小西康陽 : Japanese Pop - [2020-12-18]

[Profile]

音楽家。'85年、ピチカート・ファイヴのメンバーとしてデビュー。解散後も、数多くのアーティストの作詞/作曲/編曲/プロデュースを手掛ける。'11年、Pizzicato One名義で初のソロ・アルバムを発表。'15年、セカンド・アルバム『わたくしの二十世紀』を発表。ビルボードライブ東京&大阪におけるワンマン・ライヴの模様を収録したライヴ・アルバム『前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン』が発売中。

 

 

 

1. Sweet Mixture / I love you / house of fun and love (Discs of Fun and Love) 7"
 何と言っても、このB面です。このB面の曲を試聴したときの歓び。フェンダー・テレキャスターのカッティング(いや、もしかしたらストラトかも、、)をメインに、ホーン・セクションやストリングスの無いアンサンブルはまるでジョー・ママ、あるいはフル・ムーン、それともシュガーベイブ。かつて渋谷のレコードショップ「ZEST」にクーラ・シェイカーのデビュー・シングルが入荷したとき、店頭のキャプションに大きな文字で「山下洋、必聴!」というキャッチフレーズが書かれていたのは有名な話ですが、僭越ながらこの曲はやはり長門芳郎さん、必聴、というところでしょうか。
 たしか最初に入荷したときは商品説明のキャプションがなかったはずで、いまこの原稿を書くためにもう一度このレコードのページをチェックしてみたら、やはり1973年にリリースされたレアなソウル・ミュージックの復刻でした。さっそくDiscogsで調べると、あのソフトロックの有名グループ、ニュー・コロニー・シックスのメンバーだった人物のプロデュース作品。さらにDiscogsにはオリジナル盤の7インチも出品されていましたが、日本円にして11万を超える価格。この再発盤のありがたみを噛みしめました。もちろん新譜、新録の楽曲だとは思っておりませんでしたけれど、心のどこかでコレが若くて新しいバンドだったらスゴイな、と考えていたのも事実です。このUKの新しい再発専門?レーベルの名前は、やはりこのB面の曲名にちなんでいるのでしょうね。

I LOVE YOU

SWEET MIXTURE - I LOVE YOU

73年リリースのシカゴ産グレイト・メロウ・ソウルがUKの新レーベルより初リイシュー!

7" |  ¥2,300 |  DISCS OF FUN AND LOVE (UK)  |  2024-03-06 [再]  | 

 

 

 

 

 

 

 

2. Nao Kodama x Kan Sano / Coffee Shake (Tuff Vinyl) 7"
 前年に続いて、Kan Sanoさんの作品を選びました。ある時期から、知らない曲を聴くと、とりあえず「じぶんにも作ることができるかどうか」というのを考えるようになって、でもそれはべつに何かの価値基準ではもちろんなくて、ただそう考えるだけなのですが。たとえ、じぶんにはとても作れない、という音楽だとしても、べつにひれ伏すとか尊敬するとか、あるいは憎悪したり敵視したり、ということはないですし、また、ああこれはじぶんにも作れてしまうな、という曲でも安心するとか、軽く考える、というわけでもありません。この「コーヒー・シェイク」という曲を聴いたときもつい、ああこれならオレにも作れる、と考えましたが、さらにもう何秒か聴いたら、じゃあどうしていままで作らなかったんだよ、とクヤしい気持ちになったことを憶えています。いつかオレもこんな曲を真似して作りたいです。
 ところでKan Sanoさんの新しいアルバムは、出たことを知った時点でもう「入荷をお知らせ」の表示が出ていたのでまだ聴いておりません。もうひとつ、児玉奈央さんは以前、リディメイツのライヴのときにお目にかかってご挨拶しました。小西さん、って大きい方なんですね、と言われたことを憶えています。正直なお人柄。

コーヒー・シェイク

NAO KODAMA × KAN SANO - コーヒー・シェイク

ヴァニラ・アイスが溶け出すひんやりクールなスウィート・ジャジー・ソウル!!

