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"International Feel"レーベル特集 - [2022-06-27]

ウルグアイのプンタ・デル・エステにて、Mark Barrottにより設立。Matthew Stylesによるマネージメントで運営されている名門バレアリック・レーベル"International Feel"は、'09年よりリリースを開始し、世界的DJアイコンDJ Harveyを筆頭に、"Is It Balearic"主宰Coyote、"Rogue Cat"運営前に当レーベルからデビューしたMind Fair、イビザ・レジェンドJose Padilla、"Internajonal"、"Leng"、"Futureboogie"等からリリースしているFernando Pulichino、Gerd Janson、Mark Barrott、Phillip Lauerらによるレーベル・プロジェクトTalamanca System、『Deja Vu』が大ヒットしたPrivate Agenda、邦人気鋭Gonno、メルボルンの気鋭Len Leise、Jan Schulteによる変名Wolf Muller等、アンビエント〜ダウンテンポ、ニューディスコに至るまで、世界的にバレアリックを浸透させ、シーンに多大なる貢献をしてきた重要レーベルです。

2012年に拠点をイビザへ移し、2021年には、Gerd Jansonの"Running Back"へ合併。現在は、そのサブ・レーベルとして位置し、以降は、Bella Boo & ChordsによるユニットCharlie Charlie、"Music for Dreams"等からもリリースするRub Dug、"Internasjonal"からの諸作もヒットの気鋭Feel Fly等、レーベルのテイストを踏襲しながらも、"Running Back"との親和性も意識させる作品が次々にリリースされています。

そして、今回、"International Feel"のサブレーベルである"Feel International"から初めて、設立者であるMark Barrottによる新作がリリースされますが、エレクトロニックな音使いを強調しつつも、ドリーミーで多幸感ある、彼の作品としても新鮮な一枚。
バレアリックをキーワードにレーベルの裾野を広げながら第一線で影響を与え続ける"International Feel"のこれまでのリリースも併せて見てみましょう。

Text by Takashi Kuwabara (JET SET Kyoto)

[Feel International]