夏の片隅で / 夜が明けたら
アーティスト: MASAMI TAKASHIMA エマーソン北村
タイトル: 夏の片隅で / 夜が明けたら
レーベル: TWIN SHIPS (JPN)
フォーマット: 7"
発売日: 2021-05-26
初回入荷日: 2021-05-25
最新入荷日: 2021-05-25
価格: ¥2,200
CatNo.: TWRM009
問い合わせ番号: 8160-0587-6139
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真夏の夜のダウンテンポ・ノクターン~リズムマシンDIYソウル激名曲!!

miu mauのシンセ・ベース&ヴォーカルのMasami Takashimaと、Jagatara~Mute Beatのキーボード奏者、エマーソン北村によるコラボ・シングル。浅川マキ「夜が明けたら」のエキゾチック&ステッパーズなリズムマシン・ブルース・カヴァーも素晴らしいです!!

「夏の片隅で」は、ステイホーム期にMasami Takashimaが自宅で制作していたトラックを今回の7インチ用にリメイクしたもの。ストイックなリズムとシンセベース、抑揚の効いたしなやかな歌声と多層的なオルガンが溶け合う中毒性抜群の一曲。月明かりが照らす真夜中のベッドルームを思わせる、漆黒のダウンテンポノクターンです。「夜が明けたら」はエマーソン北村プロデュースによる浅川マキのカヴァー。アナログシンセ、オルガン、リズムマシンを用いて制作されたミニマルなトラックに、Masami Takashimaによるブルージーな歌唱が乗るデジタルダブ/ブルース・ナンバーに再構築しています。世代も経歴もアプローチも異なる両者が、互いのルーツに立ち返りつつ、新たな時代の夜明け前を表現した珠玉のコラボレーション作品となっています。

Artist Comment

知らないうちに知り合っていた。「夏の片隅で」を聴いて、すぐにそう思った。この声、このメロディ、このサウンド、この人のいる世界。2020年、奪われてしまった幻の夏のモンタージュ。彼女が歌のなかでひらく「読みかけの本」や「夏にさまようディスコ」のレコードの伝える退屈や焦燥を、ぼくも知っているように思える。音楽がそういうふうに自分に近寄ってくる稀有な瞬間を、ひさしぶりに味わった。この両A面のシングルで、彼女が歌うもう一曲は、浅川マキの「夜が明けたら」。この長い長い夜が明けたら、ぼくはどこへ行こう。人が夢を見るのは暗い闇の真夜中ではなく、じつは目が覚める直前の明け方なのだと誰かに教わったことを、反芻するように思い出していた。
松永良平(リズム&ペンシル)


香川県・高松の名スポット黒船屋の店内や周りの近景までもをフッとイマジナリーに思い出させてくれる、バレアリック可憐にステイホーム・ソウルフル丁寧に織りなされる抒情的SSWオルガン日本語ソウル珠玉。シンプルなリズムマシーンとレゲエ的な程よい重心とグルーヴにもゆらゆらと黄昏れる。浅川マキ名曲「夜が明けたら」のダウナー・スッポコ・ストイックにブルージーするダビーなユニーク・カバーも滋味深く、丁寧に紡がれる日本語の響きと共に静かに沁み入る。発売おめでとうございます。
COMPUMA


2014年に香川で初めてライブでの共演を果たしその後も交流を続けた2組による待望の作品。コロナ禍の不安な感情をストレートに表現されていてその真っ直ぐさが芯の強さを際立たせているように感じました。コロナの夜が明けたら早くライブを観たいです!
藤田崇 / 瀬戸内バレアリック