7" |  ¥1,980 |  TUFF VINYL (JPN)  |  2020-08-25  | 

 

 

 

 

 

 

 

3. Steve & Teresa / Catching a Wave (Aloha Got Soul) 7"
 ハワイのレア・グルーヴ?をディグするレーベル「Aloha Got Soul」。リリースの度にいちおうチェックしていますが、いままでに買ったのはグリーンウッド、というバンドの山下達郎さんカヴァーの7インチだけ。しかし、このスティーヴ&テレサの「キャッチング・ア・ウェイヴ」という7インチには飛びつきました。ロバータ・フラックとダニー・ハサウェイの"Where is the Love?"にも似たメロディを、同じく男女でデュエット。伴奏はナイロン弦のギターとベースのみ。なのにクラブで聴きたくなるような、つまり友人たちと歓びを分かち合いたくなるような音楽。さっそくカートに入れて購入しました。
 普通ならここで話は終わりなのですが。ただ購入しただけでは済まなくなって、つまりこの素晴らしい楽曲を知った歓びをさっそく友人と分かち合いたくなりまして、いつもレコードのことで情報交換している友人のひとり、DJの小方俊也さんにジェットセットのURLを添えてメールをしたのでした。すると、10分もしないうちに返信が届いて、なんとこの「キャッチング・ア・ウェイヴ」、長年にわたって小方さんが探していた曲だったのだそうです。当時、米国に暮らしていた小方さんは偶然ラジオでこの曲を耳にしたものの曲名を知る術すらなく、ただ憶えてらしたのだそうです。ようやくめぐりあった幻の名曲、小方さんはさっそくオーダーしただけではなく、レーベル「Aloha Got Soul」のサイトまで追いかけて、このスティーヴ&テレサは7インチのみならず、アルバムもまもなく再発される、という情報を伝えてくださいました。わたしはアルバムもレーベルに直接オーダーしますが、小西さんもお求めになるのでしたら、いっしょに注文しますが、いかがなさいますか? もちろん、オーダーの相乗りをさせていただきました。
 ところが2020年、世界各国の郵便事情、運輸状況、貿易事情は大混乱。待てど暮らせど、アルバムはいっこうに届かず。小方さんとしては気が気ではなかったようで、たびたびメールで状況説明をしてくださるので恐縮してしまいました。待つこと約2ヶ月、ようやく再発アルバムが手許に到着したときにはこのジェットセットにも、もちろん入荷済み。それでもアルバムが届いて、小方さんに代金の精算のメールをしたところ、2ヶ月遅れのお中元としてお納めください、とのお言葉。ありがとうございます。コロナ禍の世界にあって、人の優しさは以前よりも温かく感じられます。小方さんに、そういえばまだお返しをしていなかったなあ。

CATCHING A WAVE (BLUE VINYL)

STEVE & TERESA - CATCHING A WAVE (BLUE VINYL)

ホノルルの大人気レーベルAloha Got Soulからの最新シングル。

7" |  ¥2,200 |  ALOHA GOT SOUL (USA)  |  2022-02-21 [再]  | 

 

 

 

 

 

 

 

4. Toshizo Shiraishi / Kotsubo Sunset (Inmylife) 7"
 2019年の12月28日に入荷、ということで、昨年の年間ベストを選出した直後のリリースでした。ジャズ・ギターとダブの出会い。7インチだけ、というのは奥床しい、というか、勿体無い、というか。このスタイルでLPレコードのフル・アルバムを作ってくださったら、ずっと部屋のターンテーブルに載せたまま、一日中ぼんやり聴いていると思います。じぶんが知らないだけで、すでにそういうLPはリリースされているのかな。珠玉の一枚。

KOTSUBO SUNSET

TOSHIZO SHIRAISHI - KOTSUBO SUNSET

極上のメロー・ジャジー・ダブ/レゲエ・インスト名曲が7"カット!!

7" |  ¥1,870 |  INMYLIFE (JPN)  |  2020-06-12 [再]  | 

 

 

 

 

 

 

 

5. 台風クラブ / 日暮し (-) 7"
 この7インチ、不注意なことに発売された直後はスルーしてしまい、あるとき、別なレコードの問い合わせで静岡の「コーナーショップ」に連絡したとき、このB面のカヴァー曲について教えていただきました。あの九重祐三子も草刈正雄もカヴァーした名曲、と説明すれば良いでしょうか。静岡「コーナーショップ」はむかしからお世話になっている素晴らしいお店ですが、もっぱら近年はこちらジェットセットで売り切れて買い逃したレコードを、まだ在庫は残ってますか、と気安く問い合わせすることが多いです。さきほど書いた「Aloha Got Soul」レーベルからリリースされたグリーンウッドの"Sparkle"もここで購入したのでしたっけ。店長の三輪さんがホントに良い人なので、いつも甘えております。2020年は毎年恒例の海外買い付けに行けなかったので、一念発起してお店発の7インチ・シングルを制作するとか。まだ書いてはいけない情報を漏らしてしまいました。
 肝心の台風クラブについて、まったく何も書いていませんけれども、静岡コーナーショップの話ならメンバーの皆さんも笑って許してくださるのでは。

