特集 | Seimei / Carpainter (TREKKIE TRAX) : Bass / Beats - | Record CD Online Shop JET SET / レコード・CD通販ショップジェットセット

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Seimei / Carpainter (TREKKIE TRAX) : Bass / Beats - [2020-12-18]

[Profile]

若手アーティストのトラックを世界へとリリースすることを目的とした、ダンス・ミュージック・レーベルTREKKIE TRAXを主宰するSeimeiと、その弟でCarpainterの名でアーティスト活動をするTaimei。主にジューク、トラップ、ダブステップ、ガラージなどのベース・ミュージックを起点に、ハウスやテクノなどの四つ打ちまでジャンルレスにプレイする。TREKKIE TRAXによるレーベルナイトのオーガナイズや、EDC Japan、OUTLOOK FESTIVAL等のフェスへの出演、またBlock fmにて盟友andrew(Eiji Ando)と共に『TREKKIE TRAX RADIO』のパーソナリティーを務めるなど活動中。弟Taimei aka Carpainterのテクノやベース・ミュージックを新解釈した楽曲は、国内外問わず高い評価を得ており、BBC Radio 1やRinse.fm、Sub FMでも日夜プレイされている。2014年1月からは兄のSeimeiがサンフランシスコに移住(現在は帰国)、国内外のレーベルにてオリジナル楽曲やリミックスのリリースを行い、弟と同じくBBC Radio 1やRinse.fmなどのラジオ局でプレイされるなど、より音楽活動の幅を広げている。

1. Coco Bryce / Lost City Archives Vol. 2 (Lost City Archives) 12"
例年だと、夏の時期はパーティーやイベントが多いので、それに伴ってDJをする機会が多いのですが、今年はコロナウィルスのおかげでその機会も激減してしまいました。というわけで今年の春先から夏中は、オンラインイベントの出演が多かったのですが、このEPのトラックたちはそんなタイミングによくプレイしていました。完全にブレイクスのアーティストとして大成したCoco Bryce。来年も是非、去年そして今年の勢いをそのままに良作をリリースし続けて行って欲しいです。(Seimei)

COCO BRYCE - LOST CITY ARCHIVES VOL.2

今回もCoco Bryce特有のオールドスクールなシンセがバッチリきいてるジャングル・バンガー！

12" | ¥1,900 | LOST CITY ARCHIVES (UK) | 2020-02-23 |

2. Hyroglifics & Sinistarr / BS6 (Hooversound) 12"
我々TREKKIE TRAXとも交流関係がある、ロンドンのラジオ局、Reprezent Radioの主要メンバー、SherelleとNainaという二人のDJがHoover Soundというレーベルを立ち上げたのですが、その第一弾がこのリリースでした。Sinistarrはジュークの要素をベースにドラムンベースやテクノ的なアプローチをどんどん取り入れる個人的に好きなアーティストだったので、このフックアップはめっちゃいいなーと思った記憶があります。内容もバウンシーなアゲって感じで◎。(Seimei)

HYROGLIFICS & SINISTARR - BS6

フットワーク要素を統合したUKとデトロイトのコラボレーション、ジャングル&テクノEP！

12" | ¥1,800 | HOOVERSOUND (UK) | 2020-05-10 |

3. Pangaea / Like This (Hessle Audio) 12"
大箱ノリすぎるからか、めちゃくちゃ大好きなリリースだけど、実はそんなに現場ではプレイしていないトラック。けれど、これを他のDJがプレイしていたりすると、思わず声を上げてしまう、そんな感じでした。レーベルのHessle Audioは、説明不要の名門なので、もはや新興レーベルって感じでもないですが、今年は意表をついた外せないリリースを何枚か出していて良かったです。後Pangaea自身もリリースペース＋内容ともに◎でした。(Seimei)

PANGAEA - LIKE THIS

UKベース・シーンに火を着けた"Hessle Audio"主宰Pangaeaの最新作!!

12" | ¥1,250 | HESSLE AUDIO (UK) | 2020-07-10 |

4. Anz / Loos In Twos (NRG) (Hessle Audio) 12"
今年のUK発のリリースの中でもトップクラスな内容だと思います。アーティストのAnzは、2019年にNo Harmが大ヒットして、そこからどういうムーブを見せるのかずっと注視してたんですが、まさかのHessle Audioからのリリースで驚きました。ダブステップでもUKファンキー/ダンスホールでもない（逆にいうとそれらでもある）、超ハイブリッドなのに超踊れる＋プレイしたくなる素晴らしい作品だと思います。ちなみに自分はStepperをよくプレイしてます。(Seimei)

ANZ - LOOS IN TWOS (NRG)

UKベース・ミュージックを代表するレーベル"Hessle Audio"最新作!!

