アーティスト・DJが選ぶ2020年ベストディスク! - [2020-12-18]

皆さまお楽しみの年末企画「アーティスト/DJが選ぶ年間ベストディスク!」。今年も皆さまの期待に応えるべく総勢 49名・組のアーティスト、DJの皆様に選出をお願いいたしました。

但し、勝手ながらの縛りは例年通り、

・今年リリース
・フィジカルリリース
・市販されたもの(プロモオンリーはNG)

ということで選んでいただいています。

それでは、どうぞ皆さま御堪能ください。

text by KCMT(JET SET CEO)

 

 

 

 

 

■AOKI takamasa : Techno

1976年生まれ。大阪府出身。2001年初頭に自身にとってのファースト・アルバム『Silicom』をリリースして以来、Live, DJ、楽曲制作を中心に国際的な活動を続ける。2004年~2011年はヨーロッパに拠点を置き、2011年に帰国。国内外のアーティストのRemix、プロデュース、ミキシングも担当。Bun/Fumitake TamuraとのユニットNeutralでの活動も進行中。写真家としても活動。

 

 

 

  

■Bushmind : Japanese Hip Hop

Seminishukei / Rockasen / 2x4 / 惨劇の森 / DJ/トラックメーカー。今までに3枚の自身の名義のアルバム『Bright In Town』、『Good Days Coming』、『Sweet Talking』をリリース。2017年、自身加入後初となるRockasenのアルバム『Two Sides Of』をリリース、全てのトラックを担当しサイケデリック・ヒップホップの世界線をまた広げた。2019年、レゲエ・シンガーAsuka Andoとのコラボレーションではメローネスの新たなフィーリングを、『New β Sound』と題されたミックスCDではニューエイジの新たな解釈を我々に与えてくれた。Ooshima Shigeruと大阪で開催する『2x4』は全国で噂になるダンス・ミュージックのパーティーとなり、不定期開催の『Between The Borders』には予測不可能のかれらの仲間たちが集まる。サイケデリックB-Boyの音は街で輝き続ける。

 

 

 

■CE$ : Japanese Hip Hop

DJ / She luv It / Theodore Linus / HIHATT / 聴きたい音楽をその場にフィットさせる事を目的としてプレー。気分でアップロードされるミックス、時々リリースされるミックスCD。出会った仲間と大切なモノを交換し合い、日々を更新中。

 

 

 

 

 

■CYK : House

Nari、Kotsu、Naoki Takebayashi、DJ No Guaranteeによる東京拠点のハウス・ミュージック・コレクティブ。広義のハウス・ミュージックを軸に、Mall GrabやHAAi、Baba Stiltz、Nachtbraker、Seb Wildblood、Beesmunt Soundsystem、Avalon Emerson、Jun Kamoda、Skin On Skinなど国内外からカッティング・エッジな表現を行うアーティストを招聘しパーティーを行う。対外的にはソウル、香港、タイでの海外ギグや、日本を代表するフェスティバル、ruralへの出演も注目された。2019年にはパーティーシリーズ『CYK & Friends』やSoudcloudで展開するPodcast『CYK TOKYO RADIO』などの企画をスタート。国内外の"Friends"をフックアップする東京のストリート・ハウス・コミュニティの核として定着しつつある。2020年には『Rainbow Disco Club』が仕掛けた配信パーティー『Somewhere Under The Rainbow!』のクロージング・アクトを務めたことも記憶に新しい。

 

  

■Daddy Kan (Amigo Gunshot Crew) : Reggae / Soul

Amigo Gunshot Crew所属のセレクター&MC。都内を中心に80年代後半より活動。レゲエ・ミュージックのみならず、ソウル、リズム&ブルース、ラテンまで、様々な音楽に精通。音楽への造詣の深さが伺える45を中心としたヴァイナル・プレイはジャンルを超えて聴くものを虜に。2019年にARRROUND Wicked Sound Makerより現行ヴィンテージ・ソウル&レゲエを網羅したミックスCD『MORE TODAY THAN YESTERDAY -Brand New Vintage Gems-』をリリース。2021年1月にミックスCD『Jamaican Souldies vol.1』も発売予定。

 

 

 