日暮し

台風クラブ - 日暮し

私家盤7インチ『火の玉ロック』に続くニュー・シングル!!

7" |  ¥1,100 |  - (JPN)  |  2020-09-18  | 

 

 

 

 

 

 

 

6. Funky DL / Def (Dope Cut) LP
 名前だけ知っていたヒップホップのアーティスト。買って聴いてみたら、あまりに素晴らしくて、過去の作品も何枚か入手しました。冗談伯爵の前園直樹さんもinstagram でお気に入りとして紹介していて、ああ、知っている人はみんな知っているんだなあ、と、じぶんの不明を恥じました。

DEF

FUNKY DL - DEF

注目の新レーベルDope Cutより7曲入り新作ミニ・アルバムが全世界250枚限定のLPで緊急入荷。

LP |  ¥3,250 |  DOPE CUT (BUL)  |  2020-02-28  | 

 

 

 

 

 

 

 

7. Pomona Dream / Blame It on the Groove (G.A.M.M.) 7"
 むかし、ちょっと人気があったMolokoというグループの"Sing It Back"を思い出させてくれるような、ハウスとかブレイクビーツのスタイルを借りた女性ヴォーカルのポップス。クラブで掛かると、ああ、いい曲だな、と思ったり、あるいは日中にラジオで流れたりすると、最近クラブに行ってないな、と考えたり、あの女の子どうしてるかな、と思い出したりするような1曲。たいていは一発だけで消えてしまったり、埋もれてしまったり。ときどき思い出してYouTubeでヴィデオを見たり。ポップス、ってそういうものです。なんて書いていますが、じつはスゴい人気者なのに、じぶんが知らないだけだったりして。ちょっと不安になって、いま調べてみたら、このアーティストは10インチのアナログが出ているみたいですね。入荷を希望、ということで。

BLAME IT ON THE GROOVE / SAN FRANCISCO

POMONA DREAM - BLAME IT ON THE GROOVE / SAN FRANCISCO

G.A.M.M.新作7インチはまさかの新録の極上スウェディッシュ・ディスコ。

7" |  ¥1,800 |  G.A.M.M. (SWE)  |  2020-01-21 [再]  | 

 

 

 

 

 

 

 

8. George Semper / Joanne Vent / Knowbody's Gonna Love You (Like the Way I Do) (Dynamite Cuts) 7"
 ジョーン・ヴェントという女性歌手は1969年にあのA&Mレーベルに一枚だけアルバムをのこしている人。白人ながら渋いヴォイス、かなりブルージーな音楽で、ちょっと好みがわかれる作品ですが、ジャケットはいつものA&Mらしく、ガイ・ウェブスターの写真にトム・ウィルクスのデザインで好きなのです。偶然にもある日、そのジャケット・デザイナーを確認するためにDiscogs で調べ物をしていたら、そのジョーン・ヴェントについ最近のリリースがあることを知りました。あの黒人オルガニスト、ジョージ・センパーとの共演作。さっそくジェットセットのサイトを開くと、折しも入荷したばかり。試聴してみるとA面のデモ・ヴァージョンはまるでラヴィン・スプーンフルのジョン・セバスチャンが作ったような愛らしいソフトロック。さらにB面のアンリリースト・ヴァージョンは最高に素晴らしいウォーキング・テンポのノーザン・ソウルふう。やっぱりイギリスのマニアはスゴいのを発掘してくるなあ、と感心してしまった7インチでした。

KNOWBODY'S GONNA LOVE YOU (LIKE THE WAY I DO)

GEORGE SEMPER / JOANNE VENT - KNOWBODY'S GONNA LOVE YOU (LIKE THE WAY I DO)

Perfect CircleのGeorge Semperによる未発表曲!!

