくまでオリジナル盤のレコードからのサンプリングと、ビート・メイキングにこだわり続けるベテランDJ/プロデューサー。かつてはDJ KrushやDJ Hondaといった世界的なDJに師事、以降同世代のDev Largeらとハングアウトしながら、前述のDJ Krushのアルバム『覚醒』(1998年)への参加や、Nipps"God Bird"のプロデュースなどを通じて、その職人的な才能を徐々に世に知らしめてきた。ここ10年はレーベル・オーナーとして、Large Pro.やA.G.といったレジェンドとの共作シングルや、DJ Kocoらのミックス音源のリリースなどを数多く手掛ける。最近では自身名義での制作活動が活発化、先日リリースされた初の公式アルバム『Leftovers on the Table』をはじめ、前述のDJ KocoとのユニットFunky Soul Brothers、キング・オブ・ディギンことMuroとのユニットDouble Barrelの始動、ヨーロッパへのDJツアー、Groove Marchant音源のオフィシャル・リワークなど、その多岐に渡る活動からはしばらく目が離せそうもない。

 

 

■Special Request (CICOTea & CASIO45) : Reggae
雑誌relaxのラヴァーズ・ロック特集に触発され、その道に足を踏み入れたラヴァーズ・ロック第3世代代表にして鬼コレクター・クルー。80'sラヴァーズ・ロックをメインに、アーバンで黒いグルーヴ/ジャンルを問わず甘い音はラヴァーズ・ロック、という定義を唱え、レゲエ界のフリーソウル(サバービア) 的立ち位置を狙い、お洒落なギャル向けのレゲエを伝えるラヴァーズ・ロッカーズとしてアンダーグラウンドに活動中。

 

 

 

 

■XTAL : House
95年からDJを開始。川崎工場地帯の某工場屋上にて行われているインダストリアル・レイブ・パーティー「DK SOUND」で、k404とのTraks BoysとしてレジデントDJを務める。バンド(((さらうんど)))、Jintana & Emeraldsのメンバーとしても活動中。2016年2月、Crue-L Recordsより1stソロ・アルバム『Skygazer』リリース。

 

 

 

 

 

■Yousuke Yukimatsu : Leftfield
2008年SPINNUTSとMITSUKI主催KUHIO PANICに飛び入りして以降DJとして活動。naminohana records主催THE NAMINOHANA SPECIALでのKEIHIN、DJ NOBUとの共演を経て親交を深める。2014年春、千葉FUTURE TERRORメインフロアのオープンを務める。2015年、goatのサポートを数多く務め、DOMMUNEにも出演。PAN showcaseではLee GambleとBTOB。Oneohtrix Point Never大阪公演の前座を務める。2016年ZONE UNKNOWNを始動し、Shapednoise、Imaginary Forces、Kamixlo、Aisha Devi、Palmistry、Endgame、Equiknoxx、Rabitを関西に招聘。Arca大阪公演ではArcaが彼のDJ setの上で歌った。2017年、2018年と2年続けてBerlin Atonalに出演。2018年からWWWにて新たな主催パーティー『TRNS-』を始動。Tasmaniaで開催されたDARK MOFO festivalに出演。BLACK SMOKERからMIX CD『Lazy Rouse』『Remember Your Dream』を、イギリスのレーベルHoundstoothのA&Rを手掛けるRob BoothによるMIXシリーズElectronic ExplorationsにMIXを、フランスのレーベルLatencyのRINSE RADIOのshowにMIXを、CVN主催Grey Matter ArchivesにAutechre only mixを、NPLGNN主催MBE seriesにMIX TAPE『MBE003』を、それぞれ提供している。

 

 

■Yuki 'T-Groove' Takahashi (Diggy Down / Victor) : Soul
東京を拠点に活動するリミキサー、アレンジャー、コンポーザー、プロデューサー。1982年生まれ。青森県八戸市出身。主に70年代-80年代のディスコ/ソウル・ミュージックへの深い愛と理解を元に生んだサウンドを武器に、作曲、アレンジ、プロデュース、リミックスで活躍。Joey NegroがTraxsourceで公開した「Super Disco Trousers」や、Skeme RichardsがRed Bull Music Academyによる「お気に入りの10曲をセレクト」という企画の中で、それぞれT-Grooveによるリミックス楽曲がピックアップされ、2017年に日本とフランスで同時発売されたオリジナル・アルバム『Move Your Body』、リミックス・アルバム『Diamonds』がベストセラーを記録するなど、国内外を問わずに注目されている。ニューアルバム『Get On The Floor』(Diggy Down Recordz/Victor Entertainment)も好評発売中。

