LUVRAW
アーティスト: 鶴岡龍とマグネティックス
タイトル: LUVRAW
レーベル: IMAGE CLUV (JPN)
フォーマット: CD
発売日: 2016-12-14
初回入荷日: 2016-12-13
最新入荷日: 2017-08-07 [再]
価格: ¥2,750
取得ポイント: 60 points
CatNo.: IMG001
問い合わせ番号: 8120-0521-8509
カテゴリ:
購入可能店舗:

横浜が生んだウィアード・マグティック・ポップ鬼才、LUVRAW改め鶴岡龍。超衝撃最高のファースト・アルバムが完成です!!

これは本当にめちゃくちゃヤバイ・・・トークボックスに秘めた魅力を華妖に引き出した儚く濃厚な楽曲集。密室とぼやける夜景の音。ほぼ媚薬。宅録自主制作でのリリースとなる完全限定盤です!!

セクシーでスウィートなモダン・ラテン歌謡「Cocalero Mama」、小粋でアーバンなムード歌謡ポップス「ドレス」、Noppalをフィーチャーした甘く切なくソウルフルな「されどカサノバ」、妖艶でエキゾチックなスピリチュアル・インスト「お宝島に朝が来る」、死ぬほどメロウなラヴァーズ・ロック歌謡「Kimonoko」、甘酸っぱいダンス・ナンバー「されんだらぁ」など全8曲。2016年もっとも歪みまくってとことんスウィートなウィアード・ポップ・アルバムの誕生です!!

Artist Comment

https://soundcloud.com/image-cluv/luvraw-album-digest

作詞/作曲/Record/Mix/Master/Art work : 鶴岡龍
編曲:鶴岡龍とマグネティックス
題字 : 睦月翔子

参加メンバー
・ 鶴岡龍 - Talkbox,Synthsizer,Programing
・ 有井理江子 - Keyboard
・ 中久木八幡太郎 - Electric Bass
・ Arban Sachs - Sax,Flute
・ KASHIF(PPP) - Electric Guitar ②,③,④,⑧,
・ DJ FRUITY - Electric Guitar ②
・ 花村諭 - Electric Guitar ⑥
・ 高橋一 - Trunpet⑧
・ A Shun Yonehara - Trunpet ⑧
・ NOPPAL - Rap,Vocal


『LUVRAW発売に添えて』  VIDEOTAPEMUSIC
黒沢明の「天国と地獄」で描かれる横浜の風景、そこだけ街灯の色が違う丘の上の米軍施設、埋め立てによって変わり続ける地形、中華街に暮らす人々、様々な人種、美空ひばりの持つ逸話……。このアルバムを聴いた時、横浜の地が抱える数々のエピソードと、そこに漂う亡霊や怨念の類を完全に引き寄せてしまったものすごい音楽が出来上がったと感じた。亡霊は目に見えないエロティックな魅力となって音楽の中に潜んでいる。それは合理性や分かり易さを目指して作られたものには決して宿らない。たとえば近年のLUVRAWさんの合理性を無視したフェティッシュなまでのアナログ機材へのこだわりも、目に見えない亡霊を引き寄せる儀式のように感じる。歌謡曲を思わせるメロディの中に、エロティックなラテンのリズムの中に、エキゾチックなスプリングリバーブの響きの中に、横浜の亡霊が宿っている。危険がいっぱい。“あるある”の反対の“ないない”とは、とある対談の中で安田謙一さんがおっしゃっていた言葉だが、その言葉をここで使わせていただこうと思う。自分が聴きたい音楽は誰もが共感できる良くできた“あるある音楽”ではなく、“ないない音楽”なのだ。自分の理解を超えた感覚、一瞬だけ芽生えた出来心のような感情、その人にしか見えていない嘘のような景色、一般的な倫理感に従うだけでは生まれ得ない言葉たち(それこそ「KIMINOKO」の歌詞! )。できることなら音楽を通す事によって輝く美しい“ないない”の世界が見たい。 これはそんな音楽。現実にあり得ないものが、音楽の流れる数分間だけはあり得る可能性。それを信じたい。だいぶ遠回りもしたし、機材だって重い。みんなの言うことがあまり理解出来ない事も多い。でも音楽を作らずにはいられない時がある。とても勇気が出ました。


・あとがき 『無意味と知りつつもこだわる大きな意味』 鶴岡龍 (LUVRAW)
日本語の音響効果、いなたくも艶のある電子音の歌声、蜃気楼のメロディーを再現しようとする心、まずはそれらを利用し表現した。今作で徹底したことは作品としての質や体の良さよりも むせ返るような情念、その土地が持つ空気感、または夕暮れの思わせぶりな風、まるで何かを訴えかけるかのように明滅し続けるビル群の赤い光が切なくも頼もしくも見える夜の帳、 朝焼けのまどろみ等々、見えないものや聞こえないものを楽曲へ落としこもうとすることに終始異常なまでに執着した。因みに今作品にテーマ等は一切無い。男のつまらない意地と信念はある。そして、貴重なビンテージ機材やゴミのようなエフェクター、生楽器や最新機材、膨大なプラグインを思いつきで乱用し、所謂サンプリングは一切せずに全て生演奏、または緻密な打ち込みを過剰に編集し録音した。何も文句は言わせず、全て自分が思いつくままに試行錯誤を繰り返し途方に暮れ、己の無力さに度々崩れ落ち、あまりの学の無さを改めて痛感し悔やんだ。異常なこだわりと手抜きのバランスは全く矛盾している。しかし、その支離滅裂さの中に珍妙で濃厚な快楽を確かに捉えた。まるで長い精神的な旅のようであった。結果、何を作ったのか全く解らない気持ちと壮大な爽快感がある。何しろスッキリした。これまで本当に色々あったが30代半ばにしてやっと自分の音楽を始められた気がする。今後はもっと他人にも素直になれそうだ。今はそう思う。これらを手短に表すなら、「3人目の自分が春画を書いた。」でござる。