SINGS はっぴいえんど EP
JET SET Products
アーティスト: カーネーション
タイトル: SINGS はっぴいえんど EP
レーベル: COSMIC SEA RECORDS / 日本コロムビア / JET SET (JPN)
フォーマット: 12"
発売日: 2020-12-09
初回入荷日: 2020-12-08
最新入荷日: 2023-12-02 [再]
価格: ¥2,860
CatNo.: JS12S126
問い合わせ番号: 8140-0582-3599
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カーネーションのはっぴいえんどカヴァー、新録含む4曲をアナログ盤で発売!

カーネーションの10thアルバム『LOVE SCULPTURE』発売20周年を記念して、同作と同時に発売されたシングル盤CD、アナログ盤に収録のはっぴいえんどカヴァーが初の12インチ・アナログ化!本作のために録り下ろされた新録カヴァー「かくれんぼ」を追加収録!

直枝政広率いるロックバンド、カーネーションが2000年にリリースした傑作10thアルバム『LOVE SCLUPTURE』。アルバム発売前にリリースされたシングルCDやアナログ盤に収録され、現在は入手困難なトラックとなっているはっぴいえんどカヴァー「春よ来い」、「はいからはくち」、「抱きしめたい」の3曲に、新録カヴァー「かくれんぼ」を加えたスペシャルEP。『LOVE SCULPTURE』リリース20周年、そしてはっぴいえんど結成50周年の、記念すべき12インチ・リリースです。和製ロック・クラシックとして名高いオリジナル曲を忠実に再現しながらも、よりサイケデリック/ガレージ感のあるアレンジでカーネーションらしさも楽しめる傑作カバーに仕上がっています。特典として「かくれんぼ」のダウンロードコードを封入。カーネーションファン、はっぴいえんどファンともに必携の一枚です。なお、本作はアナログ盤のみでのリリースとなり、CD等別フォーマットでの発売はありません。

Artist Comment

アナログ・レコードを聴くにあたって アナログ・レコードはアナログ・マスター(磁気テープ)、もしくは近年ではデジタル・マスター(通常、CDより高いサンプリング・レートのハイレゾWAVファイル)から作ります。音質や音量、曲間の調整(マスタリング)をし、カッティング。そこでラッカー原盤が作られます(本作はアナログ・マスターから起こした96khz/24bitのハイレゾを使用しています)。それを元にいくつかの工程を経て凹型の<マザー>から量産プレスが可能な凸型の<スタンパー>が製造され、まず最初にテスト盤が出来上がります。 レコードの内周は物理上、音溝が狭くなりますので、長時間収録のレコードの場合は稀に針とびを起こすことがありますが、本作は33回転で片面に2曲づつ(10分以内)を収録。音溝には十分な余裕を持ってカッティングをしています。音量は通常のレコードより多少大きめにしてありますが、テスト盤のチェック<SHURE M44 針圧2.6g>では歪みも針とびもなく、メーカーにおける商品の再生チェックも正常で問題ありませんでした。ちなみにテスト盤のチェックでの修箇所がなかったので、ぼくが聴いた盤と皆様が手にする初回盤レコードは同じスタンパーからプレスされたもので、刻まれた溝は正常であるというあることを認識してください。 再生機の機種によってアームの特性が違いますから、好みの音のカートリッジに換えるたびにその針圧の設定をします(その調整方法は検索で可能、YouTubeを参考になさってください)。お使いのカートリッジによって針圧は変わってきますので、取扱説明書かインターネットで型番を検索し、適正値になるように調整してください。安価なポータブル・プレーヤーですと針圧の変えられないものがありますが、そのような機種での不具合に関しては、こちらもお手上げということになります。12インチを置くと外周がはみ出るような小型のプレーヤですと針とびを起こすかもしれませんので、そのような場合はヘッドシェルの先に1円玉を載せるなど工夫してみてください(※1)。 再生にあたっての注意点をいくつか。まず、プレーヤーは振動しない強固な台の上に必ず水平に置いてください。プレーヤーと同じ台にスピーカーを乗せると音の振動で針とびを起こしますのでセッティングは慎重に願います。例えば、プレーヤーの裏側の4隅にある足(インシュレーター)の下に、厚手の生ゴム(ホームセンター等で安価に買えます)などを置き、振動を吸収させるとさらに音が安定することもあります。スピーカーも同様で、スピーカー・スタンドやブロックなどを使用し、振動を抑える必要があります。 レコードの洗浄については様々です。ご自分のやり方を探してください。針先には埃が溜まりますので、その場合は市販のスタイラスクリーナーかメラミンスポンジ(※2)を使うのがお薦めです。あと冬場は静電気で思わぬノイズが出ますので注意です。除電に関しては湿式のクリーナーや除電ブラシ等を使用しますが完璧に無くすことは難しいです。あと、レコード盤をストーブなどの発熱器具の近くや、直射日光の下に置くとソリが生じ、正常な再生ができなくなりますのでご注意ください。 (※1)湯浅学さんから<ヘッドシェルの先に一円玉を2枚載せると良い>との情報もいただきました。<安価なプレーヤーだと音圧にカートリッジとアームが負けてしまうことがあります>とのことです。 (※2)必ず奥から手前の一方向へ軽くこすること。 参考資料 曽我部恵一くんのブログ http://www.sokabekeiichi.com/news/post_823.php 直枝政広