12" | ¥1,100 | HESSLE AUDIO (UK) | 2020-11-02 |

5. Sir Hiss, K-Lone / Keygen . Anatolian Heartland (Wych) 12"
K-Lone関連のリリースは結構プレイしたと思います。ですが、今回話したいのはSir Hissの方。2019年リリースのTehran Gunshots / Mr Sandmanというインストグライムのリリースが好きで追っているアーティストです。本作収録のKeygenのゲームっぽいメロディーのサンプリング元ってFF6らしいですね。ここのレーベルがアップしているビデオには、ゼルダの伝説が映っているので、ミスリードしてる感ありますね（笑）。(Seimei)

SIR HISS, K-LONE - KEYGEN / ANATOLIAN HEARTLAND

Sir Hissのメロディアス・ダブステップとK-Loneのトロピカル・シンセがコラボ!

12" | ¥1,500 | WYCH (UK) | 2020-11-02 [再] |

6. Lone x Kettama / S.T. (R&S) 12"
Loneによる煌びやかでありながら奥深さも兼ね備えたシンセサウンドと、Kettamaによる思い切りと力強さのあるウェアハウスサウンドがこれ以上ないほどうまく融合したコラボリリース。一見スルーしてしまいそうな緻密な作り込みが、シンプル且つ大胆な展開を印象づかせているところが素晴らしい。それぞれのソロ曲も収録されており、キックのダイナミクスや低音域の処理といった部分に二人のサウンドの細かな個性も感じられて面白いです。(Carpainter)

LONE X KETTAMA - S.T.

相性抜群のコラボレート、多幸感と陶酔感が溢れるブレイクビーツ・フロアバンガー!!

12" | ¥1,750 | R&S (UK) | 2020-09-07 [再] |

7. Shadow Child & Mark Archer Present Masc / Return Of The Masc EP (Super Rhythm Trax) 12"
Shadow ChildとMark Archerという個性派プロデューサー二人による共作名義。元々原曲をよくプレイしていたMasc - Eye Feelが、今年になってDance Systemのリミックスで再び収録されて喜んだ記憶があります。つい先日にもHudson Mohawkeなどとコラボして今や飛ぶ鳥を落とす勢いのDance Systemですが、こちらのリミックスはL-Vis 1990名義の頃のゲットーテック感、UKのレイヴ感が今と比べ色濃く出ていてカッコイイです。(Carpainter)

SHADOW CHILD & MARK ARCHER PRESENT MASC - RETURN OF THE MASC

シカゴ・ハウス黎明期を彷彿とさせるラフかつファンキーな超絶キラー・ボム!

12" | ¥1,650 | SUPER RHYTHM TRAX (UK) | 2020-02-27 [再] |

8. Dauwd / Psssh 01 (Psssh) 12"
一曲目Jean Roushのトライバルの有機的な質感にエレクトロのマッドなサウンドが急に入り込んでくる部分がクセになります。DJではトライバルなサウンドとテクノ的なサウンドを行き来する際に頼りになります。一見地味そうですが、フロアで聴くと意外とハッとさせる展開なのが良いですね。リリースの前ですがBen UFOの2019年のBoiler Roomでもプレイされていました。(Carpainter)

DAUWD - PSSSH 01

高速で交錯するパーカッションとユニークなサンプリング・コラージュが光る、強烈フロア・ボム!

12" | ¥1,500 | PSSSH (GER) | 2020-04-26 [再] |

9. Hooverian Blur / Old Gold EP (Sneaker Social Club) 12"
なかなか粒ぞろいなリリースが印象的なSneaker Social Clubですが、こちらのEPはその中でも特に面白い内容だったので入れさせてもらいました。B2 Laluviahが剥き出しのブレイクビーツにシンセサウンドのみという非常にシンプルな構成でありながら、テクノらしいミニマルなグルーヴを感じられるのがとても新鮮でした。それと個人的にアートワークもとても好きですね。(Carpainter)

HOOVERIAN BLUR - OLD GOLD EP

Ben UFOとJoy OのB2Bでかかり大きな反響を得ていたキラー・ウェポン！

12" | ¥1,550 | SNEAKER SOCIAL CLUB (UK) | 2020-09-23 [再] |

10. Fjaak / Fjaak006 (Fjaak) 12"
ベルリンのテクノユニットFjaakによる自主リリース第６弾。インダストリアルな4x4ビートに硬派なサンプル使いが特徴的なユニットですが、こちらのUnderdawgが珍しくファンキーなサンプル使いをしており、とても印象的だったので選出しました。Fjaakは、一つのスタイルを決めて作ることでむしろ自由さを感じさせる部分が聴いていて楽しいです。(Carpainter)

FJAAK - FJAAK006

Fjaakの人気スタンプ盤フロアボム・シリーズ第6弾！

12" | ¥1,550 | FJAAK (GER) | 2020-04-26 |

[イベント情報]
11/29(Sun) 「COM_PLEX」 @恵比寿 The Garden Room (Carpainter Live Set)
12/6(Sun) TBA @下北沢 Cream (Seimei)
12/23(Wed) 「Start It Up」 @渋谷 Contact (Seimei, Carpainter)
12/26(Sat) TBA @下北沢 Spread (Seimei)

[関連サイト]
http://www.trekkie-trax.com/
https://block.fm/program/rewind/

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