7" |  ¥2,200 |  DYNAMITE CUTS (UK)  |  2023-03-27 [再]  | 

 

 

 

 

 

 

 

9. Cy Timmons / Heaven's Gate (Bright Size) LP
 サイ・ティモンズ、という過去に何枚かの自主制作盤を出していただけの、ほぼ無名のシンガー・ソングライターのアルバムが、CDではなくアナログLPで、それも日本の個人レーベルからリリースされる、というニュースを聞いたのは、ピチカート・ワンのアルバムの取材のとき、松永良平さんから伺ったのでした。さらに松永さんはたぶん「ハイファイ・レコードストアで過去にサイ・ティモンズのレコードを買った人」としてじぶんの名前をレーベルの主宰である池内崇さんに伝えてくれていたのか、数日後にいきなり『World's Greatest Unknown』、そしてここにご紹介する『Heaven's Gate』という二枚のLPレコードが我が家に郵送されてきたのです。
 ジョアン・ジルベルトをはじめとするブラジルの音楽と、1960年代から70年代にかけてのフォーク、あるいはシンガー・ソングライターの音楽をバックボーンとして、じっくりと自らの音楽を研鑽してきた人、と紹介すれば良いでしょうか。たしか6月の時点ではやくも「暫定的ながら、今年のベスト作」と言ってしまったレコードでしたので、やはりこの年間ベストに入れなくては。パッケージも素晴らしくて、手に入れた方は間違いなくびっくりなさることと思います。ブライトサイズ・レコーズのサイトでは、松永さんやINO hidefumi さん、片寄明人さんはじめ錚々たる方々の推薦コメントが読めます。オレのもあります。

HEAVEN’S GATE

CY TIMMONS - HEAVEN’S GATE

'98年ジョージア州アトランタ産CY Timmonsクラシックギター弾き語り最高傑作!

LP |  ¥3,850 |  BRIGHT SIZE (JPN)  |  2020-10-27  | 

 

 

 

 

 

 

 

10. Pizzicato One / 前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン (Universal Music) CD
 恥ずかしながら、今年も自作を選んでおります。それもアルバムまるごと、いい年をしたおじさんが自作曲を歌う「ジャイアン・リサイタル」的なレコード。今年はこれしか出さなかったので。
 新型コロナウイルス感染防止の措置として都内の名画座が休業に入り、じぶんも自粛生活が始まった2020年4月、ずっと部屋で聴いていたのが、このアルバムの元の音源となる2019年10月の「ビルボード東京」「ビルボード大阪」に於けるライヴの全テイクでした。全テイク、といっても、東京で2回、大阪で2回、生演奏しただけですから、選べるテイクは4つ。それも事前にユニバーサル・ミュージックの斎藤嘉久ディレクターがOKテイクを粗選びしてくださっていたので、ほぼ確認のために聴いていたに過ぎないのですが。
 トラックダウンしたスタジオも、マスタリングしたスタジオも、ふだんとは打って変わって、まるで年末年始のようにひっそり閑。マスク越しに話すのは「これからどうなっちゃうの」ということばかり。
 ジャケット・デザインのために、ライヴ会場だった六本木「ビルボード東京」へ向かうと、お店はもちろん休業中。ステージの奥の、あのカーテンを開けてもらって窓越しの東京の夜景を撮影するのが目的でしたが、窓の外、いつもならひと晩中輝いているはずのビルの灯もほとんどが消えていました。
 ようやくマスタリングを終え、なんとかアルバムも完成、プロモーションのためのインタヴューは多くが「zoom」を使ったリモート取材。そんなわけで、本作品はじぶんにとってこの「コロナ禍」の2020年を象徴するアルバムとなりました。
 ライヴでも、CDでも、もちろんじぶんにできる最善のことをしたつもりですが、やはりじぶんにとっての最終的なかたち、というのはLPレコードでした。選曲もジャケットも、A面・B面の曲の振り分けも、曲の合間のMCも、じぶんの部屋でレコードを聴くなら、ということを考えて、考えて、考えてこのかたちにしました。こんなふうに書くと、まるで情念のこもった作品のようですが、つまりは部屋でぼんやり聴くときに、あれこれ悩んだり悔やんだりすることなく、思う存分ぼんやりできるように注意を払った、ということです。
 ただ、ひとつだけ。すこしでも価格を下げたい、と考えて「レコード・ストア・デイ」の商品とさせてもらったのですが、はたしてその採択は正しかったのか。おかげさまでアナログは完売したのですが。

