明るい窓
アーティスト: 池間由布子
タイトル: 明るい窓
レーベル: IKEMAYUKO (JPN)
フォーマット: CD
発売日: 2017-01-18
初回入荷日: 2017-01-17
最新入荷日: 2023-12-02 [再]
価格: ¥1,980
CatNo.: IKEMAYUKO02
問い合わせ番号: 8120-0523-3399
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猛烈にオススメです。メランコリックで叙情的なソングライティングに完全ノックアウトのインディ・フォーク大傑作!!

2013年にmajikickからデビューした女性フォーク・シンガーソングライター!!前作『しゅあろあろ』から約2年ぶりとなるセカンド・アルバムは、植野隆司・作曲の「海の詩」「全部ウソみたい」のカヴァー含む全11曲収録!!

ゲストにはテニスコーツの二人が参加、録音を大城真が担当しています。

Artist Comment

■現時点までの池間由布子の活動と東京のフォークシーンのこれから
アコースティックギターを手に入れて歌いだして間もない彼女に、ライブを企画して誘って出演させて、気に入ってすぐに自ら録音エンジニアをやってリリースしたのは、さやだ。ファーストアルバム「エクスキューズ、ミィ」は、こうしてかなり短い制作期間で、どの曲のテイクもほとんど1、2回で作られた。彼女はその後も活動を重ねて曲も増えていき、セカンドアルバムを作ることになった。この時は、僕が自分の4トラックのカセットMTRで録音した。ほとんどボーカルとギターで2トラックしか使わなかったけど。録音したと言っても、途中から操作を教えて残りは彼女が自分で録った。ファーストに比べると全体的にテイクも重ねたし、彼女なりに時間をかけて作った。セカンド「しゅあろあろ」は、多くの人の予想を裏切るくらい、彼女の歌と作曲の成長が聴けるものだった。さらに彼女は活動を続け、その幅も成長も止まるところを知らず、とはいえ決して派手ではなく、むしろ地味にすべては少しずつ進み、今回こうして、大城くんによって3枚目のアルバムが作られた。全2作品よりさらに時間をかけてじっくり録られた曲たちは、CD2枚分になったらしい。このアルバムは、その片方という事になる。音質も演奏も曲も、すべて申し分ない出来だ。正直、彼女が音楽を初めて、まさかこんな作品を作るようになるとは、予想だにしなかった。彼女の音楽活動に向かう姿勢は、あくまで素直で真面目で、人脈とか宣伝とかそっちの方の上昇志向はゼロで、かなり現代では珍しいタイプだと思う。HPを持たないし、TwitterもFacebookもやってないので、ライブを見に行きたい人は、情報を探すのに少し手こずるようだ。そういうやり方を狙っているのじゃなく、自然にそうなのだ。個人的には、これはとても気になるやり方で、どうなるのかとても楽しみにしている。と、レビューのようで全体の内容にふれていないけど、僕のライナーはこれでいいと思う。内容はこれを聴いた人が、それぞれ自分の好きなように感じて、気に入れば何度も聴くだろう。たぶん、ほとんどの人がそうするだろう。  植野隆司