IN THE NAME OF HIPHOP
アーティスト: THA BOSS
タイトル: IN THE NAME OF HIPHOP
レーベル: THA BLUE HERB RECORDINGS (JPN)
フォーマット: 2CD
発売日: -
初回入荷日: 2015-10-14
最新入荷日: 2015-12-26 [再]
価格: ¥4,400
CatNo.: TBHRCD026
問い合わせ番号: 4120-0513-4952
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遂に1stソロ・アルバムが完成!

Tha Blue Herbの1stアルバム『Stilling, Still Dreaming』から17年。ここから新たな世界へと向かう為、総力を注ぎ完成された1stソロ・アルバム。※こちらはインストCDとの2枚組限定盤になります。

Artist Comment







9月に発売するTHA BLUE HERB以外での仕事を集めた客演集「BORDERS」でファーストアルバム発表から17年間の旅を総括し、ここから新たな世界へと向かう為に、自身のキャリアを決定づけるべく、総力を注ぎ完成されたアルバム、タイトルはズバリ直球「IN THE NAME OF HIPHOP」。

「BORDERS」のクレジットが物語っている通り、これまで日本中の音楽家達から招かれる事はあっても、TBHRからリリースされる自分の作品で自分以外のラッパー、そしてO.N.O以外のビートメイカーを招く事はありませんでした。その姿勢に変化の兆しが現れたのが昨年暮れにリリースされた般若とgrooveman Spotを招いて制作された「NEW YEARS DAY」です。既にその時点でアルバムの青写真は視界に入っており、事実、構想は固まりつつありました。その構想とは3つ。

1つ目。THA BLUE HERBという大きな表看板を外し、自分自身のみを担保として、たった1度の人生、田舎での生い立ちから札幌に出てくるまでの物語、そこでHIPHOPに出会うまでと出会ってから、そして現在44歳からの上下の視点、相方O.N.Oと2人で1つとも言えたTHA BLUE HERBでの表現から、よりパーソナルな部分にまで踏み込んだアルバムを創ってみたい。

2つ目。これはラッパーなら誰もが憧れる夢のようなもの。つまりNASの「illmatic」のように、当代随一のビートメイカー達、知り得る全員に仕事を頼み、その全てに言葉を乗せてみたい。そしてこれまで現場で出会ってきた敬愛するラッパー達とバース(歌詞)を分け合ってみたい。これらの夢は金を積んだら誰でも出来そうだが、実は全く違う。17年間吐き続けてきた言葉の持つ信用こそがオファーの要である、その信用をも試してみたい。

3つ目。それはTHA BLUE HERBとして、札幌から日本中へ自分等の信じるHIPHOPを鳴らしてきた道中、常に自分達の対極として、自分達とは異なる価値や思想、未来を指向している存在として位置づけていた所謂"日本のHIPHOP"に真正面からエントリーして、それも遠く離れた街からの一方的な投げかけなどではなく、あくまでこの国のHIPHOPの中央に位置し続け得る、ある種確固たる正統性を持ったHIPHOPアルバムを1枚遺したい。

これらの構想を実現するために、17年間の邂逅を辿り、ビートメイカー、ラッパーを訪ねていった。それは自分が純粋にファンであると認める人、いつかの夜に自分を地元に招いてくれた人、そうしてやって来た自分の前に地元代表としてステージに立っていた人、共にある街に招かれステージを分け合った人、朝方のカウンターで酒を酌み交わした人、デモCDを携え遠くから訪ねてきてくれた人、何年も前にビートを受け取っていた人、長年知ってはいたけれどすれ違っていた人、互いの美学でぶつかり合った人、かつては敵対する陣営にいた人、自分が確かに傷つけた人...

1人1人、これまでこの国で自分の腕1本で生きてきた職人に、礼を尽くし、自分の構想とそのためにそれぞれにやってほしい仕事の内容を伝え、向き合いながらの作業は6ヶ月に及んだ。頭の中にあったイメージは全て彼等のビートに、バースに移し終えた。今、こうして完成した楽曲達を前にして、これまでの17年間を問う。達者な口以外は何も持たない自分が、HIPHOPを知り、学び、自分のスタイルを身につけ、時には争いも辞さないノリで生きてきた自分が、これ程までに多くの強者達と1枚のアルバムを創るに到った"理由"を問う。

全てHIPHOPの名のもとに起こった事だ。

「IN THE NAME OF HIPHOP」...HIPHOPがなければ、間違いなく、今日の自分はない。HIPHOPがあったから自分として生きてこれた。生きにくい時代も良くなるヴィジョンを持ち続けてこれた。持ちこたえてこれた。自分を知ってもらえた。破局を免れ、仲直り出来た。正々堂々こうして、ここで、言いたい事を発表する機会を得て、それに価値を見出してくれる人に出会え、一緒にモノを創る苦難と喜びを分け合い、歳を取る事も忘れ今日まで生きてこれた。

証拠はこの一品。tha BOSS、ソロアルバム「IN THE NAME OF HIPHOP」。

tha BOSS [THA BLUE HERB]


PROFILE:

北海道札幌代表、THA BLUE HERBのラッパー。1997年のTHA BLUE HERB RECORDINGS設立時から、THA BLUE HERBのフロントマンとして、そしてレーベルCEOとして、一貫して地元札幌を基盤に、自身の分身である唯一無二の言葉と共に、日本列島47都道府県を縦横無尽に駆け抜け、説き伏せてきた男。旧来のそれとは一線を画す、「D.I.Y.」から出発した独立心に基づくレーベル運営、そして中央から遠く離れた土地からの音楽、思想、文化の発信スタイル、その全てを根底から変えたその行動、言動は、この国のアンダーグラウンドへ覚醒を促し、時として「THA BLUE HERB以降」と言い換えられる。プレシャスホールを母体とする札幌の音楽シーンのダンスフロアに現在も身を置き、多大な影響を受け、学び、吸収し、自身の音楽観を今尚高めている。ヒップホップの精神性へのこだわり、そしてあらゆる「GOOD MUSIC」に対してのオープンな姿勢は、THA BLUE HERBのオリジナリティに、そしてHERBEST MOON名義、CALMとのDJ&制作プロジェクトJAPANESE SYNCHRO SYSTEMでの活動へと直結している。これまでに、DJ KRUSH、audio active、clammbon、GOMA da DIDGERIDOO、CALM、B.I.G. JOE、般若、SEEDA、SHINGO★西成、G.CUE、山仁、ラッパ我リヤ、MIGHTY CROWN、REBEL FAMILIA、DJ YAS、刃頭、DJ QUIETSTORM、grooveman Spot、OLIVE OIL、DJ BAKU、MICHITA、asaなどの盟友達と共に作品を残してきた。

Response

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tha BOSS『IN THE NAME OF HIPHOP』入荷→ http://t.co/L3Txx6FVi6 THA BLUE HERB結成から18年。総力を注ぎ完成された1stソロ・アルバムが遂にリリース!! http://t.co/sVpn1qXjAY
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