REDEFINITION OF CLASSICS VOL.3~UPLIFT SPACE~
アーティスト: DJ RYOW A.K.A. SMOOTH CURRENT
タイトル: REDEFINITION OF CLASSICS VOL.3~UPLIFT SPACE~
レーベル: MK FINEST REC. (JPN)
フォーマット: MIXCD
発売日: 2019-12-25
初回入荷日: 2019-12-28
最新入荷日: 2020-01-20 [再]
価格: ¥1,540
取得ポイント: 30 points
CatNo.: MKTR003
問い合わせ番号: 4220-0570-3769
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綿密な構成力で魅せるヒップホップ・クラシック・ミックス第3弾!!

Hydeout Productionsの黄金期をレジデントDJとして支え、今もなおクラブ・フィールドに止まらない活動を続ける氏が、一昨年2017年に久しぶりリリースしたクラシック・ミックス第3弾、最終章。

ヒップホップという枠組みの中にも跳ねた女性ヴォーカル/ラップやニュージャックスウィング/R&Bなど、歌もの好きにも響く冬をアップテンポに乗り切る意表を突いた秀逸作!!

Artist Comment

あまりの意外性に耳を疑った。
DJ Ryowのアナザーストーリー。
Redefintion Of Classicsのシリーズ3作目はそう評したくなる新作。
誤解を恐れずに言えば、今作はHiphop Classicsの持つ魅力を最大限にUpliftした「歌モノ感覚」Mixだ。
この言葉だけでは常軌を逸した偏物と成り果てるのでその理由とMix全体像を少しばかり。
幕開けはDJ Ryowが最も得意とするスクラッチから。
Walkin’ Largeのトラックに、既存曲かの如くハマるそれは衰え知らずのキレの良さ。掴みはなんたら、否応なくもたらされる高揚感に「起」の重要性を痛感させられる。
本章に入るとEric B. & Rakim、L.L. Cool J、Original Flavorと毎作のタイトル通り、Hiphop Classicsが網羅されていく。
そしてクラブ界隈では伝説とも言われるQueen Latifah「Fly Girl (Piano Mix) 」辺りからだろうか、染物のグラデーションの如く徐々に濃度を明らかにしていく「歌モノ」の生地。
聴覚がその衣に包み込まれるのを確信した頃にはDJ Ryowの策に溺れ、見事に踊らされている。(言うのも野暮、ダブルミーニング)
記述の通り、意外性のタネは至極シンプル。Hiphop Classicsの中でもサビにR&B的メロディを携えた曲や実際にR&Bそのものの曲が多数収録された事、それこそが最たる起因。
ただ、それだけでは単なる他愛も無いありふれたMix作品になるのは言うまでもない。
Heal YourselfやUptown Anthemといった「歌モノ」とは遠方にある「ゴリゴリ」の差し込み方がなにしろ絶妙で、長年のキャリアと唯一無二のスキルを獲得してきたDJ Ryowにしか成し得ないMixingでGrooveを全く崩すことなく、いや、却って加速させる程の「歌モノ感覚」を構築させているのだ。
長年のキャリア…
「Club bar FAMILY」のDJ Ryowというイメージをお持ちの方が多いと思うが、今作においては更に時代は遡り、クラブ「Terminal」時代(恐らく1994年辺り)のPlayを我々に落とし込んでくれた非常に稀有な作品とも受け止められる。
意外性はこんなところにも。
当の主人公からすれば、己の引き出しを作品にしたまでなのだろうが。
あのDJ RyowがこんなPlayを…!
1作目から今作までを考察すると、一夜のクラブイベントの時系列に準えらることができる。
作品を追うにつれオープンからライブ、そしてピークタイムへと移行していく構図である。(未聴の方含め、前2作品はこれを参考に是非聴いて頂きたい)
今作はそのピークタイムの作品にあたり、提示されたDJ Ryowの回答は、Hiphopに隣り合わせのR&B、つまり「歌心」の存在が必要不可欠なエレメンツという真実を謳ってみせたのだ。
R&BがHiphopのサブジャンルの様な扱いを受けて久しい中、このMixではむしろHiphopがR&Bに受けてきた恩恵を見事なまでに証明し、一石を投じているように感じさせてくれた。
そう、何より元来「ゴリゴリ」なDJ Ryowの手腕から放たれたのなら説得力は尚のこと。
DJ Ryowのアナザーストーリーに痛く感心し陶酔した。
否、今も陶酔している最中。
執筆という理由以外で純真に「鬼リピ」をかましている次第。
さぁ理屈は抜きだ、踊れ。

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