中島みゆき、井上陽水、サカナクション、矢野顕子、電気グルーヴ、ゆず、堂本剛、近藤真彦、福山雅治、サザンオールスターズ、B’z。。

12月初旬にテレ東から電話があり「ワールドビジネスサテライトですが、アナログレコードがなぜ今売れているのか、理由を教えてもらえますか？」と訊かれ、ついでに「今年新作をアナログレコードでリリースされたアーティストさんもご紹介いただけますか？」「視聴者層が一般の経営者層とかなので、そのセグメントでも判る人で。。」とのことで、思いついたのが冒頭の方々。残念ながらその中で当店がアナログ化を手がけたものは電気グルーヴのみなのだが、話しながらもアナログレコードのリリースだけでニュースになるのも今年までなんじゃないか、となんとなく思った。2015年は全国紙や地上波のテレビでもアナログレコードの話を取り上げたものが頻繁に目に付き、日本でのアナログユーザーの裾野拡大も一定のラインを超えたのだと思う。

90年代に、日本の音楽業界が大量生産、大量消費型のプロダクションのビジネスモデルで急速に成長した結果、2000年代には構造的に少量多品種のビジネスモデルにエネルギーを注ぐことが難しくなりアナログレコードのリリース自体ほとんど無くなっていたが、その間もヨーロッパでは安定的にアナログレコードが作成され、廃れることは無かった。特定のユーザー層にとってはメディアとしてのアナログレコードは別段「再評価」してもらう必要も無く、そのフォーマットを愛するアーティストやレーベル群は厳然とリリースし続けていたので、大量生産大量消費型のビジネスモデルが崩れたときに「帰ることのできる場所」のひとつとして再発見された結果が、現在日本で起こっているアナログブームなんだろう。

世界の音楽のメインストリームのプラットフォームがCDからダウンロード販売になり、サブスクリプションへ移行する中にあっても、さほど大きな影響を受けることが無かったのもアナログレコードだった。そんなアナログレコードにおんぶにだっこな当店であるが、専業であるが故にオールジャンルからセレクトすることも可能なので、皆さんとともに2015年を振り返ってみたいと思います。

text: KCMT(JET SET CEO)

 

Masaaki Matsuura（Hip Hop / R&B Buyer）

ヒップホップ系のアナログ・レコードのリリースに限って言えば、D'Angeloの14年ぶりとなる新作の1LP/2LP騒動にはじまり、Kendrick Lamarの大ブレイクを経て、映画『STRAIGHT OUTTA COMPTON』の公開に伴うDr. Dreの16年ぶりの新作フィーバーに終わる1年だったと感じます。そんな2015年の話題作の中から、前述のKendrick Lamarなどメジャー系のタイトルや、ポスト・インターネット世代的なクロスオーヴァー作品を中心にピックアップしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Yusuke Nishi（Hip Hop / R&B Buyer）

非メジャー・レーベルからリリースされたタイトルからの選盤です。販売価格が年々高騰していくアナログ盤ですが、それと比例して、「モノ」として愛着の湧くような、コレクタブルな仕様でのリリースも多かった1年でした。内容的には、長年に渡って愛聴されそうなベテラン勢の作品や、Onraのようにサウンドの旬を捉えた好リリースが話題作となっていたように思います。昨年2014年に続いて7"シングルのリリースも多く、定番ヒップホップ・クラシックスの正規リプレスや、DJユースに特化したリエディットものが数多くリリースされた印象があります。中でも、J.RoccやProfessor Shorthairあたりのカットアップ物は、DJやコア・リスナーのツボをしっかり押さえた好エディットだな、と感心させられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Tomohito Yuge（Japanese Hip Hop Buyer）

昨年から引き続き破竹の勢いだったKohhの活躍、いずれも圧倒的だったMass-Hole、C.O.S.A.、tha BOSSの1st.ソロ・ラップ・アルバムのヒップホップ強度、キャリアを外へと拡げながら着実に自身の内面を強く鍛え上げているOMSBの爆発力、BushmindやKid Fresinoの躍進、通算17枚目を数えたECDの新作の素晴らしさ。と、今年もニューカマー/ベテランを問わず良質なリリースが沢山ありました。加えて、来年以降の本格的な活動が期待されるKandytownや、同じく今後の活躍が楽しみな大阪の至宝、Psycho Patchの鮮烈な1st.アルバムなども、個人的に今年の嬉しいトピックの一つでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hideaki Tamura（House Buyer）

