Chida : House - [2021-12-17]
[Profile]
1992年より東京をベースに活動を続けるDJ/プロデューサー。
2009年に立ち上げた自身のレーベルEneからは、これまでに国内外のアーティストの作品20タイトル(12"アナログ)をリリースし、現在も数タイトルの12"アナログのリリース進行中。
2011年頃からは音楽制作も開始。2013年には5ive(Cos/Mes)とのDJ/プロデュース・ユニットMascarasを結成し、レーベルFuniki Eneも立ち上げる。Chida、Mascarasとして、これまでにESP Institute、CockTail d'Amore、Correspondant、Not an Animal、Public Possession、Seeds and Ground、Lurid Music、Strictly Rhythm、Power Station等の様々なレーベルから多数の12"/Digital EP、Remixをリリースし続け、世界中のDJやコアなリスナー、ダンスフロアから高い評価を得ている。
また、2012年にUKのMinistry of SoundからリリースされたAndrew Weatherallのミックス/コンピレーション『Masterpiece』に自身のキャリア初となる楽曲"Danca"(ESP Institute 2011)が収録されたのをきっかけに海外へも定期的に出向くようになり、ヨーロッパを中心にアジア、アメリカでのツアーを続けてきた。2015年以降は、聖地とされるベルリンのBerghain/Panorama BarやDiscodromoがオーガナイズするCockTail d'Amoreへ定期的に出演する他、国内では12時間越えのセットやゲストDJ陣に定評のあるパーティー"Dancaholic"(青山Zero)を中心に活動を続けている(2022年は毎月第4金曜日に開催予定)。
※順不同
Donato Dozzy & Daniele Di Gregorio / Buchla & Marimba (Maga Circe Musica) LP
コロナの影響でパーティーが激減した2020年に引き続き今年も多くのアンビエントやチルアウト作品を聴いていました。Donato DozzyがNeelと組んだVoices From The Lakeのような冷んやりしたアンビエント&ディープ・テクノな作品も好きですが、今作のようなベテランのマリンバ、パーカッショニストのDaniele di Gregorioとのコラボレーション作も最高でした。アルバムのタイトル通り、モジュラーシンセのbuchlaによって生成されるミニマルでミニマムなリズムとマリンバのみという超スリムな構成での6セッション。気持ちがストンと落ち着きます。
DONATO DOZZY & DANIELE DI GREGORIO - BUCHLA & MARIMBA
ポリメトリックから西アフリカのリズムに至る多様なヒプノティカルを取り入れたポスト・モダンクラシック!
Lord of the Isles / Geoglyph EP (Dusk Delay) 12"
彼の生まれ育った美しい大自然が広がるスコットランド/エディンバラの夜明けを音で表したかのようなトロける極上アンビエント集。"Edenfire"と"J-Math"は、僕のMutant Radioのマンスリー2時間ミックス・プログラムで良くかけました。EPのタイトル曲"Geoglyph"は野外パーティーの朝や夕暮れのビーチでの1曲目に最適。
LORD OF THE ISLES - GEOGLYPH EP
Lord Of The Islesが新しく始動したDusk Delayレーベル第1弾!
Leo James / Feth Fiada (Big Science) LP
緩やかな展開を見せるシンセサイザーのドローンに、フィールドレコーディング音が重ねられ、サックスやマレット、カリンバ、ホーン・セクションなど生楽器も重なり合うA面"Feth Fiada"は19分超えのロングジャーニー。寝る前やメディテーションに最適です。B面には、いくつかのシンセのルーピングのレイヤーがリズムとなり、パーカッションやサックス、ホーンが絡むオーガニックでジャジーなダウンテンポなトラック3曲収録。これも散歩の時や家で良く聴いてます。
LEO JAMES - FETH FIADA
ニュージャズとアンビエントを横断するディープ・エレクトロニクスサウンド!
