ソニーのアナログ生産ラインの復活のニュース（稼働の目処はまだのようですが）。ローソン傘下HMVのアナログ専門店の3店舗目のオープン。国内のアナログプレス量が直近の5年間で6倍増だの、マクロ目線ではやたらと景気の良い話が飛び交う2017年のアナログレコード業界でありました。

一方では、ニッチだったからこその「作り手側の情熱一本に支えられたエッジの効いた小品」がメジャーの大量発注によるプレス工場の混雑によりリリースのペースが落ちてしまったり、同時にプレス工場が短絡的に受注増を追い求めるあまり、大量の商品量を一気にマーケットに投下して需給バランスを崩してしまったりといった、好況なるが故の矛盾点も顕在化してきた2017年でした。

ヒップホップがセラート中心になり、J-POPのアナログ盤が全くプレスされなくなっていた2000年代半ばの状況は遠くなり、売り物に困らなくなった反面、アナログマーケットからキラリと光るインディ魂のようなものが失われてしまっては残念なので、そこが当店の踏ん張りどころなのだと思います。

幸いにも海外からの圧倒的なリリース量は概ね質も同時に担保していて、この振り返り特集も「あれもよかったこれも良かった」とアイテムを絞るのに一苦労でした。あくまでそのセレクトを磨き上げてより良い商品をお客様にお届けできるように2018年もスタッフ一同レコード道を邁進いたします！

 text: KCMT(JET SET CEO)

 

 

 

 

 

 

Masaaki Matsuura（Hip Hop / R&B Buyer）

2017年にヴァイナルでリリースされたアルバム作品の中から、メジャー系リリースを中心に、新譜のアナログ輸入盤としてのセールスや評判も加味して10タイトルを選びました。昨年に続いて新作『Damn.』で話題をかっさらったKendrick Lamarや、そのKendrick Lamarを擁するTDEの紅一点SZAのフル・アルバム、真摯なリリックで90'sスロウバック路線を更なる次元へと引き上げたJoey Bada$$、10年代的な感覚でフュージョンやPファンクへの回帰を匂わせたThundercatやChildish Gambino、ヒップホップ系のタレントを多数起用しつつ内なる音楽性の高さを披露したCalvin Harris、来日時のネタ掘りを早速形にしたAlchemist・・・と、LP単位でも楽しめるような作品が数多くリリースされました。他にもJay-ZやMigos、Future、Rapsody、Lil Uzi Vert、Young Thug、Weekndなど色々ありましたが、ひとまずここでは割愛します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

Yuge Tomohito（Japanese Hip Hop Buyer）

2017年にCD/ヴァイナル・リリースされた日本語ラップ・アルバムからの10枚です。『フリースタイルダンジョン』に象徴される世間的な日本語ラップ・ブームとなった昨年から、今年はよりアルバムというフォーマットとしての、とても有意義で良質な作品のリリースが多くあったような印象でした。Bushmind、Automatic、Chaki Zulu、Gradis Niceといった突出したDJ/プロデューサーを中心に据えた、Rockasen、ゆるふわギャング、MONYPETZJNKMN、Gradis Nice&Young Masの作品、成熟したトラックメイクとラップ、綿密な構成力で見事な世界観を提示してみせたJJJ、VaVa、Punpee、昨年から引き続きハード・ワーカーなMas-HoleとKillin’Gによるユニット＝KingpinzやBad Hopの初の全国流通盤、RC Slum/Slum RCのケミカル・アニマルNero Imaiのアルバムなども印象深いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

Hideaki Tamura（House Buyer）
ここ数年で世界的なムーブメントを巻き起こしているThomash率いる「Voodoohop」クルーの存在により、ブラジルを端に南米系音源や自国の伝統音楽への関心、再評価も世界的に高まり、各地の辺境系ディスコ・レーベルやハウス・レーベルからもそれらと共鳴、またはそれらに付随するような面白い作品のヴァイナル・リリースが増えてきたなと感じられる1年でした。そんな作品の中でもヤバかったなと感じたスローハウスやスローモー〜ダビーなダウンテンポ、エディット作品などを中心に10タイトルを選ばせてせてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