2015年リリースの12インチを中心に選ばせてもらいました。バレアリック重鎮Jose PadillaがTelephonesとコラボレートした話題作を筆頭に、ヴァイナル・ディガー/エディターとしての貫禄をみせつけたVelvet Season & The Hearts Of Gold、Psychemagikによる作品や、Axel Boman、”My Rules”等からの、名実兼ね備えた作品の完成度は圧巻でした。ジャカルタのJonathan Kusumaや、国内若手最有力株Keita Sanoらによる期待を上回る好リリースにも心躍らされました。名門”Rush Hour”からのJames Mason、”Faster Action”の2作品も最高でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Naoki Watanabe (House Staff)

国内アナログ市場の活況に呼応するかのように、今年のハウス・ジャンルでも日本というキーワードがシーンを大いに盛り上げてくれました。"Under The Daylight"が今夏の一大アンセムと化したHikaru Meets Kenichi Yanai、今年だけで2枚のエディット作品をリリースした某大物DJ/プロデューサーによる覆面プロジェクトIkeda X、全9作という壮大なCounter Pointシリーズを完結させたJ.A.K.A.M.等の日本勢のみならず、日本を拠点に精力的に活動するMax Essaや、東京発のレーベル"Snaker"からリリースされたTiago作品も素晴らしく、世界への発信源＝日本を印象付ける1年になったのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Keiko Hoshikawa (Techno Buyer)

昨年から引き続き、Giegling一派による活躍も素晴らしく、その存在感も安定してきた模様でまだまだその動向に目が離せません。シカゴ系の再発ものが乱立するなか、90年代からの秘蔵音源を纏めた作品集をリリースしたJamal Mossや、UKのMark ArcherがTrackman名義でリリースしていた作品の復刻盤、そしてL.AのReconditeによる一連の作品など進行形アーティストに於けるアシッド・サウンドへの回帰した作品も目立ちました。ダンス・フォーマットから若干逸脱したアートフォームなテキスタイルの良作も非常に印象に残る一年でした。また世界のクラブ・シーンを相手にする日本人アーティスト/DJ達の活躍が例年にも増して素晴らしい一年だったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Motoki Sakaguchi (Techno Buyer)

全ジャンル的に活気づく7インチ需要ですが、そんな世相もほぼ関係ないようにリリースされた多数の12インチから選ばせて頂きました。止まることを知らないDJ Nobu、Gonnoを始めとした日本勢の躍進も印象的でしたが、世界各国様々なレーベルから良質な作品が届けられ、我々の耳を楽しませてくれました。その中でもDonato Dozzyを筆頭とするイタリア勢、そして新感覚のハウス・グルーヴで注目のフランス勢とこれまでの主流と見られてなかった国からの作品が特に気になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Junichi Hori（Bass / Leftfield Buyer）

【Bass / Beats】フットワーク通過のハイブリッド・ベース、ロウ・ハウスやインダストリアル・テクノ界隈とも同期しながら良作が連発されたブレイクビーツ・テック・ベース/ストリート・テクノ。重力と低音地獄からの開放が試みられたウェイトレス・グライム。アンビエントやエレクトロニクス、インダストリアルなど「レフトフィールド」領域への数年に渡る積極的な越境アプローチがいよいよ豊かに実を結んだニュースクールD'n'B。WarpがリスボンPrincipe周辺を紹介すべく始動した『Cargaa』シリーズ、etc...。今年もトピックがてんこ盛りでした。来年はヴォーグ・ハウスのフィジカル・リリース増やメキシコNAAFI周辺音源のフィジカル化に期待したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Leftfield】あのCut Handsが音頭に挑んでみせたBlackest Ever Black US支部発の300枚限定コンピLPや、ジャカルタのアヴァンギャルド・デュオSenyawaをMorphosisが全面サポートして作り上げられたモンド・エレクトロニクス盤、PanやSamurai Red Sealなどからベース/グライム/D'n'B畑クリエイターが続々とリリースしたエレクトロニクス/ドローン強力作の数々、'10年代インダストリアルの象徴的存在PowellがXLリリース作で提示した新型EBM、OPN以降のディジタル・ニューエイジとも毛色が異なるObalski流ボタニカル・アンビエント盤など、目から鱗の作品が目白押しの1年でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Gikyo Nakamura（Production Manager / Indie Dance / Indie Rock Staff）

