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アーティスト: | - |
タイトル: | IN THE CITY 14 |
レーベル: | TOKYO CULTUART (JPN) |
フォーマット: | BOOK |
発売日: | - |
初回入荷日: | 2016-01-24 |
最新入荷日: | 2016-02-23 [再] |
価格: | ¥1,100 |
CatNo.: | ISBN9784861138911 |
問い合わせ番号: | 9110-0519-0862 |
カテゴリ: | |
タグ: | BOOK |
購入可能店舗: |
今回のテーマは「コーヒーテーブル文学」。いろんな角度からコーヒー(と文学の関係)に迫ります
巻頭フィーチャーは、Shoko。アルバムのプロデューサーであり、SHOKOさんのパートナーでもあるカジヒデキもちょこっと登場! いまに息づく90sカルチャーの輝き、トラットリア・アーティストの隠れ家的カフェの秘話なんかも……盛りだくさんです
Artist Comment
お陰さまで創刊五周年! 感謝の気持ちを込めました充実のイシューです。巷ではサードウェーブ・コーヒーが人気ですが、昔も今も、洋の東西を問わず、一杯のコーヒーと切っても切れないものこそが「読書」。インザシティでは、コーヒーと相性のいい文学をここでご紹介します。大判で重い画集など豪華本を、英語で「Coffee Table Book」と言いますが、こちらは「コーヒーテーブル文学」。いろんな角度からコーヒー(と文学の関係)に迫ります!もちろん表紙は大人気のエイドリアン・トミネ描き下ろし!
巻頭特集:
ロンドンのコーヒーハウスが誰よりも似合う、まさにシティーガール、アーティストにしてシンガーのSHOKOさんを大フィーチャー!ロンドン/パリと東京を行ったり来たり、こだわりのアート・ライフについて、最新の著作『SHOKOのロンドンファッション・スタイルブック』について、傑作メジャー・デビュー・アルバム『A Love Letter to London』について……二部構成でじっくり聞きました。アルバムのプロデューサーであり、SHOKOさんのパートナーでもあるカジヒデキもちょこっと登場! いまに息づく90sカルチャーの輝き、トラットリア・アーティストの隠れ家的カフェの秘話なんかも……盛りだくさんです!
創作三点:これが「コーヒーテーブル文学」だ! 「コーヒー」をテーマにした競作、すべて書き下ろしです。
最果タヒ「コーヒーテーブルに詩のような、ぼくの指紋が残っていく。」大人気、時代をリードする若き詩の旗手、本誌初登場! 先ごろ第33回現代詩花椿賞も受賞。乗りに乗った筆先が繊細に緻密に描き出す「孤独のかたち」。連作の六つの詩から照射されて浮かび上がる、あなたととてもよく似た「ぼく」の姿とは?
片岡義男「京都慕情とはなにか」コーヒーといえば片岡義男! 喫茶店からすべてが始まり、そして終わ……らない迷宮が口を広げる夕暮れ時。悪いのはザ・ヴェンチャーズなのかザ・ヴェンチャレスなのか。メビウスの輪が回り続ける思弁SFのごとき商店街譚にはまたもや美女が二人!
川﨑大助「どこにいると思う?」「米文のようだ」と一部で話題の短篇連作「バッドランズ」シリーズ、ひとまずの完結篇がこちら。1981年、関東内陸部の小都市で起こる、ささやかにして救われない、逃げることすら誰にもできない、「爽快な地獄」を描ききって三作目。最後はちょっとレイ・ブラッドベリちっくに爆弾と恐竜(?)だ!
ロングエッセイ:
「コーヒーと文学」の関係を考察します。
内沼晋太郎「コーヒーのことば」本誌初登場! カリスマ・ブックコーディネーターの内沼さんが初めて映画配給を手掛ける、コーヒー文化の潮流を追ったドキュメンタリー『ア・フィルム・アバウト・コーヒー』(2014年・米)。サンフランシスコ、ポートランド、シアトル、そして東京(は、なんとあの大坊珈琲店を取材!)にてシューティングされた同作を手がかりに、「コーヒーとことば」の密接な関係に思いを巡らせます。「ワインをテイスティングするように、コーヒーを語る」ことはできるのか、どうか?? 書き下ろしエッセイです!
仲俣暁生「カフェからはもう、文学は生まれない?」戦前の「カフェー」から戦後の喫茶店ブーム、インスタント・コーヒーから缶コーヒーまで、「いい文学」の背景にはかならずコーヒーがあった。一大大河論考!
大原ケイ「正調コーヒーテーブル小説・アメリカ編」~電子本が流行る一方、「それが小説ならば」とにかく厚く重い本で読みたがるのがアメリカ人!というオモシロ事情をニューヨークより直送。だって村上春樹『1Q84』ですら英語版はわざわざ極厚の一冊本にしてしまうし、ピューリッツァー賞もブッカー賞も「とにかく厚い」本が獲る! そんな最新事情の実況レポートと、「厚い本」の名作小説、いまホットなところ&まもなく登場の作を連チャンでご紹介。これぞアメリカの「小説読み」の真髄(のひとつ)。筋肉ないと本も読めないぞ!(アメリカでは)
好評連載:
高木完「ロックとロールのあいだには、、、」第七回:日本に伝来したヒップホップの最初の最初。映画『ワイルド・スタイル』よりももっと前から、、、ゲスト:藤原ヒロシ、中西俊夫日本ヒップホップ・シーン、カルチャー・シーンの風雲児・高木完が熱筆。「輸入文化としてのロックンロール」をストリート目線でひもとく、ロング・エッセイ第七回。時代は70年代末から80年代へ。今回はついに! ヒップホップ上陸の瞬間を活写! 79年、中学生だった藤原ヒロシがキャッチしたシュガーヒル・ギャング、81年、NYで中西俊夫が目撃したアフリカ・バンバータ……事実は小説よりも奇なり。音楽雑誌には絶対載らない、音楽評論家は誰も知らない、「日本のヒップホップ文化の最初の最初」を高木完がつかまえた! 永久保存版です!
そのほか、連載エッセイ陣も絶好調!
片岡義男「ドーナツを聴く」
小西康陽「レナード・コーエンの偽日記から。」
青野賢一「転がるエロス」
川﨑大助「スタイルなのかカウンシル」