Makkotron (ひよこ) / 2012-06-07

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STAY WITH ME / BURNING UP

KOKO EDITS - STAY WITH ME / BURNING UP

G.A.M.M.傘下の人気シリーズ"Basic Fingers"最新作!!

12" |  ¥1,450 |  BASIC FINGERS (SWE)  |  2013-08-29 [再]  | 
月刊誌のように次々とリリースをかます攻めのリエディット・レーベル、Basic Fingers。定期購買とはいかないけれど、数撃ちゃ当たるの法則で、やはり良いものもある。と偉そうなことを書いてみました。で、本盤を。何と言ってもA面でしょう。クラブ界隈よりも、ブラック・ディスク・ガイドにも紹介されたソウル親父に人気のアルバム『Mr.C』に収録された小品"Stay With Me"のリワークが相当に素晴らしい。3分ちょいの原曲を、ちょい壮大なブギーへとクッキング。曲の尺をのばしてビートを強めただけのような安易なものではなく、原曲のギターリフを活かしつつ、効果的にシンセ音などを加えて、お見事な出来栄え。まさにリエディットではなくリワーク。B面は、正直、原曲の方が好きです。そもそも手を加えてもらっちゃ困るくらいに最高な曲ですから。
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I NEED IT

THE SAINT PETERSBURG DISCO SPIN CLUB & LIPELIS - I NEED IT

Lovebirds & Iron Curtis Remixを収録したロシアの新鋭タッグによる1st EP!!

12" |  ¥1,200 |  TEARDROPS (GER)  |  2012-06-14 [再]  | 
AORっぽさや、イタロ・ディスコのような甘さもある"Vouqul Mix"が好き。これからさらに盛り上がるぞ、という段階で急に面倒臭くなって止めちゃった!そんな締めくくりも良いですね。他のMixは、後ほど聴いてみます。
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DO-OVER VOL.4

GIRLS WE LIKE / D-BO - DO-OVER VOL.4

"Do-Over"×"Stones Throw"による10"企画第4弾が到着です!

10" |  ¥1,550 |  DO-OVER (USA)  |  2012-08-11 [再]  | 
A面、Girls We Likeによる"Don't Look Back"のギターが、とにかく気持ち良い。本サイトでは「フラメンコ・ギターの旋律」となってますが、私にはどうしてもブラジル風に聴こえます。ギターどころか何の楽器も弾けないくせして、トンチンカンなことを書いちゃったかも?B面も良さそうですが、後ほど聴きいてみます。
4
RICH MANS BLUES / MAGGIE MAE

C.W. STONEKING - RICH MANS BLUES / MAGGIE MAE

Kitty, Daisy and LewisのLewisによる新レーベルEvangelist一挙入荷しました!!

7" |  ¥1,200 |  EVANGELIST (UK)  |  2012-06-15 [再]  | 
レイモンド・チャンドラーが原作の映画で使われそうな感じのA面"Rich Mans Blues"が愛らしくて好き。まあ、チャンドラーの小説なんて何も読んだことがないんですけどね。なので、またトンチンカンなことを書いちゃったかも?そういえば、20年ぶりくらいにアルトマンの『ロング・グッドバイ』を観直したら、アーノルド・シュワルツェネッガーが出ていることに気づいてビックリしました。有名な話なのでしょうか?と試しにWikiで調べたら、思いっきり記述されておりました…。あの映画での"Hooray For Hollywood"の使い方は素晴らしいですよね!
5
BRUTAL BEATS

MAD SMOOTH - BRUTAL BEATS

Dom Thomasが超強烈なサイケデリック・ファンクの数々をリエディット!!

LP |  ¥3,000 |  BRUTAL MUSIC (UK)  |  2016-07-14 [再]  | 
辺境モノを得意とする再発レーベルの中で最も曲解説が不親切(というか、ほとんどない)なBrutal Musicが、とうとう曲名さえも省いてしまったリエディット・コンピレーションをリリース!ジャケットさえも黒のプレーン!ラベルも雑なスタンプのみ!リエディットという割には、各曲、そんなに曲が長くない!そして結構いいお値段!レーベル主宰者のDon Thomasって、本当にハードコアなコレクターなんだろう、と逆に感心してしまいました。内容は、試聴して頂ければ分かるように最高ですよ、書くまでもありません。でも、100枚限定盤なら、ハンドメイドジャケとか、もう少し丁寧な作り(フィジカルな面で)に出来ただろ!あとBrutal Musicといえば、EP-4の編集再発盤も出してましたね。先日の代官山UnitでのEP-4のライブ、行きたかったなー。行かなかった理由は、もちろん我の経済状態によるものです。お金が入ったタイミングでライブがあったなら…。なんてことは不毛な上に本盤とは全く関係がない話ですね。もっと関係がないことを書けばスクエアプッシャーの新しいアルバムが欲しいんだけど、お金が…。誰かプレゼントしてくれないかなー? 
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FUTURE RHYTHM MACHINE

AUNTIE FLO - FUTURE RHYTHM MACHINE

帝王Villalobosも絶賛のレフトフィールド・アフロ・ハウサーが遂に1st.アルバムを完成!!