■DJ JIN (RHYMESTER / breakthrough) : Hip Hop / R&B

日本を代表するヒップホップ・グループ、ライムスターのDJ/プロデューサー。ファンク~ソウル~ジャズなど、幅広い音楽への深い理解に基づく、アナログ・レコード・オンリーのクラブ・プレイで人気。また、世界中のクラブ・アーティストとクロスオーヴァーするDJ/プロデューサー集団breakthroughも主宰し、国内外のミュージック・ラヴァーから揺るぎない評価を獲得。近年では、日本が世界に誇る人力ダンス・ミュージック・バンド=Cro-Magnonとのフューチャー・ファンク・コラボCro-Magnon-Jinや、自身のDJスタイルを落とし込んだミックスCD、『Music Journey』シリーズのヒットなども話題。さらに、JFN系列で全国にオンエアされている、ウィークリーFM音楽番組Joint & Jamは、好評につき放送開始から10年目に突入。 

 

 

 

■DJ KOCO a.k.a. Shimokita (Time 2 Shine) : Hip Hop / R&B

東京、下北沢を拠点にワールドワイドに活躍するヒップホップDJであり、日本が世界に誇る「45's Wizard」。2016年にはDJ Scratchが主宰するストリーミングサイト『ScratchVision』へ初出演、翌年にはNYブロンクスにて、夏の恒例行事『Park Jam』へ参加を、以降アメリカやヨーロッパ、アジアなど世界各国でDJプレイを披露することとなる。2019年夏にはDJ Jazzy JeffやDJ Scratchと共に、USツアー『Vinyl Destination』に参加して全米の10都市以上を巡るなど、年々、その活躍のフィールドを広げている。また、それらと並行して数々のミックス作品をリリースしたり、ソロ名義や、Southpaw ChopとのユニットFunky Soul Brother名義でもエディットなどの音源制作も行なったりと、現在その活動範囲は多岐に渡っている。

 

 

 

■DJ MINOYAMA (Throwback) : Hip Hop / R&B

横浜、東京を拠点に長年クラブDJとして一線で活躍を続け、多くの人々から絶大な信頼と支持を得ている。ヒップホップからソウル、ファンク、ディスコ、レゲエまで、ジャンルや年代、DJツールまでをも飛び越えて、自分のグルーヴとして鳴らす。またニューヨークでは、Rich Medina(Rock Steady Crew)の主催するパーティー『Props』へのゲスト出演、ブルックリンの老舗ライヴハウスKnitting FactoryではCamp-Loの前座を務めるなどのキャリアを持つ。そして長年リリースを続けるミックス・シリーズでは『Throwback』、『qUeen Of Soul』『Boogiedownville』など、ミックスCDクラシックスと呼ぶに相応しい、センス溢れる数々の名作を生み出し続けている。

 

 

 

■DJ SOYBEANS:House

白髪のトラックメイカー/DJ。forestlimitやGrassrootsにて"Isn't It?"、YELLOWUHURUと共に未知への好奇心を探るパーティ"Nuevos"をbonoboにて催し、全国各地のローカル・ナイスDJ/アーティストを東京に呼んでいる。包み込むをモットーにハウス、テクノ、グッドミュージックを横断するプレイヤー。

 

 

 

 

 

■galcid : Techno

Lenaの電子楽器のソロ・ユニット。 モジュラー・シンセとTB-303、リズムマシーンを使いこなした「完全即興スタイル」のライブを行う。音楽はエクスペリメンタルの要素がありながらも、刀鍛冶家系の血を感じる鋼鉄的なインダストリアル・ビートが印象的である。2016年の1st.アルバム『hertz』(DetroitUnderground)は 、発表されるや否やKarl Hyde(Underworld)、Throbbing Gristleを始めとする世界の名だたるアーティストたちから賞賛を得た。国内外でライブを重ね、2018年には坂本龍一氏によるSpotifyのSKMT Picksにも選ばれた。2019年にはアンビエント作品もリリースし、音楽の幅が一気に広がった。2020年、ドイツのForce Inc.よりEPアルバム、ドイツの老舗エクスペリメンタル・レーベル、Mille PlateauxよりSaito名義でアルバムをリリースし地元メディアでも話題に。「音の対話型鑑賞」の考案者であり、 ファシリテーターとしても活躍中。

 

 

 

■Gilles Peterson : Jazz / World, Nu-Jazz
1980年代よりクラブシーンのキーパーソンとして活躍。ジャズを中心にしながらもジャンルという音楽の境界線を砕き、多くのアーティストと点で結ばれながら世界中のDJとアーティストに大きな影響を与え続け、またリスナーに愛されてきたイギリスを代表するDJ。ラジオプレゼンター、クラブDJ、アーティストのプロデュース、フェスティバル主催/キュレーションなど、30年以上に渡って音楽トレンドを発信し続けるテイストメイカー。またレーベルオーナーとして新世代のアーティストを紹介する為に〈Brownswood Recordings〉を主宰し、次々と新しい才能を発掘し世に送り出している。