Skylar Spenceのアルバムのロングセラー化が象徴的でしたが、ヴェイパーウェイヴ以降の世代がポップ・ミュージックのフィールドに侵食していく様子にワクワクしました。DiploのフックアップでMadonnaの"Bitch I'm Madonna (feat Nicki Minaj)"を共同プロデュースしたSophieやPC Musicあたりの活動が、もうちょっとフィジカルでもフォローされてくると、インディ・ダンス的な括りでも面白くなっていくのかなと、来年以降の盛り上がりに期待しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Tetsu Kozai（Indie Dance / Indie Rock Staff）

年々盛り上がり続けるアナログ・ブームの中、PhenixやAir、Maroon 5やNew Order等数々の名作が遂にリイシューされました。また、BridgeなどFirestationからのネオアコ発掘も印象的でした。さらに、Libertines、Blur、Charlatans、New Orderなどの大物バンドらが10数年ぶりとなる新作をリリースというのも驚きでした。相変わらず活動が活発なUSインディ・シーンでは、Real EstateのMartin CourtneyやCatwalkのNic Hesslerらのソロ作、Mac Demarcoの元ギタリスト、Peter SagarによるHomeshakeやMild High Clubなどのソフトなメロウ・ポップも個人的にツボでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Saki Adachi (Alternative Rock Staff)

インダストリアルやノイズ、ダーク・ウェイヴ影響下の若手ポスト・パンク勢が、Captured TracksやSacred Bonesを中心としたヒップなレーベルからのリリースを続ける一方で、ここ数年続くサイケ・ブームが徐々にジャンルの垣根を越えて「サイケ・ポップ」というスタイルで、メジャー・アーティストの楽曲にも積極的に取り入れられるようになった印象を受けました。今年で一気に飛躍したバンド、King Gizzard & The Lizard Wizardは、なんと1年で3枚のアルバムをリリース。また、Burger Recordsの強力な力添えもあり、US西海岸インディー・ガレージ勢の威力も衰えることなく継続。昨年末に一時的な活動休止からカムバックした重鎮Thee Oh Seesは、新体制で初のアルバム『Mutilator Defeated At Last』をリリースし、2年振りの来日ツアーを実現させました。同じくSo Calガレージ・シーンを代表するTy Segallは、今年に入ってからプロデューサー業も積極的に行い、表舞台だけでなく舞台裏での活躍にも期待が高まる存在へと成長。その周辺のシーンを追っている人なら既に耳にしたことのあるWandも、King Gizzard & The Lizard Wizard同様、今後の動向に注目したい新生若手バンドです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Yuji Yamada（60's ~ 90's Rock Staff）

春秋のRecord Store Dayでは例年通り再発盤/限定盤が多数リリースされ、今年も盛り上がりを見せました。また、昨年20周年を迎えたフリー・ソウルのアナログ再発シリーズでは、Alzo & UdineやErik Tagg等のソフト・ロック、ブルー・アイド・ソウル系も大好評。Whoの結成結成50周年記念として発売されたボックス・セットの他、Brian Wilson、Pop Group、New Orderなど、ファンの方には待望となる新作リリースも多くあり、アナログ・マーケット市場をまた更に刺激した1年となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Makoto Ono（Nu-Jazz / Indie Dance / Indie Rock Buyer）

