SHUN X (JIM O'ROURKE REMIX) / BEYOND THE MIRAGE (CUT CHEMIST REMIX)
試聴盤落ち
アーティスト: 日野皓正
タイトル: SHUN X (JIM O'ROURKE REMIX) / BEYOND THE MIRAGE (CUT CHEMIST REMIX)
レーベル: B.J.L. X AWDR/LR2 (JPN)
フォーマット: 12"
発売日: 2021-08-28
初回入荷日: 2022-05-18
最新入荷日: 2022-05-18
価格: ¥2,000 → ¥1,500 Price Down!!
コンディション: NEW | -
CatNo.: DDJB91302
問い合わせ番号: 1420-0601-5199
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日野皓正『Beyond The Mirage』(2019年)収録曲をCut ChemistとJim O'Rourkeがリミックス。

若きバンド・メンバー石若駿の名を曲名に冠した"Shun"をJim O'Rourkeが手掛けた(A面)も話題ですが、ヒップホップDJ的には何といってもアルバム・タイトル曲をCut Chemistがリミックスした(B面)に注目を!!

Artist Comment

ペンティメントと呼ばれる技法があります。
オリジナルの上に塗り重ねると、以前の状態の痕跡や影が残ります。
日野様の音楽が60年代のジャズを呼び戻すのように、両方を新たな映像と混ぜる事を試しました。
Jim O’Rourke

I was very excited once I heard the material. It reminded me of the Miles Davis LP Dark Magus which I believe was a Japanese only release. The Sporadic and aggressive energy drew me into the song Beyond The Mirage in particular. It reminded me of the days I used to spend with jazz and rap legends in LAs own Leimert Park circa 1991/92. The spirit of jazz elders such as Horace Tapscott and Billy Higgins was palpable and still is. It’s a beautiful thing when Jazz and hip hop meet only to follow no rules and color completely outside the lines.

音源を聴いて心躍るものがあった。日本国内盤だけでリリースされたMiles DavisのLP「Dark Magus」(1977)を思い出す。特に「Beyond the Mirage」を聴いた時は、この曲の予測できないアグレッシヴなエネルギーに引き込まれた。1991年〜92年にLAのラマート・パークでジャズとラップのレジェンドたちに夢中になって暮らしていた日々を思い出してしまった。今ではもう触れることなき故Horace TapscottやBilly Higginsといったジャズの先達の精神がいまだ息づいている。ジャズとヒップホップが出会う時、そこには従うべきルールも超えてはいけない一線などもありはしない。すばらしいことだ。
Cut Chemist

■プロフィール|

日野皓正

1942年10月25日東京生まれ。9歳よりトランペットをはじめ、13歳の頃には米軍キャンプのダンスバンドで活動を始める。1967年の初リーダ ーアルバムをリリース以降、マスコミに“ヒノテル・ブーム”と騒がれるほどの注目を集め、国内外のツアーやフェスティバルへの出演をはじめ、雑誌の表紙を飾るなどファッショナブルなミュージシャンとして多方面で活躍。1975年、NYへ渡り居をかまえ、数多くのミュージシャンと活動を共にする。その後もヒットアルバムを連発、CM出演など多数。1989年にはジャズの名門レーベル“ブルーノート”と日本人初の契約アーティストとなる。90年以降、「アジアを一つに」という自身の夢のもと、アジア各国での活動を増やしていく。2001年芸術選奨「文部科 学大臣賞」受賞。2004年紫綬褒章、文化庁芸術祭「レコード部門 優秀賞」、毎日映画コンクール「音楽賞」受賞。2019年 春の叙勲 旭日小綬章受章。また近年はチャリティー活動や後進の指導にも情熱を注ぎ、個展や画集の出版など絵画の分野でも活躍が著しい。唯一無二のオリジナリティと芸術性の高さを誇る日本を代表する国際的アーティストである。
http://www.terumasahino.com

Jim O’Rourke|ジム・オルーク

1969年シカゴ生まれ。Gastr Del SolやLoose Furなどのプロジェクトに参加。一方で、小杉武久と共に Merce Cunningham舞踏団の音楽を担当、Tony Conrad、Arnold Dreyblatt、Christian Wolffなどの作曲家との仕事で現代音楽とポストロックの橋渡しをする。1997年超現代的アメリカーナの系譜から「Bad Timing」、1999年、フォークやミニマル音楽などをミックスしたソロ・アルバム「Eureka」を発表、大きく注目される。1999年から2005年にかけてSonic Youthのメンバー、音楽監督として活動し、広範な支持を得る。2004年、Wilcoの「A Ghost Is Born」のプロデューサーとしてグラミー賞を受賞。アメリカ音楽シーンを代表するクリエーターとして高く評価され、近年は日本に活動拠点を置く。日本ではくるり、カヒミ・カリィ、石橋英子、前野健太など多数をプロデュース。武満徹作品「コロナ東京リアリゼーション」など現代音楽に至る多彩な作品をリリースしている。映像作家とのコラボレーションとしてWerner Herzog、Olivier Assayas、青山真治、若松考二などの監督作品のサウンドトラックを担当。

Cut Chemist|カット・ケミスト

Jurassic 5、Ozomatliの創設メンバーであり、DJ Shadowとのコラボーレションの数々は伝説化しているDJ/ターンテーブリスト界のカリスマ。過去の音楽に経緯を払いながらもヒップホップやターンテーブルの可能性を前進させ続け、シーンにて絶大な信頼と支持を得ている。「Jurassic 5 EP」('97)収録のインストゥルメンタル「Lesson 6: The Lecture」の高いプロダクション力により注目を浴び、DJ Shadowと連名で発表された「Brainfreeze」('99)、「Product Placement」('01)は最も有名なミックスCDの一つとなる。2006年、ソロ活動に専念するためにJurassic5、Ozomatliを脱退、ファースト・ソロアルバム「The Audience’s Listening」('06)をワーナーより発表。2007年、盟友DJ Shadowと「The Hard Sell」で世界ツアー、DJとしてはじめてハリウッドボウル(LA)での公演を成功させた。自身のレーベル「A Stable Sound」の運営も行っており、ライブミックス「Sound Of The Police」('10)の発表や自身の作品の再発などをマイペースに行っている。2013年、Jurassic 5の再始動に参加「Coachella Festival」、「FUJI ROCK FESTIVAL」にも出演した。