 

 

 

 

■Hiroshi Takakura (element) : Bass / Beats

京都出身、2007年に渡英しロンドンでレコ屋勤務、DJ、イベント開催などを経て、2015年にレーベルRiddim Chango Recordsを1TAと共にスタートさせる。国内外のアーチストを起用して、新しい切り口ながらも世界基準をクリアするサウンドシステム・チューンをリリースしている。プロデューサーとして、OjahとRudey Leeとの12"シングル"Barrier"と、Dub kazmanとのNight Scoopsとしてヴァイナル2枚をリリースしている。

 

 

 

 

■icchie (Yossy Little Noise Weaver) : Japanese Pop

大阪のオーセンティック・スカ・バンド、Determinationsのトランペッター、Bush of Ghostsのリーダーを経てソロ活動を開始。ソロ・アルバム『Black Box』リリース。Icchie Specialsession Band、Exotic Sessionのリーダー・バンド主宰。2005年からはキーボード奏者YossyとのYossy Little Noise Weaverを始動。トランペット、トロンボーン、トラック制作、アレンジ、ミックスを担当し、今までに4枚のアルバムをリリース。また、トランペット、トロンボーン奏者として、Rico Rodriguez、Eddie Tantan Thornton、Cool Wise Man、U-Roy 、Stranger Cole、Little Tempo、Prince Buster、Dennis Bovel、Ego-Wrappin'、Mama!Milk、ハナレグミ、Caravan、Mr.Childrenなど多くの音楽家と共演、サポート。

 

 

 

■Isayahh Wuddha : Japanese Pop

台湾と日本にルーツを持つSSW。カセットテープMTRにて音源を制作。2019年7月15日に1stアルバム『Urban Brew』をカセットテープ・リリース。イギリス ロンドンのレーベル"WotNot Music"よりUK版『Urban Brew』がアナログ盤として2020年5月15日にリリース、日本へ逆輸入という形でスマッシュ・ヒットを飛ばす。Gilles Petersonのラジオ番組にて"Something In Blue"が選曲される。2020年12月16日、待望の2ndアルバム『Inner city pop』リリース。7インチ・シングル『I shit ill / every little things』は2021年1月中旬にリリース予定。

 

 

 

■Jun Kamoda : Japanese Pop

イルリメ。

 

 

 

 

 

■KH a.k.a Katsunori Hiraiwa (HF International) : Japanese Pop

DJ、ビートメイキング担当。ブレイクビーツ・ユニット「HF (アッシュエフ) International」として名古屋を拠点に活動。代表曲となった大貫妙子「都会」のラヴァーズ・ロック・カヴァーほか、Dennis Brownの"Love Has Found Its Way"、Daryl Hall & John Oates"I Can't Go For That(No Can Do)"のレゲエ・ディスコ・カヴァーを自身のレーベルからリリース。加納エミリ「フライデーナイト -HF International MIX-」、so nice「光速道路」のリワーク、檸檬 feat. かせきさいだぁ「僕はピカソ」、Bagus!"Cheek Time"のリミックスなども手がけている。2020年9月9日にはオリジナル曲として林以樂(SKIP SKIP BEN BEN)、The LASTTRAKと共同制作でバレアリック・ディスコ・チューン"AFTER PARTY"をリリース。2021年1月27日にはユニット結成10周年記念のミニ・アルバム『10』をリリース予定。

 

 

 

■KM : Japanese Hip Hop

音楽プロデューサー。ヒップホップに根ざした音楽スタイルを保ちつつ、異ジャンルとの果敢なクロスオーバーを試みる制作姿勢が常に話題に。Anarchy、Bad Hop、(sic)boy、田我流、Lexなど、すでに数多くの楽曲やリミックス・ワークを世に送り出している。自身名義では『Lost (EP)』(2017)、『Fortune Grand』(Album)(2018)、田我流とのEP『More Wave』(2019)、(sic)boyとのEP『(sic)'s sense』(2020)、アルバム『Chaos Tape』(2020)をリリースしている。現在2nd.アルバムに向けて部屋篭り中。

 

 

 

 