前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン

PIZZICATO ONE - 前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン

2019年10月、ビルボードライブに於ける実況録音。

CD |  ¥3,300 |  UNIVERSAL MUSIC (JPN)  |  2020-06-23  | 

 

 

 

 

 

 

 

11. Mellow Mellow / 最高傑作 (Teichiku Entertainment) CD
 さきほど、今年はこれしか出さなかった、と書きましたが、このシングルも作りました。CDと配信、サブスクでのリリース。この三人組の女性ヴォーカル・ユニット、はじめは有名な外国曲の日本語カヴァーをやる、という企画で関わることになったのですが、けっきょく外国曲はいくつか選んだ候補曲がどれもカヴァー申請の許諾が降りず、急遽、新曲を書いてください、というオファーに変わったのでした。カヴァーするつもりだった外国曲、というのがまた、とんでもなくキャッチーな、大晦日にトロカデロ広場や渋谷スクランブル交差点で大合唱したい、というようなアンセム曲だったので、こちらもやはりキャッチーな、強くアピールする曲にしよう、と考えてしまったのです。とはいえ、じぶんにそんなスケールの大きな作品が書けるわけもなく、それでもじぶんとしては精一杯がんばってキャッチーな曲にしたつもりではありますが。
 あんまり「小西康陽」っぽくない、という人もいましたが、まあ、そうかも。いや、この曲こそはまさに「大学1年の小西康陽」そのもの、というような作品で。とかなんとか、いろいろゴチャゴチャ言い訳していますが、少林兄弟のリーダー、ワタルさんに聴かせたら、「コレ、まんまアレじゃないですか!」と一発正解されました。そう、まんまアレなんですよ。
 そんなこの曲をどうしてここに選出したか、と言いますと、この曲も7インチ・アナログ化する、という話があったのに、残念ながらその企画は未だ実現されていなくて。こうしてジェットセットのサイトに書いて誰かが読んでくださるなら、その企画も再始動するのではないかと、そんな願いを込めまして。この年間ベストの、前半に選んだような7インチをチェックされているような方ならば、たぶんこの曲の7インチは欲しくなるんじゃないかな。いつか誰かが爆音で掛けているのを聴いてみたい、そんな曲です。

最高傑作

MELLOW MELLOW - 最高傑作

小西康陽プロデュースのジャパニーズ・ディスコ・ポップ激最高曲!!

CD |  ¥1,200 |  TEICHIKU ENTERTAINMENT (JPN)  | 

 

 

 

 

 

 

 

 


[イベント情報]
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[関連サイト]
https://www.universal-music.co.jp/pizzicato1/
https://www.readymade.co.jp/journal/


[関連商品]

前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン

PIZZICATO ONE - 前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン

2019年10月、ビルボードライブに於ける実況録音。

CD |  ¥3,300 |  UNIVERSAL MUSIC (JPN)  |  2020-06-23  | 

THE BAND OF 20TH CENTURY (7"X16 EP BOX)

PIZZICATO FIVE - THE BAND OF 20TH CENTURY (7"X16 EP BOX)

小西康陽監修・選曲による7インチ16枚組ボックスセット!!

16X7" |  ¥27,500 |  NIPPON COLUMBIA (JPN)  |  2019-11-23  | 

女王陛下のピチカートファイブ

PIZZICATO FIVE - 女王陛下のピチカートファイブ

1989年リリースのサード・アルバムが遂にアナログ化!!

LP |  ¥4,070 |  SONY MUSIC (JPN)  |  2018-07-17 [再]  | 

ラヴァーズ・ロック

PIZZICATO FIVE - ラヴァーズ・ロック

超衝撃の初7インチ化★ソニーミュージック期唯一のシングル曲!!

7" |  ¥1,980 |  SONY MUSIC (JPN)  |  2024-04-13 [再]  | 

女王陛下のピチカート・ファイヴ EP

PIZZICATO FIVE - 女王陛下のピチカート・ファイヴ EP

超衝撃の初7インチ化★ピチカート・ファイヴ版「夜をぶっとばせ」!!

7" |  ¥1,980 |  SONY MUSIC (JPN)  |  2018-05-15  |