DEBUT'55・直立猿人インスピレイション詰めミンガスのカフェ・ボヘミア・ライヴ!!

OJC再発/アート・アンサンブル・オブ・シカゴへも連なるハード・バップ・フォームからの逸脱。感情の噴出。"JUMP MONK"!!M.ローチとのスピリチュアル・セッション・デュオ"PERCUSSION DISCUSSION"も収録!!

1955年12月23日・米NYC≪カフェ・ボヘミア≫ライヴ音源/ジャズ50'S最大の問題作≪直立猿人≫こと「PITHECANTHROPUS ERECTUS」寸前の名門ジャズ・ライヴ・ハウス≪カフェ・ボヘミア≫ライヴ音源。既存のジャズ・フォームからの逸脱。コレは現在も続く人種差別への、アイロニカルな黒人自立、又は自己表現の自由をうたったミンガスの直立猿人の礎となるインスピレイションを記録する重要作品。後のアート・アンサンブル・オブ・シカゴへも連なるフリー・フォームとバップ・スタイルが交錯するイントロから、ヒップ&ルードな響きを持った2管(エディット・バート(TB)、ジョージ・バロウ(TS))。マル・ウォルドンのリリカルなピアノ、ウィリー・ジョーンズ(DS)の直立猿人リズム・セクションが、一塊のグルーヴを成すアヴァンギャルド・ハード・バップ"JUMP MONK"。まさしく「PITHECANTHROPUS ERECTUS」スタイルの名曲"WORK SONG"。そして同夜の≪カフェ・ボヘミア≫に残されたもう一つのWE INSIST !ジャズ・ドラム奏者マックス・ローチとミンガスのアヴァンギャルド・ジャズ・デュオ"PERCUSSION DISCUSSION"!!人間が人間を冒涜することへの激しい怒りをこめた二人の感情をあてた屈指の怪演!!