■MAHBIE : Japanese Hip Hop

岩手の大地に育まれたスペースブラザー。山梨在住。各地でDJやビート・ライブ巡業を重ねる。2017年Jazzy Sportから1st.アルバム『Space Brothers』をリリース。その後数本のビート集、ミックスCDを制作する傍ら、B.I.G.Joe、Big-Re-Man、Chili、Defrug、Haiiro De Rossi、Jans、Strize、金勝山、泰尊など北から南まで様々なアーティストへの楽曲提供をおこなう。最近は田我流のバックDJもこなす。生きとし生けるものすべてに感謝し、ユルクフトクアソンデイル。

 

 

 

 

■Maika Loubté : Japanese Pop

SSW/トラックメーカー/DJ。幼少期から10代を日本・パリ・香港で過ごす。14歳で音楽制作をはじめ、帰国後、リサイクルショップでビンテージ・アナログ・シンセサイザーに出会い、ポップスとエレクトロニック・ミュージックを融合させた現在のスタイルに至る。2019年7月、前作『Le Zip』から3年振りとなるニュー・アルバム『Closer』をリリース。Netflixにて 全世界配信中のアニメ『キャロル&チューズデイ』にも楽曲提供・歌唱で参加。 これまでに、agnès b、Mercedes Benz、STUSSY WOMEN、Gapなどのブランドとのコラボレーションや、台湾・中国・香港・ 韓国・タイ・フランス・スペインでツアーを行うなど、国内外で活動の幅を広げている。

 

 

 

■Max Essa : House

1993年、Warp Recordsからプロデューサーとしてデビュー。90年代にはイギリスのPaper Recordings、D.i.Y Discs/Strictly 4 Groovers、イタリアのD-visionからリリース。2006年にはロンドンのBear Funkレーベルと活動を開始。3枚のソロアルバムをリリース。2010年には、Is It Balearic? Recordingsからの2ndシングルを発表。翌年の11年には『Feel It In Your Body』をリリース。2008年に日本に移住してからは毎週末、様々なクラブでDJとしてプレイ。2015年にアルバム『Vacations Never Taken』をビクターより発売。今まで発表した作品は、シングル約30枚、アルバム5枚、プロデュース4枚、リミックスワークでは50枚以上にも及ぶ。2019年も、Hell Yeah! Recordings, Aficionadoからもリリースしたほか、7月にはソロ名義のアルバム『Lanterns』をMusic for Dreamsより発表。さらに今年7月には最新シングル"Barkhan Dunes EP"をPalms & Charmsよりリリースしている。

 

 

■Mayurashka : House

ハウスを軸にテクノ/インディー/ディスコをプレイ。Born FreeやAnimals Dancing、NTS Radio、Skylabradio、Berlin Community Radioなど国外へのミックス提供、音楽連載執筆のほか、国内のクラブ、DOMMUNEやBoiler Room Tokyo、Red Bull Music Festivalなど出演。現在DJ活動休止中。

 

 

 

 

 

■nutsman : Japanese Hip Hop

飛騨高山の生まれ、岐阜市在住のDJ。MdMと長良川。全天候対応型のセレクター・スタイルで今日も大小上下問わず人が集まる場所に花を添え続けている。2018年には電子音楽家Free Babyroniaが主宰するAUN muteより渓流魚アマゴの一生を題材にした初の流通作品『amago』を、2020年にはOgawa&Tokoroが主宰するカセット・レーベルOriental Tapesより『sumi kawa』、東京在住のDJ、プロデューサーToreiとのスプリット・ミックステープ『SFTM 003』をリリース。自身の琴線に触れた音源+αを取り扱うオンライン・ショップ、大福Recordsも営んでいる。

 

 

 

■object blue : Bass / Beats

東京で生まれ、北京で育ち、現在はロンドンを拠点とするプロデューサー/DJ。2018年にEP"Do you plan to end a siege?"を<TT〉からリリースし、シングルの"Act like it then"がResident Advisor、Mixmag、FACT magazineの年間ベスト・トラックに選出される。続いて〈Let's Go Swimming〉からリリースされた"Rex"はSoulfeederとFACT magazineのトップ・リリースに挙げられる。2019年の"Figure Beside Me"はRed Bull Music Festival LondonにてNatalia Podgorksaと制作した360度のオーディオビジュアル・ライブでデビュー。TSVIと初の共作"Hyperaesthesia"がNervous Horizonから今年リリースされた。

 

 

 

