ROGER YAMAHA / 2011-07-03
1
JONSSON / ALTER - EN LIVFULL SKILDRING
Move D Remix収録!!スウェディッシュ・ディープ・レーベル"Kontra Musik"新作20番。
あまり見せびらかすブツではないけれど、実はとっても宝物な12インチってのは、そう簡単に出会えない。緻密でありながら、乱暴な魔力を秘めた作品。
2
JUNIOR BOYS - IT'S ALL TRUE
さらに甘くトロけるメロディ、そしてシンセ・ダンス度も増量のミラクル傑作4th.アルバム!!
カナダ発のデュオによる4枚目のアルバム。なぜか日本では過小評価されたきた理由は、【わかりにくくもなく】【わかりやすくもない】音楽性も一因か。試聴でのインパクトが大切なのもわかるけれど、気まぐれにアルバムを購入してみてはいかがでしょうか？予想外の豊作かもしれません。
3
BORIS - BLACK ORIGINAL - REMIX EP
Luger E-Go (a.k.a. Kenji Takimi)と9dwによるリミックス音源を収録した、Borisの12インチ!
【でもやるんだよ】のキモチだけでDJをつづけた結果、レコード・ショップのチャートを依頼されるというのは、正直この上ない幸せである。なのに！まだ聴いたことのない作品を選んでしまう行為に罪深さを実感する今日この頃。今月の【発売まで待てないゼ！】枠、第1位にこの12ウィンチを選出させていただく。
4
HANNULELAURI - DYSFUNCTION EP
Populette、Toby Tobiasリミックス収録
フィンランド産のデュオによる生ステーキEP。オリジナル・バージョンのファンクネス溢れるアシッド・テイストも痛快だが、Throne Of Blood発のデュオPopuletteならびにToby Tobiasによるリミックスも秀逸。
5
RROSE - PRIMARY EVIDENCE
Sandwell Districtからの新作が到着!!
シリアル・キラー・プロダクションの傑作。インダストリアルな体裁をとっているものの、徐々に【人間だもの】風味が漂ってくるあたりに、本作のリアリティを実感する。
6
JAMES BLAKE - LINDISFARNE
即完売必至☆歴史的傑作アルバム収録の人気曲を自らエディットした超話題盤です!!
2011年前半を象徴する1曲！なんて大それたことは言いたくないけれど、個人的にいちばん聴きまくった曲が"Unluck"。フラれた直後の帰り道は言うまでもなく、屈託のないビーチだろうと、場末の掃き溜めだろうと、風景を一変させるトーン・セッティングが圧倒的な名曲。10インチでの再登場。
7
RAPHAEL SAADIQ - STONE ROLLIN'
クラシック・ソウル路線をさらに押し進めた、痛快なニュー・アルバムが到着!!
若手の実力派ソウル・シンガーたちが、ひたすら脚光を浴びているわけですが。ソチラ系がお好きな皆様に是非ともオススメしたいのがコチラ。大ベテランによる熱のこもったソウル・アルバム。
8
CHET BAKER & BILL EVANS - ALONE TOGETHER (180G)
白人ジャズ・プレイヤーを代表する2人が共演した、2つのセッションを収めた1枚!!
【競演作】といえど、実際は睨み合いに終始したり、泥まみれの掴み合いだったりと千差万別。こちらは、理性と狂気を行ったり来たりという点で、どちらかというと後者の端っこに属する作品。その美しさの向こうに垣間見える光景をアレコレと想像してしまう。
9
LINDA MIRADA - FABULOSO SAN JOSE
El Guinchoを送り出したスパニッシュ・レーベルからの衝撃トロピカル・シンセ・ガール!!
いよいよ夏本番直前です。そんなタイミングにLinda Miradaクン(不詳)のリミックス集！茹だるような暑さも悪くない・・・こんな娘が隣にいたら・・・なんて妄想が一瞬よぎる。言いたいことは、Nite Jewelのリミックスが素晴らしいということです。
10
V.A. (JOAQUIN 'JOE' CLAUSSELL) - HAMMOCK HOUSE : AFRICA CARIBE
NYラテン名門レーベルFaniaの音源をJoe Claussellがリミックス!!
ニューヨークの音楽といえば・・・ディスコであり、ハウスであり、ヒップホップであり、あるいはノー・ウェイヴだったりするわけだけれど、サルサをはじめとするラテンの濃い血流も忘れてはならない。とはいえ、どこから手を付けたらよいのやら？という童貞諸君はもちろん、その筋の諸先輩方にご納得いただけるはずのコンピレーション。名門FANIAとJoe Claussellによるコラボレーションは、ひどく当たり前に思えるものの、やはり納得のクオリティ。DJの皆様には、涼しげどころかマスマス暑苦しくプレイして欲しい。
ROGER YAMAHA
Profile
肩書きはDJ、ドラマー、ライター、マスター他。2000年に渡米後、ニューヨークのTURNTABLE LABにて勤務、いまだに語り継がれる数々のパーティにてDJ活動を精力的に行う。自主制作のヘヴィ・メタル・ミックス他、MONEY STUDIESレーベルからはBLU JEMZ(DA HARDY BOYZ)との共作をリリース。帰国後は、MOONWALK RECORDSのディレクション業と並行して、国内外各所にて活発にDJ。2009年5月、渋谷並木橋にTURNTABLE LAB TOKYOをオープン。また、クルーエル・レコードからEPをリリースしたFRAN-KEY, CRYSTAL & ROGERではドラムを担当中。
Event Information
未定