Takashi Kuwabara (House Buyer)

「2017年におけるシーンのターニングポイント〜これからの成長に期待する上で欠かせない作品」をピックアップしました。UKでは20年間を振り返って、最もヴァイナル・セールスが多い年だったとのことですが、ダンス系では世界的にその恩恵とは関係なかった様です。一方で、Voodoohop、Dekmantelというパーティーの盛り上がりがシーンを確実に活性化させているし、南ロンドンのジャズとハウスの融合によるジャンルを超えたネクスト・ステージへと挑むムーヴメントの芽生え、何よりYoung Marco監修コンピによるイタロハウス再評価の功績はかなりのインパクトでした。そして、インデペンデント・レーベルのリリースにフォーカスした、オランダの新しいプレス工場ができたことで、才能ある若手やニューレーベルも一層チャレンジしていける体制が整いつつあるし、世界的なジャパナイズ・ムーヴメントの激化、ハウス・クラシック回帰によるモダン・クラシカルなリリースなど、2018年は更なるトレンドの加速、これまで絡むことの無かったレーベルやアーティスト達のコラボレーションなど、時代性やジャンルを超越した新しい解釈による新鮮なモノがどんどんと現れてくるだろうと今からワクワクしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

Keiko Hoshikawa (Techno / Leftfield Buyer)

【Techno】テクノ・ジャンルの歴史を語るには外すことの出来ないパイオニア達の復刻を待ち望んでいた作品のリイッシューや、アップデート作品等が世を沸かし、アジア勢、そして日本人アーティスト達の勢いは益々活性化していた1年でした。ヨーロッパを中心としたモダン・ミニマルハウス・ムーヴメントも定着、成熟期に達し安定したなかで良質な作品のリリースが続いた印象です。そしてやはり個人的にはファンクネスなグルーヴを持った作品に惹かれた年でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

【Leftfield】2017年は年間を通してリイシュー作品がとても充実した1年であり、中でも日本人アーティストへの再評価が加速した年でありました。現行アーティスト達の国内外での活躍も例年を超える勢いがありSapphire Slows等の女性アーティストの躍進も誇らしく感じます。4月には長きに渡り電子音楽シーンに多大なる影響を与えてきたフィンランドの才人、 Mika Vainioの急逝という悲しいニュースが飛びこみましたが、彼の意思を引き継ぐ者、そしてそれを超えるアーティスト達も多くおり、電子音楽の柔軟性と可能性を感じさせる作品に多く出会うことが出来ました。また、新旧のアンビエント作品の充実が印象に残る年でもありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 Motoki Sakaguchi (Bass-Beats Buyer)

「ダブステップ」という言葉を初めて耳にして10年以上が経ち、そこからインスピレーションを得た新たなジャンルが乱立、いつの間にか「ベース」と大きく括られながら更なる細分化を経てもアナログでリリースするのは一本筋の通ったアーティストやレーベルばかり。決してアナログでリリースされるタイトルは多いとは言えないものの、そのクオリティにはレーベルの自信と信念が窺えました。個人的には昨今のインダストリアル人気の再燃を踏まえてジャングルを再構築したものや、テクノは勿論ワールド・ミュージックとの邂逅を果たしたものなどがツボでした。そしてリリース毎に話題沸騰のFour Tet作品からはフロア大ヒットの1枚を選ばせて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

Tetsu Kozai（Indie Rock / Alternative / Indie Dance / Nu-Jazz Staff）

【Indie Dance】昨年に引き続き今年もインディR&B/ソウルやシンセ・ディスコ作品が豊作でした。中でも、Amber Markは個人的に今年のベスト。またStones ThrowからリリースしたWashed Out、インディ・ポップ･バンドBombay Bicycle ClubのJack SteadmanがDe La Soulら多彩なゲストをフィーチャーしたMr Jukes、Japanese Breakfastなどインディ・ポップ人脈も参加したビートメイカーGiraffageなどバンドとダンス系のコラボレーションにも新たな流れを感じました。他にも、FKJのアルバム等今年もヒットを連発したRoche Musiqueからの作品、今年デヴュー・アルバムをリリースしたKelly Lee Owensもシーンの新たなアイコンになりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