■Okadada : House

DJ/producer。東京、関西に限らず全国各地、多岐にわたるパーティーでDJとして出演し、ネットレーベルmaltine recordsやbandcampで楽曲をリリース。大規模な都内のクラブや「lost decade」「LESS」「AUDIO TWO」「now romantic」といったレギュラーパーティーから、大小、場所問わず野外フェスからコアなパーティーへの出演等、前例に無い幅広さで活動し各所に存在。2018年末には代官山UNITでの単独ロングセットを成功に収め、19年にはFUJIROCK FESTIVALにも出演。その他各種コンピレーションやRed Bullへの楽曲提供、各種のRemixワーク、雑誌ユースカへの執筆、スペシャの番組でカラオケ等、様々に活動。

 

 

 

■Romy Mats (解体新書) : Techno, Bass / Beats

1994年、東京生まれ。2017年1月より、世界中のアンダーグラウンドから日本へと伝わるエレクトロニックミュージックを独自の視点で紹介するパーティー『解体新書』を主宰、レジデントDJを務めている。『解体新書』は、国内外の様々なアーティストをフィーチャーしながら、これまでにSaloon、WWWβ、Contact Tokyoと渡り歩き、規模と深度においては東京のシーンにおいて類を見ない発展を続けている。またDJを始める以前より、本名名義のHiromi Matsubara(松原裕海)でライター/エディターとして活動し、2014年からは、国内の老舗エレクトロニックミュージック・メディア『HigherFrequency』で編集長を務めている。

 

 

 

■Seimei / Carpainter (TREKKIE TRAX) : Bass / Beats

若手アーティストのトラックを世界へとリリースすることを目的とした、ダンス・ミュージック・レーベルTREKKIE TRAXを主宰するSeimeiと、その弟でCarpainterの名でアーティスト活動をするTaimei。主にジューク、トラップ、ダブステップ、ガラージなどのベース・ミュージックを起点に、ハウスやテクノなどの四つ打ちまでジャンルレスにプレイする。TREKKIE TRAXによるレーベルナイトのオーガナイズや、Block fmにて盟友andrew(Eiji Ando)と共に『TREKKIE TRAX RADIO』のパーソナリティーを務めるなど活動中。弟Taimei aka Carpainterのテクノやベース・ミュージックを新解釈した楽曲は、BBC Radio 1やRinse.fm、Sub FMでもプレイ。2014年1月からは兄のSeimeiがサンフランシスコに移住(現在は帰国)、国内外のレーベルにてオリジナル楽曲やリミックスのリリースを行い、より音楽活動の幅を広げている。

 

 

 

■SEX山口 (Secs Creative Works) : Japanese Hip Hop

神奈川県川崎市出身。DJなど。各地でいろいろやっております。

 

 

 

 

 

■Shoko & The Akilla : Japanese Pop

2016年10月に結成した湘南出身のShoko(Vo)とAkilla(Gt)によるデュオ。それぞれが幼い頃から音楽好きな両親や兄妹の影響を受けて、ブルースやスカ、レゲエ、ソウルなどのブラックミュージックに親しむ。2018年10月、初の音源となる2枚の7inch 、『Country Road』 と 『憧れの場所』 をリリースし、瞬く間に完売。2020年3月、自身のレーベル『PAPILLON』を立ち上げ、待望のオリジナル楽曲『側にいれば』を7inchと配信シングルとしてリリース。2020年8月、ファースト・アルバム『Shoko & The Akilla』をリリース。これまで自分たちの耳で聴いてきた音楽をベースに、ジャンルという枠に縛られない音楽を作り続けている。

 

 

 

■SJ Tequilla (Shot of T) : House

大阪◯術大学を5年かけて卒業し、"Duskin"の競合会社に数年勤める。現在はBerlinを拠点に活動し、自身のレーベル"Shot of T"を中心に自身の制作した音楽をリリース。また、TB-303とTR-606をベルリン市街に持ち出し、アシッドテクノのストリートライブも行っており、その活動を通じて今夏に"Klasse Wrecks"からSJ Teknobuskers名義でレコードをリリース。来年初めには自身の"Shot of T"から、Purely InteractiveによるEPをヴァイナル・リリース予定。是非どこかで見かけたら、聞いてみて下さい。

 

 

 

 

■Special Request (CICOTea & CASIO45) : Reggae

雑誌relaxのラヴァーズ・ロック特集に触発され、その道に足を踏み入れたラヴァーズ・ロック第3世代代表にして鬼コレクター・クルー。80'sラヴァーズ・ロックをメインに、アーバンで黒いグルーヴ/ジャンルを問わず甘い音はラヴァーズ・ロック、という定義を唱え、レゲエ界のフリーソウル(サバービア) 的立ち位置を狙い、お洒落なギャル向けのレゲエを伝えるラヴァーズ・ロッカーズとしてアンダーグラウンドに活動中。