V.A. / Buena Onda - Balearic Beats 2021 - Sampler Due (Hell Yeah) 12"
バレアリックな作品をリリースし続けているイタリアン・レーベルHell Yeahからの最新作。レーベルオーナーのMarcoが主宰するパーティー"Buena Onda"のレジデントでレーベル・アーティストのGalloとのタッグによるミックス(カセットテープ)コンピレーションからの12"カット第二弾。ジャケのアートワーク通り、夕暮れ時のビーチに似合うヒプノティックなバレアリック・トラックを4曲収録。Calmがリミックスを手掛けた"Gallo / Abysso (Calm's Mellow Mellow Acid Remix)"が素晴らしく良いです。
V.A. - BUENA ONDA - BALEARIC BEATS 2021 - SAMPLER DUE
ヒプノテックでトリッピーなトラックスをコンパイル!!
Todd Modes / Serpent EP (Going Good)12"
密林トライバル・デトロイト・ビートダウン4曲収録の傑作EP。Yoshinori HayashiがKey & Percussionで参加したA-2"Rain Ritual"、最高です。
TODD MODES - SERPENT EP
Yoshinori Hayashiをフィーチャーした注目盤!!
Mystics / 5Elements (Crosspoint) 2LP
Kuniyuki、J.A.K.A.M.、Marcus Henrikssonによるユニットの2枚組LP。火、水、木、金、土の5つの要素が名付けられた5曲収録。J.A.K.A.M.作品ではすっかりお馴染みのKyoko Oikawa(Violin), Shinobu Eto(琴), kenji Ikegami(尺八)も加わり、DUBエフェクトはNaoyuki Uchidaという鉄の布陣。只今、土=Groundのリミックスを2ヴァージョン制作中でして、Crosspoint x Eneコラボ12"第三弾として2022年にリリース予定です。
MYSTICS - 5 ELEMENTS
新時代のエレクトロニック・ワールド・ミュージックの重要作品!!
Freund Der Familie / The Omega Interpretations Chapter II (Freund Der Familie) 2x12"
Prins Thomasの密林トライバル・アシッドなヴァージョンをプレイする狙いでゲットしたのですが、Thomas Fehlmannの深く重たいスモーキーな14分超えのロングジャーニーなヴァージョンがかなり強力。良く聴きました。
FREUND DER FAMILIE - THE OMEGA INTERPRETATIONS CHAPTER 2
バラエティ豊富な気鋭らによるリミックス!!
Chari Chari / Tokyo Modernology (Seeds and Ground) 12"
Chari Chari名義では18年振りとなるアルバム『We Hear the Last Decades Dreaming』の1曲目のイントロ的トラック"Tokyo 4.51"をリミックスしました。1999年に彼のデビュー・アルバム『Spring to Summer』に衝撃を受けて以来、全ての作品を追いかけてきたファンとして、とても光栄な事だったし、せっかくアナログでもリリースされるという事でタイプ違いの2ヴァージョンを仕上げました。他、Chari Chari自身によるリワーク、Mamazuのリミックスなど全5トラック収録。常にレコードバッグに入ってます。
CHARI CHARI - TOKYO MODERNOLOGY
『We Hear the Last Decades Dreaming』リミックス・カット第2弾!
Dopeus / Dopeus II (Improper Touch) 12"
N.Y.在住の旧友Yuji KawasakiとのユニットUGNGに続く、自身のレーベルImproper Touchの第2弾は、Satoshi Tomiieとの合作でも知られるNao GunjiによるEP。初期NY、Chicago産ディープ・ハウスのグルーヴを感じさせつつもモダンな鳴り。シンプルで飽きのこないニュー・ジャジー・ディープな3トラック、渋くて最高です。
DOPEUS - DOPEUS II
UG/NGも話題となったNao gunjiによるプロジェクト!!