 

 

 

■伊藤陽一郎 : Japanese Pop
DJ、プロデューサー。AKAKAGE、Natural Essence といったいくつもの名義で、自らのアルバムをコンスタントに発表し続けている。プロデューサーとしては、 ワールドミュージックからJ-Popまでと幅広い音楽性に対応し、DJ的なスキルとスタイリッシュな感覚でオリジナルな世界を表現。過去にはルパン三世やGoldfinger99(郷ひろみ)などの膨大なリミックス作品、様々なアーティストへのプロデュースやアレンジも精力的に手掛ける。DJとしては、ジャズやラテン音楽をベースに持ちつつも、ロックやパンクの感覚を併せ持ち、最近では和モノの世界にも存在をアピールした独自の選曲感でジャンルやフィールドを越えたワールドワイドでオールミックスなプレイを得意とする。又、海外も含む都内外のクラブ、Diorなどのブランド・パーティ等でのDJ、個人名義でのミックスCDも多数リリースしている。

 

 

 

■黒田大介 (kickin) : Soul
トップ・ファンクDJとして日本各地の地下クラブはもちろん、国内フェスや海外のソウル・フェス、緩めのラウンジまで日々ハードに活動中。また、海外主要レーベルのリイシュー・プロジェクトへの協力や国内重要作品の選曲/監修を手掛けることも多く、その審美感覚が生かされたミュージック・キュレーターとしての活動も多岐にわたる。近年では、ポスト・レア・グルーヴ的コンピレーション『Deep Enough vol.1』、「哀愁」をコンセプトに構成された『kickin presents : The Little Beaver Songbook』、ブギー世代の新感覚でTK Discoをコンパイルした2枚組『The Sound Of TK Disco』、De-Lite、Pride、Hi、Flying Dutchmanなどの音源をDJ視点の新しい価値観でセレクトした「kickin presents /DJ’s Choice」シリーズなど、話題作を次々とリリース。特に現在Vol.7まで続くMix CDシリーズ「kickin」は、世代を超えたファンク45s/レア・グルーヴDJのバイブルとして聴き継がれている。2015年には自身のレーベル「kickin」を始動。セレクションの妙が際立つ同レーベルからは、これまでに6枚の7"シングルがリリースされている。

 

 

■後藤正文 (Asian Kung-Fu Generation) : Japanese Pop
1976年静岡県生まれ。日本のロック・バンド、Asian Kung-Fu Generationのボーカル&ギターを担当し、ほとんどの楽曲の作詞・作曲を手がける。12月5日にニュー・アルバム『ホームタウン』をリリース。ソロでは「Gotch」名義で活動。また、新しい時代とこれからの社会を考える新聞『The Future Times』の編集長を務める。レーベル「Only in Dreams」主宰。著書に『何度でもオールライトと歌え』『凍った脳みそ』(ミシマ社)、『YOROZU 妄想の民俗史』(ロッキング・オン)、『ゴッチ語録 決定版』(ちくま文庫)がある。

 

 

 

 

■小西康陽 : Japanese Pop
音楽家。'85年、ピチカート・ファイヴのメンバーとしてデビュー。解散後も、数多くのアーティストの作詞/作曲/編曲/プロデュースを手掛ける。'11年、PIZZICATO ONE名義で初のソロアルバムを発表。'15年、セカンドアルバム『わたくしの二十世紀』を発表。過去に手がけた楽曲をまとめた5枚組CDボックス『素晴らしいアイデア 小西康陽の仕事1986-2018』が発売中。

 

 

 

 

■須永辰緒 (Sunaga t Experience ) : Jazz / World
Sunaga t Experience = 須永辰緒によるソロ・ユニット含むDJ/プロデューサー。多種コンピレーションの監修やプロデュース・ワークス、海外リミックス作品は延べ200作を超えた。最新ワークスはヴァイナル・リリース『Venusの夜ジャズ1~5』。2019年春発売予定のSunaga t Experience名義のニュー・アルバムの制作中。アルバムからは2019年RSDリリースの限定アナログもカット予定。

 

 

 

 

