Okadada : House - [2020-12-18]
[Profile]
DJ/producer。東京、関西に限らず全国各地、多岐にわたるパーティーでDJとして出演し、ネットレーベルmaltine recordsやbandcampで楽曲をリリース。大規模な都内のクラブや「lost decade」「LESS」「AUDIO TWO」「now romantic」といったレギュラーパーティーから、大小、場所問わず野外フェスからコアなパーティーへの出演等、前例に無い幅広さで活動し各所に存在。2018年末には代官山UNITでの単独ロングセットを成功に収め、19年にはFUJIROCK FESTIVALにも出演。その他各種コンピレーションやRed Bullへの楽曲提供、各種のRemixワーク、雑誌ユースカへの執筆、スペシャの番組でカラオケ等、様々に活動。
1. Minor Science / Second Launguage (AD 93) LP
Whitiesから改名したAD 93の勢いを象徴する一枚。あまりにも全体的にちょうど良すぎるバランスを保っていながら、それこそMinor ScienceらしさでもありAD 93らしさでもあると感じさせるある意味の時代の産物。
2. Dirty Projectors / 5EPs(Domino)5x12"
異なるテーマの5枚のEPをコンパイルした連作。聞き味は前作よりもオーガニックになっているが、音像的なチャレンジはより飛躍したアシッドフォーク名盤。EPごとにテーマこそ違うものの、メロディーで一つに纏まっていく気持ちよさがある。
DIRTY PROJECTORS - 5EPS (LIMITED BOX SET)
EP 5部作を12インチ5枚組セットにしたスペシャル・ボックス。
3. V.A / The Encounters フィジカル版 (Club STOMP) 3CDR
大阪東心斎橋のClub STOMPチャリティー・コンピレーション。関西を中心に多数の日本のミュージシャンが参加したシリーズ。憎きコロナによって生まれたものの、有限的なクラブ、箱の在り方の一面がこういった形で残ったのは喜ぶべき事。vol.3には私も参加してます。
V.A. - THE ENCOUNTERS フィジカル版
大阪東心斎橋の老舗クラブ、Club STOMPのドネーション企画コンピ!!
4. Bullion / Heaven Is Over (Jagjaguwar) 12"
奇才Bullionの歌にフォーカスした今年度最多視聴EP。ドラムマシンの取り扱い方と気の抜けた歌唱が非凡な空気を作る。周辺ではKhotinの秀作等もあったものの、Baba Stilz、Reckonwrongは抜きん出た感覚がある。
BULLION - HEAVEN IS OVER (CRYSTAL CLEAR VINYL)
激傑作"We Had A Good Time"に続く2020年2作目のEPが登場!!
5. Run The Jewels / RTJ4 (Jewel Runners) LP
ラップ・アルバムとして今年唯一繰り返し聞いた作品。何度聞いてもすっきりせず何か引っ掛かりのある音の構造と、単純に「上手いラップ」を聞く原始的な喜びを思い出させてもらった。ベテランながらまだまだ余力を感じる凄み。
RUN THE JEWELS - RTJ4 (CLEAR W/ MAGENTA VINYL)
Greg NiceとDJ Premier参加の先行曲"Ooh La La"も評判の新作『RTJ4』が2LPで登場。
6. Samuelspaniel / BOO001 (Boomerang) (BOO001) 12"
90年代リバイバルにPC Music的感覚をそのまま挿入してどうぞ。まったく読めない展開と音の突っ込み具合、ジャケットも内容も本気かネタか計りかねる天然のインスト・ダンス・ポップEP。Golinを招いたあったはずのボーカロイド未来ポップ"Shoganai"(B-2)も白眉。
SAMUELSPANIEL - BOO001
90年代ブレイクスがナードを昇華させたネオ・ブレイクス&ボーカロイド・ブレイクス!
7. Boof / Rebirth Of Gerberdaisy (Running Back) LP
今年はなんだかたくさんリリースがあって嬉しかった、偉人Maulice Fulltonの別名義BOOFの久しぶりの新譜。一発キックが出るだけですぐに彼の曲と分かる記名性と、同じ音でもマンネリにすらならない強烈なオリジナリティ。最早出してくれるだけでありがたい気持ちになる堂々たる出来。
BOOF - REBIRTH OF GERBERDAISY
Maurice Fulton変名Boof、約5年振り通算5枚目となるフル・アルバム!
8. Pharakami Sanders / Dynamic Exercise (Kool Switch Works) TAPE
Keita kawakamiことファラカミのエクササイズアルバム。ただ動くため、エクササイズするためだけに作られた作品、故の悩みの無さと振り切りの良さ、気持ちよさがある。疲れてるでしょ?馬鹿馬鹿しくていいアルバムなんで聞いてみてください。
PHARAKAMI SANDERS - DYNAMIC EXERCISE (GOLD MEMBERS LIMITED EDITION)
Pharakami SandersことKeita Kawakamiによるファースト・アルバム!!
9. Nidia / Nidia (Principe) 12"
Principeから急角度で出てくるタイプの爆弾。ベース、トランス、EDM、ファンキ?どういう感じで作ってるのか不思議になるアッパーさと暗さのバランスに妙にハマる。特に"Hard"(A-2)はどこでかけてもフロアの度肝が抜ける音が聞こえました。
NÍDIA - NIDIA
"Príncipe"新作、トランシーなダンスホール・ピークタイム・アンセムEP!!
10. V.A. / Various EP (Part 2) (Well Street) 12"
Well Streetから出てるコンピ、どれもベース的感性とネチネチした質感が共存してて私は大変好きな音像なのですが、なんといっても無限音階系フロア爆弾のHenry Greenleaf"Snide"(B-1)。今年はDJの回数が少なくなったとはいえ最強でした。
V.A. - VARIOUS EP (PART 2)
UK新鋭アーティストらによる新感覚ダブ~レフトフィールド・ミニマル・テクノ。
11. V.A. / フロム・バックサイド・ジャパン:アンダーグラウンド・ミュージック・シーン・イン新潟 1980's - 90's (Suezan Studio) CD
裏日本こと新潟で、ひそかに残されていた異常宅録音源をコンパイルしたコンピレーション。他の都市にはない独特の陰鬱な空気、ひたすら文化不毛の地である地元、新潟について自虐と攻撃をし続けるライナーノーツも必見。史上稀に見る小学生によるアシッド合奏曲"糸魚川市立根知小学校3・4・5・6年生 33名/光のなかで"(M-20)は今年一番びっくりしました。
V.A. - フロム・バックサイド・ジャパン アンダーグラウンド・ミュージック・シーン・イン・新潟 1980S - 90S
Suezan Studioによる日本アーカイヴ・シリーズ第1弾!
[イベント情報]
12/30(Wed) 「Star Festival Closing 2020」 @大阪名村造船所跡地
12/31(Thu) 「Womb Presents New Year Countdown To 2021」 @渋谷Womb
[関連サイト]
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2015年もっとも最高の面子が集結した超豪華リミックス・アルバム!!