 

 

 

 

■Stones Taro : House

京都在住のDJ/プロデューサー。90's House、UK Garage、Jungleに強く影響を受けた楽曲を、ロンドンはじめ国内外のレーベルからリリース。2020年にYAM Recordsからリリースされた"Word Rush EP"は世界各地のレコードショップで完売、リプレスされるなど注目を集めた。2017年より、同じく京都在住のDJ/プロデューサーであるLomaxと共に、京都拠点の忍者ハウスレーベル「NC4K」の運営を開始。継続的なリリースを重ね、国内外を繋ぐ重要レーベルとして評価を得ている。Shadow Child、Objekt、Yaeji、Coco Bryceなど国外の主要プロデューサーからもサポートを受けている。

 

 

 

■Takashi Makabe (Zodiak) : Bass / Beats

グラフィック・デザイナー/DJ。美術展示/映画チラシ、音楽作品のカヴァーから書籍まで、多岐に亘ってデザインを手がける。アラブ首長国連邦のBedouin Recordsのアート・ディレクション、東京/大阪のクラブCircusのグラフィック・デザイン、Ryo Murakami主宰Depth of Decay、小柳カヲル主宰Suezan Studioなどの諸作に携わる。書籍では『WARP 30』、『フューチャー・デイズ──クラウトロックとモダン・ドイツの構築』、『クラウトロック大全』などのデザインを担当。インダストリアル/ベース・ミュージックを主軸に用いながらも不定形なスタイルが異色のDJとして、2018年にドイツ・ベルリンのBerghainで開催されたBedouin Records Label Showcaseに出演。2020年は自身のアーカイブ展を、伊勢・名古屋・大阪にて開催。

 

 

 

■tofubeats : Japanese Pop

1990年生まれ、音楽プロデューサー。2020年はアルバム『TBEP』、シカゴ・ハウスのカヴァー『I Can't Do It Alone』、リミックス集『Run Remixes』などをリリース。自社レーベルHIHATTも運営中。

 

 

 

 

 

■Tomoki Tamura (Holic Trax / Doublet) : House

大阪出身のDJ/プロデューサー。2004年に単身ロンドンに移り住んでから、後に自身のレーベルにもなるパーティ"Holic"を主催。Fabric、Ministry of SoundそしてPlastic Peopleなどの、ロンドンのシーンを代表するヴェニューにて活躍すると同時に、The End/Akaでは2007年から2009年までレジデントとして君臨。2012年にレーベルHolic Traxを始動。Mr.Gのファースト・リリースをキッカケに、アンダーグランド・シーンの音楽愛好家達に高い評価を得続けている。また、レーベル・メイトでもあるTuccilloと共にDoubletを結成し、ユニークな2人による生々しくもムーディーなハウスを次々と生み出している。新しくレコード・オンリーで展開している彼らの"101"、"808"は既に完売。現在ベルリンに移住している。

 

  

■Toshiki Hayashi (%C) : Japanese Hip Hop

東京を拠点に活動する、DJ/ビートメイカー、音楽プロデューサー。ヒップホップのブーンバップ・スタイルを基礎に、シティポップやR&Bなど様々なジャンルの楽曲を制作。2019年にはManhattan RecordsからBASI、鈴木真海子をフィーチャリングした"Time Is Over EP"を発表し、iTunes HIP HOPチャートにて1位を獲得。iri、SHE IS SUMMER、chelmicoへの楽曲提供や泉まくら、odolaやCBSのリミックスを手がけるなどメジャー、インディーズ問わず良質な音楽を数多く提供している。またラップ・デュオchelmicoのサポートライブDJとしても活躍し、全国各地でライブを行っている。

 

 

 

■UG Noodle : Japanese Pop

大阪在住時にはハードコアパンク・バンドshe luv Itでギターを担当、神戸移住後にはSumahama?や林拓と波のメンバーとしても活動し、tofubeatsの『POSITIVE』にもギタリストとして参加しているマルチプレイヤー/シンガーソングライター。

 

 

 

 

 

■XTAL : Japanese Pop

95年からDJを開始。川崎工場地帯の某工場屋上にて行われているインダストリアル・レイブ・パーティー「DK SOUND」で、k404とのTraks BoysとしてレジデントDJを務める。バンド(((さらうんど)))、Jintana & Emeraldsのメンバーとしても活動中。2020年5月に最新アルバム『Aburelu』を自らのレーベル「Cizima」よりリリース。

