Hiroshi Takakura (element) : Bass / Beats - [2020-12-18]
[Profile]
京都出身、2007年に渡英しロンドンでレコ屋勤務、DJ、イベント開催などを経て、2015年にレーベルRiddim Chango Recordsを1TAと共にスタートさせる。国内外のアーチストを起用して、新しい切り口ながらも世界基準をクリアするサウンドシステム・チューンをリリースしている。プロデューサーとして、OjahとRudey Leeとの12"シングル"Barrier"と、Dub kazmanとのNight Scoopsとしてヴァイナル2枚をリリースしている。
1. Mwanamke Mwafrika / African Woman Abroad (Common Ground International) LP
貴重な再発です。UKのルーツバンドのアルバムで、メンバーは全員女性。レゲエのかっこよさ、ルーツのしっとりした毛並みや色気、などが詰まった1枚。"Black Woman"の、変則なビートパターンで、悲しいルーツをやってるのとか、リディムセクションがとにかくタイトなとことか好きなところだらけです。
MWANAMKE MWAFRIKA - AFRICAN WOMAN ABROAD
Mwanamke Mwafrikaによる'82年リリースのデビュー作が復刻!
2. Om Unit Meets Seekers International / Secret Location (Berceuse Heroique) 12"
Seekers International絡みのリリースが多く、共作もありましたが、こちらが一番相性がよかったのでは？全曲好きだったんですけど、レゲエ目線でいうと”Nu Killa”での80sダンスホール感との融合が素晴らしく、サウンドシステムでかけた時も爆発力あった。
OM UNIT MEETS SEEKERS INTERNATIONAL - SECRET LOCATION
Om Unit × Seekers International、キラー・ダンスホール!!
3. Stand High Patrol / Our Own Way (Stand High) 2×12"
フランスから、レゲエを中心に自分たちの好きな音楽をやり続けているStand High Patrolの今回のアルバムも買いました。"In The Park"は夜の公園を散歩して聞くと最高です。"Pupajim"のシンプルな歌詞も良いし、難しい英語は使ってないので何回も聞いて歌詞を噛み締めるのも良いかも。
STAND HIGH PATROL - OUR OWN WAY
特有のダブ・スタイルを確立したStand High Patrolの新作アルバム!!
4. Mighty Prophet feat. Dub Kazman / Crucial Moment (Rough Signal) 12"
日本のDubからはDub KazmanとMighty Prophetの共作。ヨーロッパ、特にUKやフランスなどでは、サウンドシステム文化がルーツ好きの人だけでなくユースカルチャーにまで降りてきていて（スケーターが仲間と小さなサウンドシステム持ったり、インディーバンドやアート学生の人達がChannel Oneのダンスに行くみたいな感じ）、Dub Kazmanは良い意味での若者学祭ノリのシステムダンスで、勢いのあるダブプレートをかけまくるアジア人セレクター。っていうイメージです。
MIGHTY PROPHET FEAT. DUB KAZMAN - CRUCIAL MOMENT
Mighty Prophetをフューチャーしたオーセンティックなステッパー・チューン!!
5. Missterspoon / Contraband (Avon Terror Corps) TAPE
音楽の街ブリストルの音源を紹介してきたDisc Shop Zeroの飯島さんが今年亡くなられました。界隈の情報が減りましたが、オンラインあるので好き者は各自みんなチェックしてるんですかね。自分のように、Dubstepはあまり聞かなくなり、HotlineとかIdle HandsとかLivityやYoung Echoからのリリースもある意味定番化してきたと思う人間にとって新鮮だったのは、Giant SwanやAvon Terror Corps関連のリリース。Bristolの音楽は昔から自然にクロスオーバーな感じだと思うのですが、Young Echo以降のこの辺のアーティストはさらに混ぜ方が危険で過激。（自然にやってると思いますが。。）パンク、ハードコア、ノイズの要素をベースやダブ、テクノに持ち込んだ的な、こういうジャンルを並べて説明するやり方も古いな。。レコードよりも安く生産できるカセットのリリースが増えたのも現場がないコロナ時代の影響ですね。
MISSTERSPOON - CONTRABAND
ブリストルのミュージック・コレクティブ"Avon Terror Corps"から新作!!
6. Seekersinternational / Midnight Skanking (ICS Library) TAPE
もう１つSKRS絡みから。Naminohanaのインベさんに推薦されて買いました。レゲエやダンスホールの良い曲の良い部分をHiphopのミックステープ感覚でループして散らしてコラージュしています。センスと音源の散らし方、組み立て方が最高で、街をドライブしていても、山をドライブしても多分海でも良い感じのテープ。
SEEKERSINTERNATIONAL - MIDNIGHT SKANKING
Seekersinternationalのお気に入りが詰まったセレクト・テープ!!
7. Lil Toby, Felix Hall, Mother, Jon K, Ntn & Ssabae / Few Crackles Riddims (Few Crackles) 3×TAPE
またカセットですが、ダンスホールインスト中心の３本組で、これ聞いていればダンスホールインストのミックスはこれだけで良いやと思ってしまいました。特にMotherの面が好きです。
V.A - FEW CRACKLES RIDDIMS
第1弾に続いてレア化必至!第2弾は先鋭アクトらによる豪華なミックス・テープ、ボックスセット!
8. Junior Loves / YANTLET/GRAIN (5 GATE TEMPLE) 12"
書いてないですが、John T. Gastの変名でしょう。特にB面のGrainではIration SteppasやTNT Rootsへのリスペクトを感じます。猛々しい中にもJohn T. Gastの繊細さや音楽性にはっとさせられる、素人では作れない感じです。Stardeltaのカッティングなので盤質も良いはず。
JUNIOR LOVES - YANTLET / GRAIN
John T. Gast主宰の"5 Gate Temple"より新作!!
9. TNT Roots / Raw Dub Creator (Bokeh Versions) LP
Bristolを引っ張るA&RのBokeh Edwardsの良い仕事は今年も多く、このTNTの再発はやられたと思った人も世界中に多かったのでは？もう一昔前のリリースな気がしますが、2020年なんですね。TNT Rootsの数あるダブプレートの中から、らしいのを選んでます。
TNT ROOTS - RAW DUB CREATOR
UKのネオ・ダブ・レジェンドEarthquakeことTNT Rootsの待望の新作LP！
10. V.A. / The Encounters vol.2 (Stomp) CD
2020年は、コロナやBLM運動などでドネーションコンピが多く出た年で、2軍の曲を提供した人もいれば、気合入った曲を作った人などピンキリだったと思います（Kahnが出したレバノン爆発救済のコンピは、フィジカルで出てないですが好きでした）。 このStompのコンピ4作で、色んな人が曲作ってるんだなと思った人も多いのでは？あと今年こういったドネーションへの曲もあって、〆切ありで何曲か作ったのですが、ケツがあったほうが曲は仕上がるとも実感したので、レーベルやってる人は好きなプロデューサーを見つけてどんどん〆切を与えて行くのが良いと思います。
V.A. - THE ENCOUNTERS VOL.2
大阪のClub STOMPドネーション・コンピレーション第2弾!!
[イベント情報]
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[関連サイト]
https://riddimchangorecords.bigcartel.com/
[関連商品]
NIGHT SCOOPS - FALSE ROBOTICS / NO WATER
日本発、アンダーグラウンド・ダブ・レーベルRiddim Chango第6弾!!
OJAH & HIROSHI FEAT. RUDY LEE / ROOTS MASASHI - OSAKA STEPPAS VOL. 3
大阪のプロデューサーをフィーチャーした、Steppasからの12"シングル第3弾!!