TMO / Overthought EP (CockTail d'Amore) 12"
モスクワの若手プロデューサー達の頼りになる兄貴的存在のLipelisの別名義、TMOのシングルがベルリン名物パーティーCocktail d’Amoreの同名レーベルから放たれました。"Last Moment Jam"(A-1)と"Buchla909"(B-1)は、CockTailのメイン・ルーム、もしくはPanorama Barの日曜の夜中のダンスフロアが頭に浮かびました。となるとスローモー・アシッド・トラック"Drums Jam"(A-2)はCockTailでいうフロアCosmic Hole向けかな. . . など。
TMO - OVERTHOUGHT EP
シカゴ初期のアシッド・ハウス影響下の、トリップ作用のあるマシーン・サウンド!!
Zen Rydaz / Beginnings feat. Goro (Ene / Crosspoint) 12"
昨年Ene x CrosspointのダブルネームでリリースしたJ.A.K.A.M.『Shadow Dance』 に続く第二弾のZen Rydaz『Beginnings』。リミックス担当しました。J.A.K.A.M.関連の作品はどれも生楽器を多くフィーチャーしているので、原曲のパワーを損わぬよう、BPM速めと遅めの2タイプのヴァージョンを作りました。トライバル・チューンが好きなDJに気に入ってもらえていたら嬉しいです。
ZEN RYDAZ - BEGINNINGS FEAT. GORO
【300枚限定プレス】Chidaリミックス!!
Last Waltz / I Are Dada / (Ene) 12"
手前味噌ですが、こちらもEneの作品です。Last Waltzの3人が地元ニューカッスルでオーガナイズしていたウエアハウス・パーティー"Dada"へ2012年にDJしに行った際にもらった曲です。帰国後、僕がRemixを2ヴァージョン制作することになり、割とすぐに仕上がりました。しかし当時は果たしてイケてるのかどうか分からなくなってしまい、迷っている間にLast Waltzは解散してしまいました。あれから9年も過ぎてしまったのですが、一周廻ってフレッシュな気持ちでリリース出来て良かったです。
LAST WALTZ - I ARE DADA REMIX EP
【300枚限定プレス】超絶ヒプノテック・サイケ・ニューディスコ超強力盤!
Massimiliano Pagliara / Connection Lost Pt.3 (Uncanny Valley) 12"
ベルリンPanorama Barのレジデントで最もリリース量の多いマッシことMassimiliano Pagliaraが2021年に放った作品の中で個人的にベストだったシングル。Panorama Barのオープンナップ、日曜の朝、夕、月曜朝方にフィットしそうな4タイプのトラック収録。日曜の夜のマッチョタイム向けの"Unfettered"(A-1)と、夕暮れ時のに合いそうな"Iridescent Solitude"(B-1)がマイ・フェイバリットです。
MASSIMILIANO PAGLIARA - CONNECTION LOST PT. 3
「Connection Lost」シリーズ第3弾!!
[イベント情報]
12/18(Sat) @The Day House 越後湯沢
12/24(Fri) @Club JB's 名古屋
12/25(Sat) @Suki Bar 銀座
12/28(Tue) @Spread 下北沢
12/31(Fri) @Aoyama Zero 渋谷
1/7(Fri) @Bar Bridge 渋谷
[関連サイト]
https://soundcloud.com/enetokyo
https://instagram.com/chida1973
[関連商品]
CHARI CHARI - TOKYO MODERNOLOGY
『We Hear the Last Decades Dreaming』リミックス・カット第2弾!
ZEN RYDAZ - BEGINNINGS FEAT. GORO
【300枚限定プレス】Chidaリミックス!!
LAST WALTZ - I ARE DADA REMIX EP
【300枚限定プレス】超絶ヒプノテック・サイケ・ニューディスコ超強力盤!
KOMODO - MAKE IT SCREAM / NIGHT TIME
ジャカルタにて活動を続けるGerhan Ferdinal ことKomodo!
DJ CHIDA - 7 YEARS JOURNEY OF DANCAHOLIC
ENE Tokyo主宰、DJ Chidaによるアニヴァーサリー・ミックス!
COS/MES & CHIDA - 12 INCHES FOR JAPAN (1)
ESP Instituteの日本トリビュート企画第1弾は、Funiki/ENEタッグ!!