 

 

 

 

 

■Yamarchy (Disko Klubb) : House

地元熊本・福岡において2006年よりDJキャリアをスタート。コズミック、バレアリックを根底に、アンダーグラウンドなダンスを探求し、レコードを集め続ける。現在は渋谷のクラブ翠月にてレジデントDJを勤める。

 

 

 

 

 

■¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U (行松陽介) : Leftfield

2008年SpinnutsとMitsuki主催Kuhio Panicに飛び入りして以降DJとして活動。2016年Zone Unknownを始動。2017年、2018年、2019年と3年続けてBerlin Atonalに出演。2018年からWWWにて新たな主催パーティー『TRNS-』を始動。Black SmokerからMix CD『Lazy Rouse』『Remember Your Dream』を、イギリスのレーベルHoundstoothのA&Rを手掛けるRob BoothによるMixシリーズElectronic ExplorationsにMixを、フランスのレーベルLatencyのRinse RadioのShowにMixを、Cvn主催Grey Matter ArchivesにAutechre Only Mix、Nplgnn主催Mbe SeriesにMix Tape『MBE003』を、ConiのレーベルFirecampにMix Tapeを、BedouinにMix Tapeを、それぞれ提供している。また、Boiler RoomのYouTubeチャンネルで90分のDJセットが公開されている。

 

 

 

■Yuki 'T-Groove' Takahashi (Diggy Down/Victor) : Soul

東京を拠点に活動するリミキサー、アレンジャー、コンポーザー、プロデューサー。主に70年代-80年代のディスコ/ソウル・ミュージックへの深い愛と理解を元に生んだサウンドを武器に、作曲、アレンジ、プロデュース、リミックスで活躍。Joey NegroがTraxsourceで公開した「Super Disco Trousers」や、Skeme RichardsがRed Bull Music Academyによる「お気に入りの10曲をセレクト」という企画の中で、それぞれT-Grooveによるリミックス楽曲がピックアップされ、日本とフランスで同時発売されたオリジナル・アルバム『Move Your Body』(2017年)、『Get On The Floor』(2018年)、リミックス・アルバム『Diamonds』(2017年)はいずれも国内外でベストセラーを記録。日本でもCHEMISTRY、フィロソフィのダンス、ヒプノシスマイク、Keiko Lee、G.RINA、WODDYFUNKを手がけている。

 

 

 

■大塚広子 (Key of LIfe+) : Jazz

DJ/音楽ライター/プロデューサー。ジャズをメインにDJ歴20年。アナログ・レコードにこだわった1960代以降のブラック・ミュージックの音源発掘から、現代ジャズ、クラブ・ミュージックまで繋ぎ、ワン&オンリーな"ジャズのグルーヴ"を呼び起こすDJ。「東京ジャズ」にDJとして初めてラインナップ、2度の「FUJI ROCK FESTIVAL」、「Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN」等出演。DJ活動の他、メディアでの執筆、選曲監修、伊勢丹新宿店、JR東日本ホテルズをはじめ企業の音楽イベント・プロデュース、自身のレーベルKey of LIfe+を主宰。現在生まれる音楽を審美眼を活かした切り口でまとめたコンピレーションやユニットのプロデュースを展開。DeAGOSTINIジャズ・レコード・コレクション、朝日新聞、読売新聞などメディアにおいてもジャズ及びアナログ・レコード普及におけるオピニオン・リーダーとして活躍。

 

 

 

■黒田大介 (kickin') : Soul

トップFunk DJとして日本各地の地下クラブはもちろん、国内フェスや海外のソウルフェス、緩めのラウンジまで日々ハードに活動中。ポスト・レアグルーヴの可能性を模索すべく自身のレーベル"kickin"を主宰する傍ら、国内外レーベルのリイシュー・プロジェクトへの協力や選曲/監修を手掛けることも多く、その審美感覚が生かされたミュージック・キュレーターとしての活動も多岐にわたる。

 

 

 

 

■小西康陽 : Japanese Pop

音楽家。'85年、ピチカート・ファイヴのメンバーとしてデビュー。解散後も、数多くのアーティストの作詞/作曲/編曲/プロデュースを手掛ける。'11年、Pizzicato One名義で初のソロ・アルバムを発表。'15年、セカンド・アルバム『わたくしの二十世紀』を発表。ビルボードライブ東京&大阪におけるワンマン・ライヴの模様を収録したライヴ・アルバム『前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン』が発売中。

 

 