【Alternative】2017年にヴァイナル・リリースされたアルバム作品からセレクト。Solange、Tyondai Braxtonらをゲストに迎えるなど現行ヒップホップ〜エレクトロニック・サウンドを取り入れ最新型オルタナティヴ・インディ・ミュージックを完成させたDirty Projectors、Courtney BarnettとKurt Vileのコラボ作、Ariel Pinkのソロ2作目、Alex GやAldous Hardingといった若いアーティストの作品等が話題となりましたが、Flaming Lips、Arto Lindsay、Juana Molinaなどなど多くのベテランらが新作をリリースしたことも印象的でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

Gikyo Nakamura（Production Manager / Indie Dance / Indie Rock Staff）

インディ/ロックのジャンルからアルバム作品で10枚セレクション。シーンのムードを変えてしまうような決定的作品があった年ではなかったと思いますが、Beach Fossils 、Tennis、Toro y Moi、Nite Jewelなどキャリア通算3〜4枚目くらいの中堅アーティストが再注目に値する名作を届けてくれましたし、我が道を行くKing Kruleは前作を超える歴史的傑作で涙。新人大賞はHoopsに一票です。シングル単位ではGoat GirlやHMLTDなどロンドン新世代のバンドたちの存在感も増してきており、彼らがアルバム・リリースするであろう来年は潮目が変わる年になるのかな!?とワクワクも募っている年の瀬です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

Yuji Yamada（60's ~ 90's Rock Staff）

'17年はLa'sやRocketship、Marine Girlsなど現行シーンからも愛され続ける名盤のリイシューや、国内外問わずプログ〜サイケ愛好家から高く評価される'60s和モノ作品、細野晴臣氏プロデュース'80sシンセ・デュオMikado、そして山下達郎の名曲をカヴァーした現Beach BoysメンバーJeffrey Foskettによる新作7"など、話題の作品が多数リリースされました。春秋に行なわれたRecord Store Dayでは、前年、前々年と比較しても更に一層素晴らしい作品達が限定再発され、音楽ファンの皆様を歓喜させていたように思います。また今年は映画ファンの方々が待ちに待った'90s超傑作映画『Trainspotting』続編の公開に伴い、20年振りの復活を記念した前作O.S.T.リマスター再発盤の登場など、多方面から見ても非常に彩られた1年になった印象です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

Makoto Ono（Nu-Jazz / Indie Dance / Indie Rock Buyer）

2017年最大のヒットは、2015年の『The Epic』以来となったKamashi WashingtonのEP。それに呼応するように、World GalaxyからはJosef LeimbergなどL.A.シーンからの重要作が次々と送り出されました。ここ数年活発なリリースを続けてきたイスラエルのRaw Tapesは日本でも注目を集め、中心人物RejoicerによるTime Grove Selectionsシリーズはどれも好評。Voodoohop周辺の中南米サウンドともリンクし活発化した老舗Wonderwheelからは、新しい感覚の混血ビート作品が矢継ぎ早にリリースされました。その他、Dego〜2000Black勢による西ロンドン・サウンドの復活、Moonchild、Samphaといったネオ・ソウル〜R&B作品など、トピックの多い1年であったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

KCMT (Jazz Buyer)