LP |  ¥1,900 |  HUNTLEYS & PALMERS (UK)  |  2012-10-19 [再]  | 
琴のような音が入った東洋風な曲があったり、直球なラテンハウスあり、ベース・ミュージック風あり、そんな楽しいアルバム。あと何を書こうと思っていたんだっけ?忘れたので次に行きます。
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GO GO GET DOWN : 12" VINYL SAMPLER

V.A. (COMPILED BY JOEY NEGRO) - GO GO GET DOWN : 12" VINYL SAMPLER

Joey NegroがGo-Goシーンから80'sファンク・ナンバーをセレクト!!

12" |  ¥1,250 |  Z (UK)  |  2012-06-04 [再]  | 
ジョーイ・ネグロがコンパイルしたGO-GO集?!さすが目の付けどころがシャープだなー、なんて思ったら、4曲中2曲がGO-GOというより、彼が得意とするブギー・サウンドでした。でも全曲かっこいいから、細かいジャンルなんて気にしない、気にしない。スタイル・カウンシルのジャケ写を数多く手掛けたことで音楽好きには知られるピーター・アンダーソンの写真もバッチリです。余談ですが、確か2000年頃、ワシントンD.C.を訪れた際にGO-GOのパーティに行きたくて、GO-GOが爆音でかかっていた洋服屋のお姉さんに「GO-GOのパーティに行きたいんだけど、オススメのパーティを教えてちょーだい」と聞いたら、爆笑され「あなたは行けないよー!行ってもただでは帰れないわよー!」と言われました。「なんで?」と聞き返したら、鏡の前に立たされ「これでも分からない?肌の色よ」と。チョコレート・シティの異名を持つ街だということを肌で実感させられましたよ。代わりに当時大人気のアーティスト(NYでは聞いたこともない)のCDなどを教えくれて、親切なお姉さんでした。きっと今も現地のみで絶大な人気を誇る若く新しいアーティストがどんどん出続けているんだろうな。まさにGO-GOこそが、ほぼワシントンD.C.周辺のみで受け継がれる都市型辺境音楽の代表では? 80年代末、チャック・ブラウンが来日した時に、日本でも一部でちょっとしたブームになりましたよね。また来ないかな、GO-GOブーム。
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CIVILIZATION LP

DISTAL - CIVILIZATION LP

ジューク/フットワークやウォンキーを消化した最進化形アトランタ・ベース特大傑作!!

2x12" |  ¥2,000 |  TECTONIC (UK)  |  2017-01-08 [再]  | 
ストリングスとマーチングドラムが気持ちいいD-3"She Wears Pearls"。どうでも良いことですが、個人的にマーチングドラムのブームが到来中なので、今の気分にドンピシャです。A-3"Preach On Hustle"やD-2"Temple People"には上品さがあっていい感じ。あ、「上品」という言葉はベース・ミュージックにおいては侮辱にあたるのかも? 他にも佳曲が揃った良いアルバムですが、ジャケットを見ても分かるようにワル度は低めなので、ゲットー・ベース系が好きな人には支持されないかもしれません。というわけで、そろそろ梅雨の季節。皆様の部屋にカビが生えないように祈ってます。洗濯の部屋干しの悪臭にも注意!

Makkotron (ひよこ)

Profile

神戸のバー『Gospel』勤務、大阪の『Meets』誌にての編集を経て、渡米。ニューヨーク市立大学映画科を中退後、ブルックリンにて中古レコードショップ『Weekend Records』を設立。DJ Shadow等のフェイヴァリット・レコードショップとしても知られる(http://www.redbullmusicacademy.com/magazine/new-york-stories-hua-hsu)。DJとしての活動は、ウィリアムズバーグの『Galapagos』、イーストヴィレッジの『Black Star』、『イージー・バー』でのレギュラー ・パーティや、FMラジオ局『WFMU』での番組出演など。その後、諸事情により、やむなく帰国。某レコード店のバイヤー、音楽&映画ライター、DJなどで活動していたが、現在は『Weekend Records Tokyo』を何を思ったのか始めてしまって地獄のような模索の日々(http://weekendrecordstokyo.tumblr.com/)。JET SET TOKYOから徒歩1分。是非!

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