 

 

■坂本慎太郎 : Japanese Pop

ミュージシャン / zelone records。最新2シングル「好きっていう気持ち c/w おぼろげナイトクラブ」「ツバメの季節に c/w 歴史をいじらないで」配信中。αSTATION (FM京都) Flag Radio (偶数月水曜21:00~22:00) OA中。

 

 

 

 

 

■実弾(空間現代) : Leftfield

京都・錦林車庫前の「外」運営メンバー。2020年、Oasis2 主催「火楓源」に向け実弾化。

 

 

 

 

 

■清水三恵子 : Japanese Pop

ロンドン在住30年、シンガー、作曲家、プロデューサー。Mick Karn、Nitin Sawhney、Riz MC等、多数のアーティストとのコラボレーションを行い、Mico、Apache 61、Mekong Zooの名義でもアルバムをリリース。ロンドンのオペラハウス、リバプールのエブリマン、フェニックス・ダンス・シアター等、バレエ、ダンス、映画、舞台、イベント等の音楽を担当している。2020年夏から、The Cardiacsの元メンバーWilliam D Drakeとのコラボレーション・プロジェクトを始動。2021年2月に、1990年にコンチネンタル/テイチクから発売されたアルバム『貝の道 (A Road Of Shells)』がJET SETから初アナログ化。2月7日にニュー・アルバム『I Bloom』をUKレーベル"Street Furniture Records"からリリース。春以降、2012年に発売された『Phenomena Of The Mind』と『My Tentacles』、そして1997年に細野晴臣主宰のレーベル、"daisyworld discs"から発売されたApache 61のアルバム『Apache 61』が"Street Furniture Records"より再リリースされる。

 

 

■須永辰緒 (Sunaga t experience) : Jazz / World

Sunaga t experience = 須永辰緒によるソロ・ユニット含むDJ/プロデューサー。 DJプレイでは国内47都道府県を全て踏破。また各国大使館と連動して北欧諸国=日本の音楽交流に尽力、欧州やアジア、アメリカなど世界各国での海外公演は多数。ジャズ・コンピレーションアルバム 『須永辰緒の夜ジャズ』は20作以上を継続中。国内外の多数のリミックス・ワークに加え自身のソロ・ユニットSunaga t experienceとしてアルバムは6作を発表。アナログ啓発活動としてヴァイナルのみのリリース・シングルなども続く。最近では銀座「EXBAR TOKYO」ミシュラン2つ星で話題のレストラン「INUA」渋谷PARCO「Jikasei MENSHO」などの総合音楽監修も務め話題に。

 

 

  

■直枝政広 (カーネーション / Soggy Cheerios) : Japanese Pop

1959年生まれ。1983年カーネーション結成。1984年に 直枝政太郎名義でオムニバス『陽気な若き博物館員たち』(水族館/徳間ジャパン)でソロデビュー。同年、カーネーションがシングル「夜の煙突」(ナゴムレコード)でレコードデビュー。 以後、カーネーションは数度のメンバーチェンジを経ながら数多くの傑作アルバムをリリース。2000年には直枝政広としての初ソロ・アルバム『HOPKINS CREEK』を発表。同時に鈴井貴之初監督作品『man-hole』のサウンドトラックも手がける。2007年に初の著作となる『宇宙の柳、たましいの下着』を上梓。カーネーションや、鈴木惣一朗とのユニット:Soggy Cheeriosの活動と並行し、ソロ活動や執筆、プロデュース等、精力的に活動中。2020年は活動自粛中に自宅録音した音源をBandcampで毎月配信中。

 

 

 

■ミツメ : Rock / Indie

2009年、東京にて結成。4人組のバンド。オーソドックスなバンド編成ながら、各々が担当のパートにとらわれずに自由な楽曲を発表し続けている。そのときの気分でいろいろなことにチャレンジしています。

 

 

 

 

■山田光 : Japanese Pop

1988年生まれ。サックス奏者・トラックメイカー・プロデューサー。2010年から2年間ロシアのサンクトペテルブルグで活動。帰国後、自身のユニットHikaru Yamada And The Librarians、Feather Shuttles Foreverの他、入江陽・毛玉・前野健太・平井庸一・んミィバンド・SNJOらのアルバムに参加。2020年、ショボいポップスのコンピレーション『Tiny Pop - Here's That Tiny Days』を監修。アルトサックスの内部・外部奏法、循環呼吸を追求している。昼間は会社員としてコンシューマーゲームの音響効果・サウンドデザインを担当している。