■曽我部恵一 (サニーデイ・サービス) : Japanese Pop
1971年生まれ、香川県出身。1994年、サニーデイ・サービスのボーカリスト/ギタリストとしてメジャー・デビュー。2001年よりソロとしての活動をスタート。2004年、メジャー・レコード会社から独立し、東京・下北沢にローズ・レコーズを設立。精力的なライブ活動と作品リリースを続け、執筆、CM・映画音楽制作、プロデュース・ワーク、DJなど、多岐に渡って活動を展開中。最新作は4年ぶりのソロ・アルバム『ヘブン』。

 

 

 

 

■夏目知幸 (シャムキャッツ) : Japanese Pop
シャムキャッツのボーカル&ギター。個人では弾き語り、執筆、DJなど。5枚目となるフルアルバム『Virgin Graffiti』発売中。

 

 

 

 

 

■福富優樹 (Homecomings) : Japanese Pop
Homecomingsのギターと作詞を担当。2018年10月24日に3枚目のアルバムとなる『Whale Living』を発表。好きな映画は『スモーク』、『ロイヤル・テネンバウムス』。

 

 

 

 

 

■伏見稔 : Japanese Pop
「昔の名前」で出てくる場合はHoodoo Fushimiです。音楽遍歴は、その後琵琶の老師(当時90代)に付き学んだ後、トルコでウードを習い、現在は琵琶ウードなる新楽器を(普通のウードも)作ったり弾いたりしています。その場合の名前はbiwaudです。写真で着ているTシャツは、'92年作CD『くさや』の初アナログ盤リイシューがNYのレーベルから出る記念です(笑)。

 

 

 

 

■松田"CHABE"岳二 : Japanese Pop
1970年、広島県生まれ。ソロ・プロジェクトのCubismo Grafico、バンド・スタイルのCubismo Grafico Five、キーボーディスト・堀江博久とのユニット、ニール&イライザ、Dj、リミキサーとして活躍中。また、Frontier Backyard、Low IQ 01のライブバンドMasterlow等のサポートも務める。2001年には、映画『ウォーターボーイズ』の音楽を手掛け、第25回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞。昼間は原宿でkit galleryを主宰。夜は渋谷Organ Bar、下北沢スリーなどCLUBでのDJで現場を大切にした活動を展開。2015年の夏からは紗羅マリーとのバンドLearnersで活発に活動中。

 

 

 

■ミツメ : Japanese Pop
2009年、東京にて結成。4人組のバンド。2018年8月にシングル「セダン」をリリース。国内のほか、インドネシア、中国、台湾、韓国、タイ、アメリカなど海外へもツアーを行い、活動の場を広げています。オーソドックスなバンド編成ながら、各々が担当のパートにとらわれずに自由な楽曲を発表し続けています。そのときの気分でいろいろなことにチャレンジしています。

 

 

 

 

■やけのはら : Leftfield
DJやトラックメーカー、ラッパー、執筆業など、多様なフィールドを確かな審美眼と独自の嗅覚で渡り歩く。Fuji Rock Festivalなどのビッグ・フェスティバルから、アンダーグラウンド・パーティーまで、10年以上にわたり、日本中の多数のパーティーに出演。The Blue Hearts、山下達郎、Yukiといったポップ・アーティスト、ロック・バンド、ダンス・ミュージックなど、100を超える幅広い作品にRemixなどで参加。2009年に七尾旅人×やけのはら名義でリリースした"Rollin' Rollin'"が話題になり、2010年にはラップ・アルバム『This Night Is Still Young』をリリース。2013年、セカンドアルバム『Sunny New Life』をリリース。DJとしては、ハウスやディスコを中心としたロング・セット、またTPOに応じた幅広い選曲でフロアを沸かし、Stones Throw15周年記念のオフィシャルミックス『Stones Throw 15 Mixed By やけのはら』など、数多くのミックスを手がけている。アンビエント・ユニット"Unknown Me”のメンバーとしても活動。2016年に『Sunday Void』を、2017年にはアメリカのレーベルNot Not Funから『Subtropics』をリリース。雑誌『Popeye』でのコラム連載など、文筆業も行い、2018年10月に初の著書『文化水流探訪記』を刊行。

 

 

■薮下"YABBY"晃正 (Relaxin' With Lovers / Dub Station) : Reggae
音楽プロデューサー、DJ。『Relaxin' With Lovers』シリーズ主宰。こだま和文のユニットDub Stationのセレクター。三宿Kong Tongでのパーティ「Roots Lovers」レギュラーDJ。またライターとしても、『定本 リー"スクラッチ"ペリー』(リットーミュージック)等、レゲエ、ダブを中心に書籍、雑誌、Web、ライナー等に時々寄稿。