ERY DAY FLO
アーティスト: KOJOE X AARON CHOULAI
タイトル: ERY DAY FLO
レーベル: J (JPN)
フォーマット: CD
発売日: 2017-05-27
初回入荷日: 2017-05-26
最新入荷日: 2017-07-13 [再]
価格: ¥1,760
CatNo.: JR001
問い合わせ番号: 4120-0528-7129
カテゴリ:
購入可能店舗:

毎日のストリート・ライフに根ざし生まれたコラボレーションの結晶!!

前作『Good Day Bad Habit』から約9ヶ月のインターバルで届けられたコラボレーション作品第2弾。ソウル、ジャズ、ヒップホップの融合を軸に、さらに洗練された傑作。

日本語と英語を巧みに絡ませたラップと、ソウル・ミュージック・ヴァイブに溢れたヴォーカルを織り交ぜたスタイルで支持を集めるラッパー/シンガー、Kojoe。5lackとのコラボレーションでも知られる、ジャズ、ノイズ、即興音楽、ヒップホップに至る迄、ジャンル/国境を越えて精力的な活動を展開するパプアニューギニア出身のジャズ・ピアニスト/作曲家/ビートメイカー、Aaron Chulai。コラボレーション第2弾となる本作のタイトルは、Ery Day(Everyday) Flo(Flow)=毎日のフローを意味するもの。タイトなビートに、ジャズのライブ感、エレクトリックなスパイスを散りばめたサウンドと、メッセージ性の高かったこれまでに対して、等身大のリリックを紡いだKojoeのスムースなヴォーカルが融合していく全11曲。

Artist Comment



-Profile-

【Kojoe Bio】

Kojoe/新潟県十日町市出身。17 歳の時に渡米を決意し単身 NEW YORK へ。BRONX、BROOKLYN の FLATBUSH に住んだ後、QUEENS の HOLLIS で音楽活動を開始。 Brand Nubian や Jean Grae の前座、実力派女性ラッパーの Apani B Fly MC のサイド MC を務めながら、彼らのアルバムにラップだけでなくプロデュースでも参加。 2007 年には Talib Kweli &Mos Def、Pharoahe Monch 等、現在も第一線で活躍する アーティストを数多く輩出してきた US アンダーグラウンドを代表する名門ヒップホップ・ レーベル「RAWKUS RECORDS」による新鋭アーティスト 50 組のアルバムをデジタル配信 リリースする「RAWKUS 50」プロジェクトに唯一の日本人として抜擢。 アルバム「RAWNIN」をリリース。 2011 年、日本に帰国しリリースした MIX TAPE「KOJOE TUESDAYS Vol.1」「KOJOE TUESDAYS Vol.2」「ASIAN LINX Mixed By DJ BEERT」「The 'J' Mixtape」は都内の 主要専門店チャート全てのリリースで軒並み No. 1 を獲得。その後 US 著名ラッパー Raekwon、Kurupt とも共演し、彼らのコンピレーションアルバム「The Academy」に KOJOE1st シングル「Samurydas」が収録される。 2015 年には福岡の盟友 OLIVE OIL と再度タッグを組み 4th アルバム「HH」、未発表曲集 「iLL Scott」をリリース。日本語と英語を巧みに絡ませる独特のラップに卓越した歌唱力に よる歌を織り交ぜた彼特有のスタイルが脚光を浴びてい る。 また KOJOE & Aaron Choulai Quintet 名義でバンドセットでのライブパフォーマンスも 行っており、NY でも活躍するピアニスト「アーロン・チューライ」率いる一流の JAZZ アーティストと共に HIPHOP の枠を越えた新たな領域での活動も繰り広げている

【Aaron Choulai Bio】

パプアニューギニア出身のジャズピアニスト・作曲家・ビートメーカー。ニューヨークや東京のジャズやノイズ、即興音楽のシーンなどでの活動に加え、マルチメディアの異文化間フェスティバルの委嘱などを受け、さらにMantraやKojoeなどのMCのためのプロデュースをするなど、このピアニストの活動は幅広く、冒険的である。2014年Freedman Fellowship Jazz Award受賞、2015年Mobb Deep Remix Contest優勝。

2003年にオーストラリア・メルボルンの音楽大学VCAを卒業後、様々なアーティストとの共演でピアニスト、そして作曲家として活動を広げる。中でもチューライが発足したバンド“Vada”は、彼のオリジナルを演奏し、やがて“Fitzroy scene”として知られるようになる、2000年代前半に出現した音楽シーンを作り上げることになる。同じ頃に、オーストラリアで最も人気があるとされるポップシンガーKate Ceberanoの音楽監督としてオーストラリア国内ツアーの数々をするだけでなく、オーケストラやバンドのための編曲の仕事も始める。

2003年より海外からも評価を得、定期的にニューヨークへ渡り始める。そこでJim Black、Ben Monder、Joel Frahm、Tim RiesやBilly Drummondといったミュージシャンと共演やレコーディングをするようになる。やがてニューヨークに根付き、Sunnyside Recordsよりアルバムのリリースをし、バンドリーダーとしてアメリカ国内やヨーロッパツアーを行い、イタリアのUmbria Winter Jazzや南仏のJazz à Juanなどのフェスティバルに出演する。この頃、チューライは雑誌All About Jazzなどで評価を得、2006年にはオーストラリアジャズアーティスト新人賞を受賞。

2007年にオーストラリアの数々の人気アボリジニーアーティストが共演するMelbourne International Arts Festivalによる企画“Black Armband”の音楽監督・編曲者・ピアニストをつとめるためにオーストラリアに戻り、オーストラリアのあらゆるフェスティバルに出演し、2008年にはLondon Theatre Festivalにも出演。他にメルボルン交響楽団、オーストラリア交響楽団、アデレード交響楽団などのために編曲し、共演。同じ頃にオーストラリア、クイーンズランド音楽祭の委嘱を受け、“We Don’t Dance For No Reason”を作曲し、プロデュースする。これは彼のバンド“Vada”とパプアニューギニアのタタナ村のPerovetaというジャンルの聖歌隊のコラボレーションであり、広くに渡り絶賛され、Melbourne International Arts FestivalやWOMAdelaideなどオーストラリアの主要フェスティバルで連日満席のコンサートを開催することになる。同年、“Melbourne Magazine”で、メルボルン・オーストラリアで最も影響力のある者の一人とし選ばれる。

2009年にチューライは日本・東京に活動の拠点を移し、2013年には東京芸術大学音楽環境創造科修士課程を修了する。在学中にもジャズピアニストとして活動を繰り広げ、国内ツアーも行い、様々なバンドのリーダーとして日本のジャズ・インプロヴィゼーション界に根付く。この時期に、ジャズ界の外の日本やオーストラリアのシンガーやMCのアルバムをプロデュースし始める。現在も東京を拠点とし、プロデューサーとしてはNgaiire、MANTRA、Joelistics、KojoeやOlive Oilなどのアーティストと関係を持ち、同時にピアニスト、そしてバンドリーダーとしての活動も続け、定期的に日本国内外で演奏をしている。