一昨年くらいからじわじわきていたNew Age、Post Classical系のリリースが質量ともに大充実の2017年でした。中でもUSのModern Silence、Modern Classics、Superior Viaduct、Unseen World、RVNG Intl.傘下のFreedom To Spend、UKのAll Saints、Song Cycle、Emotional Rescue、オランダのMusic From Memory、Lullabies For Insomniacs、ベルギーのAguirre、スペインのWah Wah、Guerssen傘下のMental Experiance、イタリアのBlack Sweat、Cinedelic傘下のSoave、チェコのWe Release Whatever the Fuck We Wantなどは矢継ぎ早に粒揃いのリイシューを連発しました。そもそもの文脈としてはフロアユースでのバレアリックの流れから始まっていたようにも記憶していますが、同時にエキセントリックで実験的な音にさほど驚きを感じなくなったヘビーディガーたちに新鮮な癒しのようなものをもたらしたのかもしれません。一方ではユーロ産ジャズロック ~ フュージョン系のリイシューの充実度も特筆すべきであり、いずれも70年代ヒッピー~アシッド・カルチャーの土臭さを廃し、精神世界を時空両面で拡大する方向にフォーカスする、今様にアップデイトした聴き方がハマるのかと感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

Yoshitaka Morino（Soul Buyer）

【Soul Reissue】今年は例年以上にリエディット作品のリリースが目立ちました。Galaxy Sound CompanyやSoopastoleといったリエディット・レーベルによるレアグルーヴ・クラシックの7"やダンクラ系のリエディット12"も多数リリースされ、いずれも大ヒット。そしてLeroy HutsonやThelma Houstonなどの未発表音源は世界中のソウル・ファンを驚かせました。そしてやはりこれまで通りモダン・ソウルやブギー系の再発やコンピが多くリリースされ、こちらもまだまだ人気が続きそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

【Soul Contemporary】現行アーティストではここ数年モダン・ファンク/ブギー系の作品が人気ですが、やはり今年はTuxedoの2nd.アルバムでしょう。USのStar Creature、MoFunkといった人気レーベルの作品はもちろん、フランスのMore BounceやDiggy Downなど、EUのレーベルにも注目が集まりました。ソウル/ファンク・シーンは、Martha Highなどのベテラン・アーティスト達がアルバムをリリースする一方、USのColemineやフィンランドのTimmionが積極的に新人ソウル・シンガーのシングルをリリース。Funk NightからのMisha PanfilovやSoul Surfersといったロシア勢のリリースも目立ちました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

Shunsuke Narimo（Reggae Buyer）

現行作品では、新世代のレゲエ・スターChronixxの新作『Chronology』がやはり印象的でした。VPからリリースされた、キューバとジャマイカの音楽での交流を捉えたドキュメンタリー映画サントラ『Mista Savona Presents〜』も、アフロ・キューバンとレゲエのハイブリッドな楽曲達に興奮を覚えました。また、現行の音源ではありませんが、Addis Pablo率いるSuns of DubのセレクトによるGreensleevesミックスの元曲コンピ『Riddimentary〜』もミックス共にグッとくる内容でした。再発作品では、初回プレスが各所で瞬く間に品切れとなったTraditionのレア・ダブ作品が大人気でした。何度か再プレスされ無事配給されて良かったです。まだの方は是非。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

Akio Kosakai（Japanese Buyer）

2017年もJET SET Products部門では、たくさんのアナログ盤やCDを制作・流通させていただきました。カーネーションやEastern Youthなどのロック〜ポップ・アルバムから、TM Networkや一十三十一などのダンス・ミュージック、フェイ・ウォンやH Jungle with Tなどのリイシュー作品まで、JET SET Products部門での制作・流通タイトルは過去最高を記録しました。2018年リリース予定作品も既に多数準備中です。来年もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

Shuto Kabeya（Japanese Staff）

セレクトしていて思ったのが、ソロで活動されている方たちの素晴らしい作品が豊富だった年だったなあと。Tofubeats、柴田聡子、Videotapemusic、入江陽と活動を重ねキャリアと才能が結実した純度の高い作家性に溢れたアルバムには本当に感嘆しました。Milkの激烈待望ファースト・フル・アルバム、neco眠るのサード・アルバムにはそれぞれバンドならではの素晴らしさがありワクワクしました。guruGURUのソロ・アルバムとエメラルドクリトリスのカセットなど自主制作ならではの自由さと面白さを放った作品も心に残ってます。そしてアルバムをCD、アナログ両フォーマットでリリースするのが定着してきているなとヒシヒシ感じた年でもありました。