2015年を代表する1枚といえば、Kamasi Washingtonの初ソロ作。原点回帰的な作品を発表したRobert Glasperも然り、Kendrick LamarやFlying Lotus以降の現代的なジャズを象徴する存在だったと言えるでしょう。英国では、Matthew Halsallによる美しく端正な充実の新作、EmanativeのSteve Reidトリビュート作品と、スピリチュアル・ジャズの英国的展開をアップデートする動きが印象的。また、ウェスト・ロンドンのクロスオーヴァーの復権も2015年のトピックで、Degoの4年ぶりの新作の躍動感にそれが顕著でした。さらに、80年代からの英クラブ・ジャズ・シーンの記憶を蘇らせるかのようなTwin Danger、Gilles Petersonが監修したモダン・クラブ・サウンド指向のMelanie De Biasioのリミックス集のクロスオーヴァー感覚も今また新鮮。2016年はこの傾向がさらに強まるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

KCMT (Jazz Buyer)
英Jazzman傘下のFryerレーベルを主催するD.J FryerがスタートさせたAthens of the Northの怒濤の快進撃はこの界隈の人間達の底知れぬディギン魂の深淵を覗いたようで、2015年のハイライトと言えるものでした。Jazzanovaによる再発専門レーベルNotes on a Journeyの第一段も、ソフトロックとスピリチュアルジャズを横断するセンシティヴの塊のようなタイトルで今後にも期待を抱かせる名盤。負けじと国内に目を転じると、渋谷HMVの狂ったような和ジャズ怒濤の再発もオリジナルを持っている人間を号泣させるレベルの好企画揃い。耳にすることすら難しかった音源も少なからずありましたが、レアというだけでなく間違いなく今後も聴き続けるであろう愛すべき名演揃いでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Yoshitaka Morino（Soul Buyer）

昨年から予兆はありましたが、今年はディスコ/ブギーの再発やリエディットのリリースが目立ちました。特に、FavoriteやCultures of Soulからコンピがリリースされたカリビアン・ディスコは、今後もさらに発掘が進められるのではないでしょうか。モダン・ソウル/ファンク系では、昨年発足したレーベルAthens of the Northが今年も大ヒット作を連発し、国内の各レーベルからリリースされた再発7"も、ほぼ全作が即完売となる人気振り。Todd TerjeをカヴァーしたGene Dudley Group、今年4枚のシングルをリリースしたNicole Willis & The Soul Investigators、ベテランNew Mastersounds等の現行アーティストのアルバムも充実していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Shunsuke Narimo（Reggae Buyer）

リヴァイバル・ラスタ・ムーヴメントが盛り上がる中、UKのPressure Sounds等に代表されるレーベルからのストイックなルーツ作品のリイシュー、またBob Marleyの全Island作品のリイシュー等もあり、現行/再発ともにルーツ・ロックな作品が多くリリースされた一年でした。また、『Randy's Dub』はじめ、レアなダブ作品のリイシューも国内外で積極的に行われ、充実した作品群に触れることが出来ました。現行のラスタ・アーティスト達の楽曲は、バンド・スタイルの生音が中心というのもあり、そのメッセージ性とともに力強い熱気を感じさせてくれます。これからもまだまだ目が離せません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Akio Kosakai（Japanese Buyer）

2015年もJET SET Products部門では、たくさんのアナログ盤やCDを制作・流通させていただきました。昨年最高を記録したリリース量はさらに上回り、ニュー・リリース作品だけでなく過去の作品のリイシュー盤のリリースも増えた一年でした。また、メジャー・レーベルのアナログ盤のリリースも活発になってきており、月に一度はレコードストアデイのような忙しさがありました。そのレコードストアデイ商品をはじめ、2016年リリース予定作品も既にいくつか準備中です。来年もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Shuto Kabeya（Japanese Staff）

2015年も本当に沢山のバンド、ミュージシャンが意義と気概に満ちた力作をリリースした1年でした。今年取り扱いさせていただいた自主制作盤では、ベストセラー作品のひとつであるビーフが印象に残っています。2015年に発足した新レーベル、Kilikilivillaの独自のアティテュードには新しい胎動を確実に感じ、指針となるべきレーベル・コンピレーションは特筆すべき内容でした。アナログ盤では、Second Royalレーベルが若手から古株まで7インチをコンスタントにリリースし、新旧世代をつなぐようなインディ魂を感じました。