三浦 信 / 2009-03-04
1
ROSALIA DE SOUZA - D'IMPROVVISO
Shcemaの粋を結集して華麗なボッサ～ブラジリアン・ヴォーカルを極めます!!
ダンスフロアにおけるジャズの概念にブラジリアンサウンドは常に内包されているものだと思い込んでいたら、いつの間にやらストイックなジャズもオーバーグラウンドしている。悪いことじゃない。でも単純に楽しめる音楽の方がむしろ好きかも。マリオ・カストロ・ネヴェスとクラウダッチ・ソアレスのそのまんまカバーが秀逸。
2
QUASIMODE - MODE OF BLUE E.P.
奇跡の再入荷!!!!名門BLUE NOTEの名曲をカヴァーした限定アナログ盤!!!!
青山でイヴェントをやっていた頃、当時のオーガナイザーに彼らからライブ出演の申し出があったらしいのにスルーしてしまったとか。この場を借りてゴメンなさい。僕らに関わらなかったことが功を奏し？、海外からリリースを果たしたその後の活躍はもう説明不要であり、ついには総本山から。逃した縁の代償は非常に大きい。
3
LONG LOST - WOEBEGONE
鬼才DAEDELUSによる超美麗ポップ・ユニット!!!「ジムノペディ」+ブラジリアンなフィメール・アコ・ヴォーカル、そしてFLYING LOTUS REMIX!!!
私的ながらクラブミュージックのいい時期というのが確実にあって、その頃の音を今なおアイ・エヌ・ジィで生産するのがNINJA TINEだと思ってる。zero dBとかこの夫婦とか。エレクトロなボサノバ、21世紀なジョアンとアストラッド。これは1stなので出たての2ndもお忘れなく。
4
DJ CAM QUARTET - STAY
ロング・セラー"Rebirth of Cool"に続く、生音ジャジー・カヴァー・アルバム第2弾!!
前作のREBIRTH OF COOLが素晴らし過ぎて、今回のコレはよく聞いてないけど素晴らしいに違いない。インディペンデントな音楽を求めることを常として、リリースされることがニュースとなるメジャーな風情は僕の友達も好んでいないと思うけど、それが許されるアーティストDJ CAMの新作。
5
BAHAMA SOUL CLUB - THE MIGHTY BRITISH SERIES
激ホットなフィメール・ボッサ・ソウルを、Lack of Afroが鬼ファンキーRemix!!負けじとSmooveも大爆発!!
ファンキーである。UKあたりで求められる黒い汗の跡がゴリゴリベースに点在して、とてもMassiveだ。レコード偏差値が上がってしまうと手に取るモノが“ミュージック”ではなく“サウンド”まみれだったりするけれど、出来ることならこのレコードみたいにソウルを残したものでコレクションを続けたい。
三浦 信
Profile
90年代後半よりDJ活動をスタート。Routine Jazz、Blue Cafe、Groove Room等名立たる生音系ジャズイベントにてレギュラーを務め、現在は渋谷オルガンバー、並木橋アマランスラウンジを活動の拠点とする。トラックメイクの処女作はレディメイドのブレイクビーツコンピに収録され、以後岩村学、中塚武が監修する各オムニバスアルバムに参加。自身の主催するcomedy tonightレーベルからはソロ名義monsieur mieuraxでデビュー盤をリリースした後、Emi Kawano Trio、Yoshioka Kerouac等のプロデュースを手掛けた。座右の銘は「スイングしなけりゃ意味がない」。
Event Information
毎月第3土曜日「Routine Jazz」
＠渋谷オルガンバー
偶数月第2土曜日「THE PERMANENT BOHEMIANS」
＠並木橋アマランスラウンジ
Release Information
"Comedy Tonight" catalog
*12inch
「DADA e.p.2」(CTEP-004)-monsieur mieurax
「DADA e.p.」(CTEP-001)-monsieur mieurax
「fushika no kioku」(CTEP-003)-mizz
「rainy day」(CTEP-002)-emi kawano trio
*7inch
「magic moment ride」(CTSP-001)-yoshioka Kerouac
*mix CD
「DADA volume1～3」(CTMT-004～006)
「permanent bohemians」(CTMC-004)
「the show must go on」(CTMC-003)
「be bop or do something」(CTMC-002)