特集 | 現行英国UKGシーン特集 - | Record CD Online Shop JET SET / レコード・CD通販ショップジェットセット

現行英国UKGシーン特集 - [2022-09-20]

国内UKGレーベル、Sprayboxでお馴染みGenickが主催するUKG/Basslineに特化したキラー・パーティ『RIP』が先日東京某所にて開催され、今回マンチェスターよりゲストとしてMurlo名義でも知られるShardaが出演。大盛況に終わり、日本国内でも益々盛り上りを見せるUKGシーンに更なる拍車をかけるべく、現行リリースを追いつつ紹介いたします。

ここ最近でもデジタルのみならずレコードのリリースが非常に盛んなUKGシーン。過去の再発なども多く、90年周辺に活動していたTWOSTEP2のリイシュー及び復活や、2000年初期にSweeter Groove Recordsを立ち上げ、今ではロンドンのFresh Milk Recordsにて頻繁に活動し、さらには99年産名曲"What Goes Around"を限定10インチにて再発させるといった今でも現役のRay Hurleyたちの古参勢のリリースも素晴らしいです。

さらにはMatt "Jam" LamontとKarl "Tuff Enuff" Brownによる伝説的デュオTuff Jamが2000年初期に立ち上げたレーベル2tuf 4u Recordsより未発表曲や、関連レア音源が収録されたコンピレーションがここ最近ヴァイナル・オンリーでリリースされるなどベテラン勢も積極的に活動しています。

若手勢も全く引けを取らず続々と新興レーベルが発足し、Shall Not Fade傘下のTime Is NowやLobster Theremin周辺レーベルなどのビッグ・レーベルを筆頭にウクライナのWax CornerやフランスのSupervision、T Dunn率いるTimehri RecordsやマンチェスターHardline Soundsなども積極的にレコードをリリース。

Peaky Beats(Peaky Beats Records)やZero FG(TXTBK)のような個人で自身の楽曲をリリースする孤高のプロデューサー/レーベルや、ヴァイナル・オンリーかつごく少量プレスでリリースするレーベル、ec2a、First Tower、Underground Status London、Vibeseyなども台頭しており、これからも目が離せません。

今回はTWOSTEP2の復活作2タイトルを始め、TXTBKやTime Is Nowといった現行レーベルのカタログや、2tuf 4uからのリイシューなど最近の入荷を中心にピックアップしました。是非チェックしてみてください。

Text by Chiharu Awazu (JET SET Kyoto)